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ボランティア活動を単位に認定 文科省、大学に通知
辻元清美首相補佐官は22日、災害ボランティア活動調査のため来県し、県庁と県社会福祉協議会を訪れた。辻本補佐官は東日本大震災で学生のボランティア活動が授業と関連する場合は、単位として認めるよう文部科学省が全国の大学などに通知したことを明らかにした。
文部科学省は全国の国公私立大学などに対し、ボランティア活動が授業の目的と関連する場合は単位として認められることや、学生が活動に参加しやすいよう配慮することなどを通知。大学側が被災地での学生のボランティア活動を促す目的で行ったという。単位として認める範囲は各大学ごとに判断する。
辻本補佐官は、ボランティア活動を行う団体に対して被災地までの高速道料金がかからない制度についても説明。本県では県災害ボランティアセンター(盛岡市)で受け付けを済ませ、同センターの調整後に支援に向かう団体は、高速料金がかからないことなども示した。
県庁を訪問後、避難所にもなっている盛岡市三本柳のふれあいランド岩手を訪れ、同センターを運営する県社協関係者と意見交換。
辻元補佐官は「災害ボランティアセンターのマンパワーや機能強化のために国としても財政的な支援などをしていきたい。宮城県では国と県、同センター、NPOなどが連絡会を組織し連携を図っている。岩手でもそういった会議を開くことを提案した」と述べた。
(2011/04/23)
これは大賛成である。
ただ、もう一歩踏み込んで考えてもらいたい。
>学生のボランティア活動が授業と関連する場合は、単位として認めるよう文部科学省が全国の大学などに通知した
こういう条件がつくと、果たしてどれだけの大学がその対象となりうるだろうか。
学生のボランティア活動が授業と関連するような授業が行われている大学は福祉系でない限り、ほとんどないのではないだろうか。
勿論、
>単位として認める範囲は各大学ごとに判断する
とあるが、本気で文科省が考えるのなら、「判断」を任せると書くより、「ボランティア活動が授業と関連する…」等と書かない方がいいであろう。
また、ボランティア活動を促すの大賛成であるが、単位として認めるということは、大学の授業の一環としての活動である。
つまり、怪我や病気、事故、災害に学生が巻き込まれた場合、その責任は大学にあるということになる。
こうなると果たしてどれだけの大学が、積極的に実施するか疑問を感じる。
これはこの通達を否定しているわけではない。
大学で勤務しているだけに、想像できる大学の考え方である。
もし、文科省が本気で考えるのなら、
①無条件で卒業単位として認定。
②ボランティア活動を行う学生の安全に関する責任は国が負う
という2点を明確にしないと、大学は二の足を踏むであろう。
もし、実施するとしたら、おそらく被災地以外の大学では夏休みを利用して行うだろうが、その際の往復交通費を国が負担してもよいのではないだろうか。
また、医学関係学部・専門学校の学生達に対しては、単位認定以上の条件を出して、現地でのボランティア活動に従事する学生数を増やす努力をしてもよいのではなかろうか。
医学を志す若者達にとって、貴重な経験になるであろうし、医師が圧倒的に不足している現地医療関係者の負担を少しでも和らげることができるのではなかろうか。
今回の文科省通達は大いに評価すべきであり、応援したいが、ただ大学に通知を送るだけでなく、それが実施される大学が一校でも多くなるよう、さらに踏み込んだ
環境づくりを政府で行っていただきたい。
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こんばんわ。
私は大学生活というものを送ったことがありませんからピンときませんでしたが、なるほど、そういう側面があるんですね。
2011/4/23(土) 午後 9:29 [ 作事奉行 ]
作事奉行さん
こんばんは。
残念ながら、私の知る限りにおいての大学は、一昔前の役所のようなところです。
そして、責任というボールのキャッチボールの名手がたくさんおり、いつも学生や私達のような学生支援部門の最前線に立つものがしわ寄せをうけております。
2011/4/23(土) 午後 10:32 [ 樺太市民 ]