ひるね蔵ダイヤメ日記

芋焼酎すきな飲んべえの徒然です。

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かみさんの加入している「生活クラブ生協」の関係で、今週火曜日から所沢の介護施設(デイケアです)のお手伝いをしている。
主な仕事は介護車両(車椅子リフトなど設備を搭載)での送迎。
これが簡単ではない。

ヘルパーさんを頼んでいるご家庭は迎えは時間厳守、一人暮らしのお年寄りは家族との連絡、利用者の体調変化にも気をつける。お年寄り同士の人間関係にも(車両には七人乗車)。
もろもろ勘案して所沢全域を二班に分けてピックアップの順番を組み合わせる。小型バスのような送迎車なので(普通免許で大丈夫?とつい聞いた)内輪差の大きな車両を運転する(しかも発進と停止はもちろん道のギャップの状態にも気を使う)のは大変だ。

しかし、80〜90歳という年代の要介護お年寄りと接するのは言うに言われない味わいがある。
多少認知のはいった方も多いのだが、そういう方々も含めてみんな例外なく若い人にはまねのできない深みを持った個性をにじませる。

お年寄りの自宅につく。
介護師に抱えられてあぶなっかしい足取りでバスの席を立つ。
「運転手さん、ありがとうねえ」とやさしく静かな笑みを浮かべて車を降りてゆく。
玄関で家族が迎えに出ている家もある。
一人でドアの向こうに消えてゆく人もいる。

おとといの地震。
家族との連絡をとりつつ、臨機応変の運用を強いられた。
独り暮らしのお年寄りなら、家のなかにガラスの破片など散乱していないか、余震で落下する可能性のあるものなどないか、そんなことを車両に同乗する介護スタッフと相談しながらの業務となった。

人形作製販売のお店をやっていた(廃業している)ご老人は独り暮らし。
部屋の中は棚から落下したものが散乱していた。
娘さん一家に連絡がついた。駆けつけてくるまで何もせずにじっとしていてくださいとお願いして、次のお宅に移動した。
いつもなら五時過ぎには終わるのだが、昨日はセンターに帰ったのは七時。
いろいろなこと、なによりお年寄りの「静かな強さ」を感じた一日だった。

カラカラから。

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いぜん、「酒の器も、おもしろい」というタイトルで駄文をかきました。
黒ヂョカがやっぱりよかです…的な文だった。その中に、酒器の名前として「カラカラ」という名前をいれたら、岩川の農士、からいも屋こと竹下さんが、

「ぢょか、ちゅうとはわかる人が(他県ののんごろにも)いるだろうが、カラカラは、わからんとじゃなかね?(概意)」

じゃろかい?
じゃっかんしれんどな…。

と、いうことで「からから」の写真を撮ってみた。
メーカーの記念品もある。
奥の逸品は、熊本の人吉で武者返しを造る寿福酒造場さんのもの。手前は鹿児島川辺の尾込酒造さんのだ。形も色も、いろいろあります。
この酒器は、割って置いた酒をいれてあたためる黒ヂョカみたいな使用方法ではない。むかしよく見た風景はこうです。

オヤジたちが広間でぐでぐでと飲んでいる。ご婦人たちは台所で大忙し。デカイ薬缶に焼酎と水をいれて火にかけてあたためる。
そのヤカン焼酎をどぼどぼと「カラカラ」に移して、次々に広間に運ぶ。料理を運び、カラカラを運ぶ。その繰り返し。したがってこの酒器は、公民館や集会所には沢山用意してあるものだった。そんなイメージがある。

しかし、もうほとんど見なくなった。
町でも家でも、コップとポット。それはそれでいいんだけれど、たまに昔の飲み方もしてみたいと思う、のんごろ@今夜は禁酒続行酎…であります。

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『タッポーチョ 太平洋の奇跡』(祥伝社黄金文庫)を読了した。

大和魂、ということの真の姿を描いた映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の原作(最初の刊行は、昭和57年)。
舞台は総攻撃で玉砕したあとのサイパン。
生き残った兵たちを率いて戦い続けた(ここが大事)大場大尉を描いた作品。

なんといっても、この作品は、大場大尉の指揮する部隊と戦った米軍側のひとりの将校が書いたものという一点に不変の価値がある。大場大尉が守り抜いた二百人の民間人。最後まで戦い続けた兵隊たちの姿を原作も映画も非常によく描いている。

原作と映画作品が若干違うのはありがちのことだが、現地で戦った敵味方(大場大尉とドン・ジョーンズ氏)が共同して原稿の完成に時間をかけたという。ジョーンズ氏の描写にある創造的な描写には、アメリカ側からの見方として許容できる範囲で大場氏がオッケーを出したともあとがきにあった。

