ひるね蔵ダイヤメ日記

芋焼酎すきな飲んべえの徒然です。

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納会に至る。

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かしこくも天長節の本日。
当地西東京の空は雲に覆われて日は差していません。
それでも、雲の上には明らかな日輪が輝いているわけで、この雲を払う勢いで頑張ってゆきたいと思います。
すめらみこと、いやさか!

本日は薬丸自顕流顕彰会東京道場の稽古納め。
一年のあいだ様々のことがありましたが、同門一同さしたる怪我も事故もなく無事に稽古を納めることができます。ありがたいことです。

夜は新宿の中華「大陸」(水餃子が美味い!)で宴会。
明日は仕事は休みの予定にしております^^;

画像は先年お伺いした蔵の、おそらくは最終蒸留のとき。ちょうど今頃だったと思います。
アルコールメーターが揺れて、最初の酒が迸る瞬間はまさに感動します。
日本酒だと「亀口」から出て来た瞬間、焼酎だとこのメーターを包みこむように噴出する瞬間でしょうか。

「産まれる」という実感を味わえる時。

来年もたくさんの感動が生まれます酔うに!

時はゆく。

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平成24年、薬丸自顕流顕彰会東京道場の稽古もあと三回となった。
一年の間にあたらしい入門者も多く迎えた。

この時代に古流、それもかつては辺境の独立国といっていい薩摩の秘剣を学ぼうとする人たちがいることに、逆に驚愕する。
「薬丸自顕流には、出口はないんだよ^^」と、まだ20代の若者に先輩が気の毒そうに言う。
彼の笑顔には、出たくないしと書いてある。

「年寄りですが、稽古に参加できますか?」という50代の方からのメールもあった。
50代だろうが60だろうが決めた時がスタート。
人は体格も体力もそれぞれ違います。
その人にあう稽古の方法があります。
「ダメ」という言葉は当流にはない。

「こんな武道やスポーツを、何年もやってきました」という方もたまにいらっしゃる。
「経験はすべて捨てていただきます。まったくの白紙で来てください」と返事すると、まず10人中10人は姿を見せない。先週も一人いた。

当流道場も、来る人を選ぶようになったのはこの2年ほど。
道場の空気(人の和含めて)が設立以来七年近くの時間で固まってきたためでもあるかもしれない。その和に溶け込める人かどうかを見ることにした(技のことにあらず、心情性質をみます)。

薬丸自顕流は平安時代にルーツをもつ1000年の剣。
それが現代を処世する人に教えることも非常に多いと想う。
また今を生きることに活かすのでなければ意味は少なくなる。

画像は大晦日の鹿児島上町の「若宮神社」での年越し稽古・奉納演武。
東京から若い人たちが薩摩に行き演武する。若宮神社の宮司や巫女さんたちはかがり火を焚きいてこれを迎える。
稽古・演武が終わると心づくしのゼンザイを振舞ってくれる。

東京道場から何人もが薩摩に折節に渡り、稽古や演武を本部道場の同門と共にするようになった。

薩摩が第二の故郷という同門もいる。
酒が飲めなかった若い同門が、芋焼酎にのめり込んで鹿児島の酒屋さんに通いつめている。
鹿児島の女性と結婚し、本籍を鹿児島に移した同門もいる。

みんな、おかしい。
愛すべきおかしさであります。

きょうは練馬自衛隊での稽古。
怪我もなく活動してこれたこと、そして道場運営に挺身してくれる同門の皆さんに感謝。

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さて、朝も早よからこんな話題でごぶれさあ(鹿児島弁で、すみません)。

鹿児島には清酒蔵は一場もありません。
県下約100場を数える酒蔵は、焼酎蔵だけであります。
企業のイメージプロモーションとか話題性喚起とかの(たぶん)ために清酒を小仕込みで造った会社はありますがね。それはおいといて。

で、これはなんだ?これはどこだ?
白い泡のたつもろみ、やぶたとおぼしき絞り機。

鹿児島であります。
東酒造さんという焼酎蔵ですが、むかしながらの灰持酒(あくもち酒)をも造り続けているんですね(製品名は「黒酒」)。
絞る前に木灰で作ったアクをもろみに投入して火落菌などの増殖を防ぐのだが、「火入れ」で酵母を止める清酒と違い、麹菌がもつ酵素が生きているので色々とその効能が活かせる酒と言うわけです。ちなみに料理に使うと和洋中問わず材料の旨みが増しタレなどの調味仕上げにも効果は絶大(実証済み)。

でもこの画像だけみれば清酒蔵と間違うかもしれない。
このタンクの横にはちゃんと河内式の常圧減圧兼用蒸留器が設置されておりました。もちろん、この酒には使いませんが。

ところで日本酒の醪から原酒と粕はどのくらいの割合になるんだろう。
昨日の和甕の画像に読者さまからご下問があった。
500リットルの甕にはいったもろみを蒸留すると約160Lちょっとの焼酎原酒ができますとお答えしたのですが、さて清酒はどうなんだろう。
焼酎の場合はもろみに蒸気を吹きこむので粕はそれを吸いこんでもろみ段階よりカサが増えるらしいですね。言われてみれば、なるほど!清酒にはそれはないんでしょうが。

本日も泡たてないで、もとい、あわてずに(心のなかで泡消し器を回しつつ)過ごしましょう。

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年賀状を刷りながら同時に宛名とコメントを書く作業を進行。
あれ、これって「並行複発酵」という酒造りのメカニズムに似てないか?(ちがう)
朝四時、外は黒麹のもろみのように暗くて空もまだ見えない。
雨の匂いはしないから、さいわい崩れそうにはないけれど。
まいど、朝からすみませんね(^^;)

日本酒のお蔵さんをもっぱら訪問しておられる方には馴染みはすくないかもしれませんが、俗にいう「焼酎麹」は大別して白麹、黒麹があります。
阿佐ヶ谷の居酒屋「かわ清」の女将は、「焼酎麹で清酒を造ったのがあるんだそうね!」と言ってましたが、黒麹で仕込んだ清酒があって、すこし飲んだことがある。もちろん酸味が強いものでしたが。

逆に清酒用の黄麹で仕込む焼酎も増えている。
御存じのように焼酎麹は酸をだしますからもろみが温度に対して安定する。だが黄麹仕込みの焼酎製造は難しく、場合によっては補酸を行う。
ある焼酎の裏ラベルに、「黄麹仕込み・補酸なし」と書いたものを見た。杜氏の意気を感じる一文でした。

黄、黒、白というだけあって、麹はそんな色をしている。
焼酎の国の人は黒麹などのもろみは見慣れているけれども、清酒の造り手さんたちはもろみが黒々と泡を吹いている風景はそう馴染みではないのかも知れない。

画像は本坊酒造さんの「郷中蔵(ごじゅうぐら)」の和甕の様子。
二次もろみです。黒麹仕込み「美・鹿児島」を蒸留する直前の様子です。

さて、年末に向けて加速する時期になりました。
泡たてないで、もとい、あわてないで頑張ってゆきましょう!

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