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『タッポーチョ 太平洋の奇跡』(祥伝社黄金文庫)を読了した。
大和魂、ということの真の姿を描いた映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の原作(最初の刊行は、昭和57年)。
舞台は総攻撃で玉砕したあとのサイパン。
生き残った兵たちを率いて戦い続けた(ここが大事)大場大尉を描いた作品。
なんといっても、この作品は、大場大尉の指揮する部隊と戦った米軍側のひとりの将校が書いたものという一点に不変の価値がある。大場大尉が守り抜いた二百人の民間人。最後まで戦い続けた兵隊たちの姿を原作も映画も非常によく描いている。
原作と映画作品が若干違うのはありがちのことだが、現地で戦った敵味方(大場大尉とドン・ジョーンズ氏)が共同して原稿の完成に時間をかけたという。ジョーンズ氏の描写にある創造的な描写には、アメリカ側からの見方として許容できる範囲で大場氏がオッケーを出したともあとがきにあった。
映画を先に見たのだった。
昭和20年12月1日に、大場大尉とその兵たちが隊列を組み日章旗を先頭に隊伍を組んで堂々と行進してくるシーン。
しゃべっていた米兵たちが姿勢をただしたシーン。大場大尉が剣を抜いて「刀礼」で米軍司令官に敬礼したシーン。
日本人の命がけの敢闘精神、こと破れてのちの潔さ、破れてなおただしく統制された軍隊であったこと…原作の文章と、写真をみて映画の(ママ)だったとわかった。
原作者のドン・ジョーンズ氏が書いている。
「この人たち(日本人の若者たち)は、自分たちの父や伯父たちが、自分たちの国を守るために戦った精神について何も知りませんでした。もっと驚いたことには、彼らになんの尊敬の念も払っていないことです。彼らは世界の戦士たちのなかでももっともすぐれた戦士たちでした。私は、日本の兵隊たちと3年戦ってきたから、よく知っています」
そして、氏は、この作品によって大場大尉に代表されるような、誇りにおもう先人たちの戦いの物語が日本の若い人たちにとってだけでなく、その子供や孫にとっても誇りの源泉になるだろうし、それが著者の願いだと言い切っている。
1982年11月の日付のある「あとがき」である。
いま、日本の政権をになっている連中が青年の頃だ。こんなことをこの素晴らしい作品に触れたあとで書きたくはないが、ドン・ジョーンズ氏の願いが叶うのはやっとこれからかもしれない。
そのまえに日本人は、ドン・ジョーンズ氏が書き遺した事とそのときに生きた日本人たちに対して恥じなくてはならないのだろうと思う。
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よか本ですね。私も早速頼まんなら。
こん映画と本は永田町に生息する政治屋共にこそ読んで欲しかどん、日本の軍隊=悪の権化ち思想に凝り固まっちょ頑迷固陋な売国奴ばっかいじゃっで、せめて青少年にこのような話を伝えていかんとすまんですね。
2011/2/22(火) 午前 9:51 [ nishi_dc ]
そいを外国人、それも日本軍とたたかったアメリカ海兵隊の軍人に言われる日本人ち、どしこ敗戦呆けでもひどかもんごわんどなあ。福田元総理大臣が「支那の人のことを考えれば、靖国に行くのはいかがなものか」と発言したち聞いて血圧があがいもした。先人へのただしい評価と尊敬の念をもてない(教育をしてこんかった)国と国民は滅びるちおももんど。いまの左翼売国政権の末期と日本の命運が重ならんじほしかですが。
2011/2/22(火) 午前 9:59 [ nig*r*i ]