相場戦略研究所

相場で儲けた金で女の子と遊んでいる相場師の日記

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プロの売買法

 『ひとつの銘柄を続けて売買していけば、その銘柄に慣れて慣れて慣れきっていく。だからこそ効率よく利益をあげ続けていけるのである。

 商品相場なら小豆相場専門というように、自分の専門をもって、そればかり何年も追って生活費を稼ぐのがプロの売買法である。
江戸時代の米相場、明治からの戦前までの新東や戦後の特定銘柄*がそうしたプロの売買、生活費を稼ぐ銘柄として定着してきた。

 「慣れて慣れて慣れきって」というのは、売買が上手になっていくことである。
つまり、値動きのうねりに乗ってリズムを感じ、分割売買で平均値を有利にし、利益を確保して区切りをつける、売買技法の上達を意味している。
ファンダメンタルズは無視しないが こだわらず、テクニカルズでも理論より値動きの現実面を重視する。』(研究部会報2005.5 p77)

『3手、5手の重なりが1ヶ月の動きとなり、その1ヶ月の動きの重なりが3ヶ月、6ヶ月となります。
はじめは1ヶ月か3ヶ月でひと区切りがいいかもしれません。
とにかく玉を動かしていけば、次第に上手になります。』(脱アマ相場師列伝新版p250)

☆小豆相場の成功者Tさんの資金管理
 商品会社に預けてある資金は3000万円。
売買は最高で30枚。資金の10分の1に過ぎない。
 利益金が増えて、預け金が3500万円になったら
500万円引き出して、それを生活費として、余った金は貯金する。
その貯金が20年間で7億円になったのである。(研究部会報99.9 p77)

 専門の銘柄を持ち、一年以下の上げ波動、下げ波動を取ることを「銘柄固定継続売買」、または「うねり取り」という。林輝太郎先生が多くの本で取上げて推奨している。
 「銘柄固定継続売買」は売買益で生活費を稼ぐプロ的な売買で、利益を得やすい やり方といわれる。
 銘柄選別の試行錯誤(失敗)から開放され、銘柄を固定した継続的売買の反復により、相場の波に乗る技術の向上に専念できる。

*専門=ある一つのことだけに専念すること。一つのことだけに関心を向けること。

○注意事項
1.専門銘柄の売買に慣れ自分の建玉法が決まってくると利益の出し方も決まってくる。
そうなった後は、自分の掴んだ建玉法を辛抱強く続ける。
 さらに上手になろうとか、他の流儀を取り入れて利益率を上げようとしない。 そういうことをすると、苦労して身につけた自分の型、水準、能力を破壊*する。(うねり取り入門p283)

2.「専門銘柄以外の銘柄はない」と考え、他の銘柄を見ない

3.「欲を抑える」心構えが必要
 利食いした後や利が乗った後、大胆になって玉数を多くしてはいけない。そうしたときに、相場はえてして逆行する。
 相場に先入観を持ちすぎると心理的に負ける。3ヶ月区切り、銘柄のくせも絶対ではなく、一定の目安と思っていた方がよい。

4.休み
 年の半分以上休まないと儲からないらしい。(現物を持ったコストダウンであれば、上げ相場では買う必要がないので休める)

*もし、壊してしまったら
 全部新しく、再出発。全てを新しくして、基本から「やり直す」。そうすれば、いままでの経験が生きて、2,3ヶ月で以前の儲け・技術の水準を取り戻すことができる。

☆酒田罫線法による相場の転換の判断
 酒田罫線法の逆行新値の数え方では、いままで下げ相場で、下げ途上の戻りは「陽線逆行新値」が三本ぐらいであったものが、五本ついたら「中段の揉みに入った」または「底入れし、逆行新値五本を順行新値と数え直す」という。
 つまり、陽線新値五本をつけたら上げ相場に転換したと判断する、というものだ。ハッチの10%法では、10%高までの上げ幅が、酒田新値では陽線五本までの上げ幅が第一波動ということになる。<中略>
 さらに、天井から下げに移った、底から上げに移った、という判断でも、10%を計算するわけではないが、逆行新値五本が10%ぐらいになるし、それらを神経質に計算しても計算しなくても、判断の当り外れはそう変わらないこともわかっている。(株式成功の基礎P256)

