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お喰積(くいつみ)、床の間の鏡餅、年越しそば、明けて、恵方で汲んだ若水、儀式としての屠蘇・雑煮、初詣、年礼……
明治以前のただしい正月を迎える儀式は、一部残ってはいるけれどほとんど形骸的だ。
年末の大掃除や飾り物など、正月を迎える準備(儀式でもある)にもさまざま。
江戸の昔は身分職業によってもみな違う動きで慌ただしかったらしい。
江戸を舞台にしたドキュメント(厳密にそう言えるかはおいといて)、ちゃんと考証された時代創作ものなどを読んでいると、あの時代の価値観、文化規範の多様さ、人の誠実さ、本来のゆとり、楽しさなどを感じる。
30日の夜。
大掃除や買い出しの手伝いなどで忙しい一日だった。
カミサンはまだまだお節造り…。
例年大晦日までかかって造る京都風のお節は実家の義母直伝。
娘たちにも手伝わせている。こうやってささやかな伝統も継承されてゆくのだろう。
夕食がおわり、自室で読書。
江戸の定年後、大江戸神仙伝、江戸名所図会、江戸役職図鑑、江戸釣魚大全などなど摘み読む。
居間では下の愚娘がテレビをつけっぱなしにして年賀状を書いている。
テレビでは芸のない芸人がタイツを着こんで騒いでいる。
女装したおかまと裸の芸人のからみもあった。
どこのバラエティをみても似たり寄ったり。
思うに、日本及び日本人の文化程度は幼稚化と低劣化の一途をたどっているのではと思うほど。
禁酒二日目の焼酎オヤジは血圧があがってきたので、自室に帰りこれを書いている。
やはり禁酒はやめて節酒にしよう^^;;。
武蔵藤沢の南星(ナボシ)屋酒店さんで購入した「利八」(吉永酒造)の口あけといきますか…。
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