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池袋の刀屋にいったらシャッターが閉まっていた。
前にも定休日に行ってほぞをかんだことがある。学習しない奴です。
仕方ないので四ツ谷三丁目の羅無櫓。
官兵衛さんと話しながら一杯、三岳お湯割り。
そののち銀座にでてアップルストアと二丁目の画廊を冷やかす。
新橋でスペイン立ち飲み「バルビエン」に寄る。
大海のお湯割りを啜りつつ常連さんと話していると編集S氏から電話。土曜日に版元で最終校正をやることに。
デジタル時代ってのは凄い、校正が終わったら一週間で本になるらしい。
池袋で乗り換えを待つ間に屯所「BETTTAKO」に寄る。
莫祢氏の味わいテーマに常連爺と談論風発。鶴見で〆。
いつもながらカウンターでとぐろを巻く常連のつわものたちの毒気にあてられる。早々に辞去。
所沢で百味に寄る。
熱燗(ねのひ)を一本。店長と酒の話、中国人従業員と漢語会話の稽古。
帰宅してかみさんとのダイヤメは大和桜ヒカリ。
よく飲んだ(ように見える)けれど、それぞれのお店で1〜2杯づつ。ほとんど営業妨害?
さて、例の『薩摩焼酎の回顧』本からひろったちょっと面白い話。
大正15年の「酒類増税」の折に、鹿兒島縣酒造組合聯合會評議員の方々が大蔵省に陳情した言葉です(現代風に書きなおしています)。
「鹿児島、宮崎両県で産する芋焼酎は、下級農民および労働者階級が飲用するものでありますから、増税なきよう陳情いたします」
これに対する大蔵大臣の返答(同様)。
「いや、酒や焼酎にはまだまだ増税の余地はある。なぜなら、全国の料理屋において(客の男たちが)未成年の藝妓らに酒を奨めて(彼女たちが)これを飲み干せないために無駄に空ける酒が一年に何万石あるか諸君はしっているか?もしこれが洋酒のように一杯の値段が高価であれば決してこのような乱雑なことはなさぬであろう。それゆえに、増税の余地は十分にあるのである」
めちゃくちゃな論理ですな。
下級農民や労働者階級は料亭で飲むのではない。
芸者を呼ぶような高級な店で、若い女たちに酒を強いるのはだいたい金持ちの旦那衆と決まっている。
であるが、評議員たちはその蔵相の言葉に対しおそれいり奉り、陳情書も提出せずに鹿児島に帰ったというから、すごい時代であります。
この大蔵大臣は浜口雄幸。のちにライオン宰相といわれた豪胆果断な土佐人だ。料亭政治が嫌いだったという。「酒も焼酎も、なにがなんでも増税!」ってのもそのとばっちりでしょうかね?
陳情に行ってきた吉村評議員は元酒造組合聯合会の会長であり、鹿児島市新町で「白露」を造っていた蔵元。吉村氏はじつは蔵相の言葉<の内容>に恐れ入ったのではなかったらしい。
増税阻止がむつかしければ、「交付金」の請願の道ありとその後も活動を続けて、約一年後にその目的を達成したと追想文にあります。さすが薩摩人。
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まこて役人は古今問わず税増収のこっばっかいしか考えんでな〜。
税のあり方も経済活動とリンクすればよかたっどん、焼酎もじゃったどん発泡酒や第3のビールのごっ、もっと税を取れそうち思ったところを狙って来っでな。酒税が安い→商品が売れる→税収増ちサイクルで考えてくるっとよかたっどん・・・。
2010/12/4(土) 午前 9:23 [ nishi_dc ]
酒の管轄官庁が、国税ではなく国家文化省(なかどん)じゃっとがよかとかんしれもはん。醸造試験場も国税庁じゃっでな〜。
2010/12/4(土) 午前 9:54 [ nig*r*i ]