映画を先に見たのだった。
昭和20年12月1日に、大場大尉とその兵たちが隊列を組み日章旗を先頭に隊伍を組んで堂々と行進してくるシーン。
しゃべっていた米兵たちが姿勢をただしたシーン。大場大尉が剣を抜いて「刀礼」で米軍司令官に敬礼したシーン。

日本人の命がけの敢闘精神、こと破れてのちの潔さ、破れてなおただしく統制された軍隊であったこと…原作の文章と、写真をみて映画の(ママ)だったとわかった。

原作者のドン・ジョーンズ氏が書いている。
「この人たち(日本人の若者たち)は、自分たちの父や伯父たちが、自分たちの国を守るために戦った精神について何も知りませんでした。もっと驚いたことには、彼らになんの尊敬の念も払っていないことです。彼らは世界の戦士たちのなかでももっともすぐれた戦士たちでした。私は、日本の兵隊たちと3年戦ってきたから、よく知っています」

そして、氏は、この作品によって大場大尉に代表されるような、誇りにおもう先人たちの戦いの物語が日本の若い人たちにとってだけでなく、その子供や孫にとっても誇りの源泉になるだろうし、それが著者の願いだと言い切っている。

1982年11月の日付のある「あとがき」である。
いま、日本の政権をになっている連中が青年の頃だ。こんなことをこの素晴らしい作品に触れたあとで書きたくはないが、ドン・ジョーンズ氏の願いが叶うのはやっとこれからかもしれない。
そのまえに日本人は、ドン・ジョーンズ氏が書き遺した事とそのときに生きた日本人たちに対して恥じなくてはならないのだろうと思う。

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(Nikon D60 125mm Macro F5.6/2" )


陶器やガラスや、はたまた竹や木製のもの、酒器にはさまざまあります。
薩摩に関していえば、からからとヂョカでしょうか。
盃もいろいろですが、とりあえず置いておく。

酒器と飲み方はもちろん連動します。
黒ヂョカやからからでロックを飲む人はいない。
お湯割りをじっくり楽しむには、私見ですが黒ヂョカがいちばん。

もちろん、学校の小使い室においてあったようなやかんでまとめて燗をつけてコップでのむ、ポットからコップにお湯を入れ四合瓶から焼酎を注いでのむ、こういう飲み方もまたいいのものです。

黒ヂョカに前もって割って置いた焼酎をいれ、囲炉裏の熱い灰(へ)の上に載せてじっくりとあたためる。
気の急くむきは、五徳に載せて炭火をひとつふたつその下に置いて燗をつける。

かすかに湯気がたちあがるくらいの温度で飲み始める。
次第に温度がさがってくるのに添って、あじわいがゆっくりと変わってくる。
ぬる燗ほどの温度で美味い酒、もすこし冷えてさらに甘くなる酒、さまざまです。

ときに黒ヂョカに原酒をいれて燗をつけてくれる居酒屋店主もおられますが、まあ、それも非常に美味しい飲み方。
焼酎の楽しみは、焼酎そのものだけでなく、飲み方、飲ませ方にもふんだんにあるものですね。
だから焼酎はおもしろい。

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「座売り」といえば、昔の呉服屋の象徴的な売り方。

いまでもお正月などにはこれをタイトルにした賑やかなイベントも多い。
日本橋三越が座売りを廃止し、展示販売にしたのはもう百年以上前だ。
それまでは小僧が奥から反物を出してきてお客のまえに広げ、客のランクに応じて手代や番頭が接客していた。

座売りと展示販売との違いはなんだろう。
販売の効率化という面ではなく生活者インサイト(ふるい?)から考えるとこれは単純。
座売りは専門家が客の希望に応じて、あるいは客の様子に合わせて選び勧める。つまり店が選ぶ。展示販売は、客が選ぶ。

店がお客を知らなくてはできないこと。また客が売り手を信頼しなくては成立しないマーケティングである。

営業効率をはかるのは企業として当然だけれど、基本にあるのはこの「座売り」マインドだろうなあと思う。

蔵元さんが一堂に集まり、参加したのんべえたちとじっくり話しながら酒をすすめる「試飲会」もいってみれば座売りだ(参加者の数をほこるだけのイベントは論外)。

蔵の営業さんが特約店をまわり、その店の顧客を取り込んでのコミュニケーションを図るのもいわば座売り。

そうそう、客を目の前において語りながら酒や料理をすすめる居酒屋なぞ、まさに座売り。
そこにはコミュニケーションがあり双方の満足が生まれる。

マーケティングのマインドはやはり「座売り」じゃないのかと禁酒日あけのオヤジは思うのであります。

(画像の無断引用は禁止です。(c)hirune_2011)


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