相場戦略研究所

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株式での現物サヤ取り



商品の限月間サヤ取り、株式での異銘柄サヤ取りの特徴は「同時出会い」で仕掛け、「同時出会い」で手仕舞いする。
サヤの変動を読み違えれば損になるのは片張りと同じである。

そうした難点がないのが、株のコストダウン(株式での現物サヤ取り)である。
株のコストダウンは商品の現物サヤ取りと同じである。

商品の現物サヤ取りは、例えば 小豆の現物を手持ちして、ベーシスが大きくなった時、高値の先物をツナギで売っておいて、先物−現物のポジションを持つ。
その後、先物が安値になった時に買い戻して利益を上げる。
安くならなければ、現物を品渡して利益を上げる。というものである。
「同時出会いサヤ取り」に対して「時期をずらしたサヤ取り」と言えよう。

商品の現物を手持ちすると、金利、倉庫料、品痛みなどのコスト負担があるが、株式は逆に配当金を受け取りながら、株券を何年でも手持ちできる。
配当金を受け取りながら儲かるので心理的負担が少ない。

銘柄選択が適切なら、商品の現物サヤ取りに比べて圧倒的に有利である。

株式の場合は、信用売り−現株のポジションとなる。
現株のコストが時価より安ければ、絶対損しない。

リスクがなく利殖と同じだから事業として成り立つ。リスクがないというのは仕事として当然の条件である。

株式での現物サヤ取りの資金は最低でも3千万円は必要だろう。
しかし、この程度の元手で生活できる有利な事業は他にない。




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