☆確実な1ヶ月だけを取る
片張りにおいて一般投資家は利食いが早すぎると「しまった」と言うがプロはそんなことはいわない。
3ヶ月の上げ相場のうち確実に取れる1ヶ月だけを取る。その前後1ヶ月は見ているのである。
前1ヶ月は本当に上げるかどうか確認している
確実に取れる1ヶ月だけを取る
取った後1ヶ月は休んでいる
というのが失敗の少ない利口なやり方で長続きするし、長続きすれば利益が積み重なって大きくなれるものである。(研究部会報99/1)

☆プロのツナギ売り
 プロは、「年末年始効果」「5月連休前後効果」という期節周期を利用して、ツナギ売りに取り組み大きな利益を上げる。
 「年末年始効果」を利用して12月、1月から買い、
「5月連休前後効果」を利用して連休前後にツナギを行い、
その後の下げ相場を取ると、このたった一回の上げ下げの往復だけで1年か2年の生活費が稼げる。(売りのテクニックp190)
 プロは単純なやり方をする。そのほうがミスが少なく長い期間では効率が良いからだ。(ツナギ売買の実践p247)

○相場の現実
理想的な成功をしても資金量を考えると
500円幅のうち125円取るのが限度。
うねり取りにおいては全株数の平均で、うねり幅の4分の1取れたら大成功であり、これが相場の現実なのである。(ツナギ売買の実践p102)

○資金量
職業として株の売買をし売買益で生活費を稼ぐには、資金2000万円で年率30%なら600万円で生活できそうだが、資金と気持ちに余裕がないから無理である。個人のプロの資金量は意外に少ないが5000万円〜1億円くらいである。(うねり取り入門p282)

○売買の出発点
底、天が大体わかった時点で順張りで出動する。
または、日柄を見て試し玉を入れる。

底をつけるのを待って買う
天井をつけるのを待って売る
待ちも相場のうち

ただし、天底は相当あとでなければわからない。
現在進行形の相場においては「底の想定」であり「天井の想定」であって、「これからつける底を予想」し、「つけた底を確認」してゆくものである。

○プロセス
価格変動の波(2〜3ヶ月)に乗り、分割売買で建玉数を増加させ、手仕舞って終了

○必要なもの
 相場技法 と 策戦(読みと変動感覚)
*相場技法とは「分割売買」と「時期選択(時期を待つ)」こと。
*変動感覚は相場の波に乗る練習売買によって身につける。

*策戦の例
 保合の中での分割買いは陰線引けの翌日
 大回り三年、小回り3ヶ月
11月買い、翌年2月売り(勝率89%)
12月買い、翌年3月売り(勝率84%)
(日本の株価は5月連休前後の高値、12月、1月の安値が統計的に多い。
 勝者へのルールp59)
五分一割に従いて三割高に向う
銘柄のくせを利用する

☆うねり取りは難しい
 林輝太郎先生の「うねり取り入門」のはしがきに
うねり取りは、利益を得やすい、やさしいやりかたのひとつなのです。
とあるが、なかなかどうして、この単純な うねり取りが難しいのだ。

うねり取りで利益を上げる第一関門として基礎練習があるが、
だいたい、その基礎練習で基礎を身につけるのが難しいのである。

林輝太郎先生の本によく出てくる基礎練習の例えとして
ピアノでいえば何万時間の練習、ゴルフで言えば何万発の玉を打つように、
相場の場合も−1、−1の2分割買いの基礎練習を繰り返すしかないのだというだが、ちょっと待て。

銘柄固定のうねり取りで−1、−1の2分割買いを年間何回できるというのだ。
せいぜい六回がいいとこだろう。
それでは、基礎練習を徹底的に繰り返し、基礎ができるまでに相場人生が終ってしまうではないか。
当てものをやって一生儲けることはできない投資家と結果的に同じになってしまう。

うねり取りをやろうとする人の多くは、それまでに当て物で損をして
「はやく損を取り返したい」という強い焦燥感を持っているから、折線グラフを使った、うねり取りで−1−1、2−の一括手仕舞いの基礎練習を長年月をかけてゆっくり練習するという悠長なことはやっていられない。
気持ちにゆとりがないからだ。

