相場戦略研究所

相場で儲けた金で女の子と遊んでいる相場師の日記

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大きくなるために


 売買技法の基礎固めと資産蓄積途上の注意点
  (90年代後半の林輝太郎先生の講演録からの抜粋)

○最初のステップは1億円
 10億円、少なくとも5億円なりの財産を築きたいならば、とにかく
『資金に余裕を持つこと』 『基礎固めをすること』 『専門を持つこと』だ。

☆『資金に余裕を持つこと』
 (精神的に負担にならないように玉を建てる)
 財産を築く最初のステップは1億円だ。最初のステップに乗るために私自身の経験を話す。
 林は昭和23年から相場を張っているが、1000万円近くまでは儲かる。(今から30年以上前の1000万円は、今の1億円くらいに相当する)
しかし、その後損してしまう。また、1000万円近くまで儲かるが、また損してしまう。
「どこが悪いんだ?」と思った。もちろん人一倍勉強し、本も読み、努力もした。商品会社の社長も十数年やった。

☆「ここは絶対だ!」
 相場をやっていると、一年に1度や2度は「ここは絶対だ」と思う時がある。
「ここは絶対だから、資金を有効に活用して儲けよう」と思う。つまり、沢山の玉を建てたいのだが、その気持ちを押さえる。
その苦しさを乗り越えなきゃならない。
そうすれば金は残るんだ。「ここは絶対!」というのは妄想で、完全な思い違いだからだ。
 私が「ここは絶対だ!」と思った時に、晴披留作さんに
「お前さんは自分じゃ絶対だと思っているけれども、第三者から冷たく見たら絶対じゃないんだよ」「自分一人で絶対だって張り切っているだけで、第三者から見たら確率は二分の一なんだよ」「そういう時には建玉を控え目にしなさい」と言われたことがある。
 「そんなことはない。需給はこうこう、相場はこうこう、ここは絶対に取れるんだ」と反論したくなるが、
そのときは「自分のどこが悪いんだ。どうして1千万円を越えないんだろう」と思っていた時だったから、そういう偉い相場師に言われて「なるほど!」と納得した。

 それからは建玉を控え目にするようになった。それも馬鹿馬鹿しい程お金を余らせた。資金を余らせる癖をつけた。
 それで、ようやく預けていた金が1000万円を超えた。まあ、それからは順調に来た。だから、建玉を控えめに抑えることを「あまりにも消極的ではないか」と考えるのは間違いなのだ。

☆心理的に負けない
 小豆の相場で生活し、そして5億円の資産をつくったTさんは、商品会社に3000万円預けている。ところが、玉を建てても最高30枚までしか建てない。今、小豆の証拠金は1枚あたり6万円だが、約10万円と計算しても30枚分で300万円。
つまり、預け金の9割が遊んでいる。余っている。そうなると「もったいない」「もっと玉を建てりゃいいのに」と思うかもしれないが、
そうじゃない。
 それだけ余裕を持っているから、心理的に負けることなく儲けられるのだ。
 利益金が増えて、預け金が3500万円になったら500万円引き出して、それを生活費として、余った金は貯金する。その貯金が20年間で5億円になったのだ。

 自分の経験をいうと、小豆で一番最高に建てた時で320枚くらい。
その時ちょうど相場が上がっていて、儲かっていた。道行く人が馬鹿に見えた。
ところが、東京駅から帰りの電車に乗った時、ふと表を見たら何か景色が違う。新しい建築工事が始まったんだろうと思ったが、実は反対方向の電車に乗っていた。それに気がついたのは10分後だった。
大きすぎる建玉をすると儲かっている時でさえ、精神的に正常な状態でいられなかったのだ。

 私が、今、証券会社に預けてある金は全部で2億円程ある。たくさんカラ売りしているが、カラ売りしている銘柄を丸代金で計算しても6000万円くらいだ。つまり、預けてあるお金の2割くらいしか使っていない。利息がつかないお金だが遊ばせておく。

 資金管理とは、このように精神的に負担にならないように玉を建てることなのだ。

☆相場のコツ=確実な利益を積み重ねる決心
 最初から確実な利益を積み重ねていく決心をすることが相場成功のコツだ。
「相場というのはバクチではない」「経済行為であるから、そんなにボロ儲けができるわけがない。これからもコツコツとやっていこう」というような相場のコツを会得した人は、1000万円が年間3割増えていったとして、9年で1億円になる。
 そして、1億円から10億円になるのには、不思議なことに9年かからない。
もちろん、もったいない位、金を余らせて、利益率は資金全体に対して計算しての話だ。

この世界はとても皮肉にできていて、金のある人ほど儲かる。金が無くてガツガツ儲けようという人ほど損してしまう。

 『相場の上手・下手は何で決まるのか』それは、売買技法と変動感覚による。
「おままごと」と言われる、資金も小さく、売買も小さく、人間までも小さくなってしまっている一般の投資家は、死ぬまで儲からない。
しかし実際には、そういう風に小さく固まってしまう人が大部分なのだ。そうならないためには基礎固めをすることだ。

☆『基礎固めをすること』 
 基礎とは練習売買によって身につく変動感覚のことである。
相場において、『無知無能な者は敗残者となる』
 無知というのは、知識が無いことで、知識を得るには本を読めばいい。
 無能というのは、最初はだれでも無能だから、練習して能力を身につければよい。

だれでも相場においては、まず作戦を立てる。基礎練習もせず玉を満足に建てられないのに作戦だけは立てる。これは、本末転倒だ。
「基礎が確りしていないと、いろいろな技法を取り入れても、または、どんなに作戦を立てたってダメだ」 作戦というものは基礎を身につけてから立てるものである。

