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無条件の「場所」がふたつある。
ひとつは鹿児島県の知覧、特攻記念館。
ひとつは九段の靖国神社。
敗戦の日のきょう、参拝された知人も多い。
静かな昼下がりにひとりお参りするという人もいる。
知覧の記念館には家族で行ったことがある。
まだ小さかった子どもたちが、南の空に散った若者たちの、しっかりときちんとそして哀しく綴られた遺書を黙って読んでいたのが記憶に残っている。
きょうは家族がみな出かけた。
かみさんは仕事でこの暑い中そとを歩き回っていた。
一日中、デスクで作業。まだ絵を描く、という段階にあらず、スナップの積み重ね作業だ。
外国との戦いを、元寇から、先のたたかいまで例のてんこもりイラストで綴る。
文禄慶長の役はもちろん義弘公。薬丸壱岐守は想像で描くしかない。薩英戦争、錦江湾での砲戦(ゲリラ切り込み未遂もあるけれど)を描くには生麦での出来事も描かなくてはならない。
そういえば、生麦事件って、なに?という方が多いかもしれない。
島津の殿様の行列を乱した英国人を薩摩藩士が斬ったというくらいはご存じかもしれない。しかし、この事件は幕府打倒、開国へという動き、つまり明治維新へと薩摩を突き動かしたターニングポイントだった。
文久二年の8月21日のことである。来週ですね。
あすは剣術関係の会合で午後から外出。
江戸にゆくことが少し多い。
あさっての月曜日も新橋行き。
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