そのため、多くの人が株式成功実践論のAさんのように我慢しきれなくなって暴発・逆噴射し、仕手株、材料株に手を出して破滅してしまう。

だから、銘柄固定売買においてはうねり取りではなく、立花さんが小豆でやったように酒田新値をたよりにリズムだけを追うリズム取りで利益を出しながら練習すべきである。少額でも利益が出れは、勇気が出て練習を続けられるものである。
立花さんは「一番、簡単」と書いているし(脱アマ相場師列伝新版p62)、林輝太郎先生も「逆張り、分割、リズム取り」はごく簡単と書いている。(株式上達セミナー新版p236)

酒田新値によるリズム取りなら玉は動くし、結構忙しく緊張感もある。
リズムだけを追って、リズム取りの利益を積み重ねていく。うねりはリズム取りの利益の集合体として結果的に取ればよい。
小さな山のリズム取りができて、3ヶ月の大きな山のうねりが取れるようになるのである。

当然のことながら、リズム取りは折線グラフよりも酒田足の陰陽新値による方がはるかにやりやすい。
立花さんは「分割買いの基礎をつくるには『安値引け』『高値引け』がわかったほうがやりやすいので、日足を使う」と言っている。(脱アマ相場師列伝新版p64)
酒田新値の出現率を頼りにするリズム取りは折線グラフではできないし、中源線を知らない普通の人は折線グラフで流れなんかわからないのだ。

もう一つ、うねり取りで、よくある失敗のパターンは3ヶ月に満たないで、上げ波動が終了してしまい、利食いしそこなうことである。

2ヶ月半程度で一山つけてしまうケースはよくある。
天井がわかるのは相当日柄を食ってから、値幅的には10%逆行をみせた後だから、小さな山だと利益がはげてしまって手仕舞いの決断ができず、ついつい居過してしまう。

大概の人は、こうした失敗が2、3回続くと、「うねり取りは難しい」と断念してしまうケースが多いようだ。

こうしたケースを避けるには35日くらいを基準にして、毎週枚数を決めるなどして、
60日がくる前に、ある程度の枚数を、高値を狙って売っておく以外にない。

林輝太郎先生 曰く、「うねり取りにおいてはうねり幅の4分の1取れたら大成功であり、
これが相場の現実なのである。」 

*特定銘柄 指定銘柄
(平成元年当時) (平成3年当時)
8803平和不動産 8803平和不動産
3402東レ 1801大成建設
3407旭化成 
5101日石
5802住友電工
6701日本電気 6301小松製作所
6752松下電産 6752松下電産
7011三菱重工
7203トヨタ 7267本田技研
8031三井物産 8031三井物産
8766東京海上 8766東京海上
9101日本郵船 9101日本郵船


  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/

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はじめまして
12月2日の保険ツナギの記事で、バカラさんの投稿を久々に拝見することが出来て嬉しく思い・・・。
バカラさんの実践方法は、私が目指しているものなんですが(足元にもおよびませんが)最近迷いが出ていた所だったので、あらためてバカラさんの投稿を読めて、夜道に明かりついたように感じましたもので、是非とも管理人さんにお礼をと思い投稿させてもらいました。
本当に有難うございます。これからも拝見させて頂きますので、宜しくお願いします。 削除

2009/1/1(木) 午後 9:55 [ コロ助 ] 返信する

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三猿金泉秘録
「高下とも五分、一割にしたがいて、二割、三割は向かう理と知れ」
米相場時代の「三猿金泉秘録」の金言で、相場が5%、10%上昇した場合には底を打ったと考え、買ってついていく。逆に20%、30%上昇した場合にはそろそろ天井圏と考えて売り向う。という考え方です。(下げ相場は逆)
『大回り三年、小回り3ヶ月』
株式・相場・ 証券 短期では3ヶ月、長期では3年を周期に、相場は上下動を繰り返すという格言。
*google で検索すれば大概の用語の意味はわかりますよ。

2009/1/3(土) 午前 6:03 [ 相場戦略研究所 ] 返信する

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