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はー、思えばキツい3ヶ月だった。いくらもとの、慣れた仕事とはいえ、1年半も経ってれば内容もかなり変わり、しかも『ISO取得』に向けての真っ只中。会社全体がタイヘンなとき。と同時に人間関係がまたねー。隣の席のAさんは「彼女のせいで入った女の子5人辞めたの」というウワサもあるほどの人。。。なるほどグチは多い、イヤミは多い。相手の言ったことを悪いほう、悪いほうへと解釈し、
「私なんか、必要ない人間なのよ。はるどんさんは課長のお気に入りだものね。一度やめた人呼ぶんだから相思相愛ね」
一時はメゲそうになり、相談出来る様な人もなく、というか、自分自身が相談できる状態になく、いつも孤独感を感じてて、こんな状態が一生続くかのように考えたりもしてた。
でも、とにかく仕事はこなせなくちゃと思い、どうしたらもっと早く、もっと正確にできるだろう、今の入力処理するだけで手一杯なんてのじゃなくて、「生産管理」本来の仕事、こちらから現場に突っ込めるような仕事が出来る様にとがんばった。それこそ、10秒がもったいないと思うくらい、
「ファイルが開くまでの10秒でこれをやろう」
って感じで。毎日毎日、ムダをそぎ落とすように仕事してたら、今週に入って急に世界が開けちゃった。
ぜったいに残業なしでは終わらない、と思っていたのに今日は時間が空いて他の人の仕事も手伝えるほどだ。そうなると人間関係もうまくいく。だって忙しい中、「手伝おうか?」と言われれば誰だってうれしいはず。隣の席の彼女も私がてきばき仕事して見えたのか、特に今日はめっきりとおしゃべりが減った感じで、私が定時に「じゃ、お先に」
と言うと
「ええっー、すごーい、仕事速いね」
彼女に対しても最近は私自身が友人に、
「Aさんってかわいいところあるよ」
と言えるくらい自分に余裕が持てた。相手に好かれるには相手を好きになること、と言われるようにまさにそのとおり。もっとも、友人は
「えー、どうしてそんなに寛大なの?」
と不思議がってたけど。
今では、休みがちな彼女に
「明日休むんだから今日はがんばって仕事やるんだよ!」
なんて言っちゃってる。
製造1課の課長にも通り過ぎかけたところ、
「課長!すみませーん」
なんて私のいたカウンターまで呼び寄せて
「この能率っておかしくないですか?基準値と実測値ってごっちゃになってますよね。実測値でやってたら能率100%になってあたりまえじゃないですか?」
[いいじゃないの、100%」
「そりゃ、1課はいいかもしれないけど、生産管理としてはダメです!」
「いいんだよ、それで。そういう深いことは考えないでいいの!」
「じゃあ、前にこんな早いタイムで出来ていたものがだんだん遅くなっていっちゃってるってのはどうしてですか?」
「それは意識が足りないんじゃないの?」
そしたら私が現場行って『渇!』いれてくればいいのかな?とかね、
他の職場から今の生産管理ってすっごい評判悪いのをどうしたら良くできるか、とかそんなことを考えてる。相手が自分のことをどう思っているかとかそんなのを気にしなくなったとたん、人間関係が格段によくなった。だいたい自分の頭の上のハエも追えないうちに人に意見なんかできないしね。
自分に自信がもてるようになって人に対しても余裕が持てるようになれば自然と人間関係なんてものはうまく行くってことですかね。
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