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いま日本のどこにもコンビニの明かりが灯っています。どんな街にも、そして路地裏にも、人の暮らしがあるところにはコンビニがあります。自由化以来、ほとんどのコンビニで酒が販売されています。
あるデータベースによるとその数は45,637店。その位置をプロットすれば日本の地図が描けます。その意味も伝わってきます。以前、仕事場のシステムを使って作ったマップです^^;;
イスラム国家をのぞけば世界は酒に浮かんでいる。
日本はこのコンビニマップが示すように、酒で形作られていると言って過言ではないようです。
いま読んでいる本。
海野 弘 『酒場の文化史』 (1983年/サントリー博物館文庫)
神崎宣武 『酒の日本文化』 (1991年/角川選書)
和歌森太郎『酒が語る日本史』(1971年/河出書房新社)
海野さんの本は中石器時代(紀元前1万年前)の洞窟での酒盛りから1920年代のロンドンのバーにいたる時間軸の中で「人と酒と文化」を描き連ねている壮大なもの。そのわりには200ページの小冊子、850円。お手軽に読めますが内容は濃い。そして面白い。おそらく絶版でしょうが探してみる価値ありです。
神崎さんの本の中で印象に残った部分。ある杜氏の言葉です。
「いまは最初から口当たり、飲みやすさだけを計算して作るわけで、まあ、それはそれでよろしいんですが、試験管酵母に頼り、冷暖房装置に頼り冷蔵庫に頼り、ワインを横眼でにらみながら造っているんですなあ…。酒造りもかわりました」
和歌森さんの本、これまたおもしろい。
土佐の「長宗我部掟書」に触れています。
まず、身分の上下を問わず、大酒は禁止する。罰も決められていて、軽い場合、罰金。重い者は斬首。つまりそこまで決めないと(たぶん決めても)大酒のみ故の殺伐な事件や騒動が多かったということだろうと筆者は言っています。
酒は本当におもしろい。
拙著『焼酎はおもしろい』(世界書院)が本日発売。主要書店に並び始めたようです。お目に着いたら手にとってみてくださいまし。
http://www.amazon.co.jp/%E7%84%BC%E9%85%8E%E3%81%AF%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%84-%E5%92%8C%E7%94%B0-%E5%8D%9A%E6%B8%A9/dp/4792721148/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1294891885&sr=1-1
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いよいよ今日からですね。
たくさんの人が読んでくれるといいなあ。
2011/1/15(土) 午前 7:53 [ 一円大王 ]
コンビニの位置をプロットすると日本地図が描けるというのも面白してな。全国津々浦々人のいるところ小売業の主力をなしちょったっな〜。この地図で南さつま市の野間半島が欠けておいもした。やっぱい高齢過疎の地域にはコンビニは進出せんたっな。
秘剣どんの本はamazonに注文しもんでな。
2011/1/15(土) 午前 8:43 [ nishi_dc ]
一円大王さん、ありがとうございます。どうなりますやら…です。
しかし、読んでいただいた方々からの反応(良し悪し含め)が楽しみでもありますね。
nishiさあ、野間半島は酒造り衆の聖地じゃっとに空白地点ちゅうともとぜんねですね。アマゾンは来週から再開のごっあっです。よろしゅおねがいしもんでな〜。
2011/1/15(土) 午前 11:42 [ nig*r*i ]