 売買をするということは単純だけれども簡単ではない。
玉の建て始め、玉の増やし方・減らし方、限月毎の玉の配分、そして最終的に玉をゼロにする という過程が何段階もあるのだから、作戦を立てるのは簡単なことを繰り返し繰返しやって基礎を身につけてからすれば良い。これは当然のことなのに、皆さんそれをやらない。

 その基礎を身につけるためにはどうするか?
ゴルフで言えば「確実に球を打つ」といった、基本的で一番単純なやり方である価格変動の波に乗る”乗り方”を身に付けることだ。

 1枚買って、次にもう1枚買う。それで2枚。それを2枚一括して手仕舞いする。
 あるいは、1枚売る、そしてもう1枚売る。それを2枚一括して手仕舞いする。
その両方のやり方を辛抱強く続けなさい。そういう基礎の基礎の練習売買を馬鹿にしないでやる。そうすれば後々伸びる。
我々の目的は、価格変動の波に乗る事だから、それ以外の事はやる必要はない。
そして、その時に最低でも300万円から500万円を預けなさい。

 更に、上手になろうと思ってはいけない。上手になったことは解らないからだ。
ある日、「俺は上手になってた」と気づく。結果的にそうなる。
上手になろう、上手になろうと思っているうちは、ちっとも上手にならない。辛抱強く同じことを続けるしかない。

 「失敗したかな」という感覚も、身につくまでには、ある程度の経験が必要だ。
単純な売買を何度も何度も繰り返しているうちに、いわゆる変動感覚というのが身につき「失敗したかな」ということが解るようになる。辛抱強く同じことを繰返さなければ解るようににならない。

 それから、相場師には自分の 『専門の持ち技』というものがあるが、それは基礎を繰返しているうちに自然に身についてくる。また、『専門の持ち技』を身につけることが基礎固めにつながる。

そして、相場には「ここぞ!」という時は無いのだから、淡々と相場の上げ下げを見ながら価格変動の波に乗る。

つまり、相場に上達するには 『秘訣』 とか 『秘密』なんていうものは無く、地味な『基礎固め』しかないのだ。

 上手な人の真似をしようとしても、基礎が出来ていないと、真似だけやってもダメだ。
 私は生まれて初めて株をやった直後から、プロの人にお金に代えられない貴重なことを色々教わったが、それが身に付いたのは20年後だった。

 また、自分の専門の銘柄を持つことが大切。例えば、小豆を専門にする。

儲かって成功したと思ったら売買に区切りをつける。
売買を最低で1ヶ月休む。心理的にも区切りをつけることが大事。これを繰り返す。

○『資金管理、建玉管理、危機管理』 三つの管理

☆資金管理は、前に言った精神的に負担にならないように『資金に余裕を持って』玉を建てること。

☆建玉管理とは、どういうふうに玉を動かしていったら良いか管理するということ。
 例えば、朝起きたら新聞で場帖をつけて、グラフを描いてみて、それで、今日は玉を動かすべきかどうかを5分考えれば良い。

 売買伝票が来た場合はそれを玉帖につけるが、それ以外の時は仕事が無い。グラフを描いたり、資料を整理したり、それから趣味でいろいろな事をする人はいいが、そうでない人は暇でしょうがない。 相場というのは意外に時間が少なくて済む。

 いまはホームトレードが在るが、月曜日に新規売買をしないようにする。
何故かというと、土曜日・日曜日の間に大きく引かされた玉を持って「ああでもない、こうでもない」と考える。或いは、その相場の動向が心配で「どうしよう。買うべきか、売るべきか」と考える。
とにかく考えて、考えて、考え抜いて最悪な手を打つ(売買をする)のが月曜日だからだ。
だから、月曜日には新規の売買をしない方がいい。
それだけでも随分救われる。絶対ということは無いのだから、常に反対意見を考えていく。
相場なんて、考えたらキリがない。考えたってどうにもなるもんじゃないんだから、それなら考えない方が良い。

☆危機管理
 危機管理には『火の用心』 と『初期の消火』 の二種類がある。
『火の用心』 あらかじめ危機に陥らないように管理を万全する。
『初期の消火』 玉を切ることで ボヤのうちに消し止めるということ。
玉を建てて失敗したかなと思った時点で仕切る。

 引かされた玉を持っていたら、精神的に正常な状態でいられない。だから、とにかくそういう悪い玉を持ってはいけない。精神的には、普通の状態ではなくなるのだから、焦れば焦るほど結果は悪くなる。

○周期
 値動きを よく見ると3ヶ月毎の上げ下げ、そういう波がある。
極端に言うと、描いたグラフを見て、ヒラメキでもいいから
 上がりそうだったら買えばいい。
 下がりそうだったら売ればいい。
但し、3ヶ月周期、3ヶ月区切り、春・夏・秋・冬でも、大寒とか立春とかそういう区切りでもいいから3ヶ月単位で見ていくのが前提。

 それからもう一つは年度というのがある。日本は4月が年度変わりで、アメリカは10月。
金の相場などは、アメリカのFRBの金融政策で変わるから、4月か10月で底になったり、天井になったりしている。グラフを描いてみるとよく分かる。

 株の場合は、12月と1月、または5月か6月、それが天井になったり、底になったりしている。
バブルの大天井は12月28日。それから一昨年の年間高値は、5月の連休直後で、去年もそうだった。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/

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