歴史問はず語り

日本史と世界史にまつわる不思議について語る倉西裕子のブログ

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 最近のTVプログラムに、「ネアンデルタール人のDNAの調査プロジェクト」を紹介するというものがありました。

 昨今、ネアンデルタール人は、考えられてきたような野蛮な人々ではなく、現生人類に近い知能レベルを持つ人々ではなかったという説が提唱されており、これを、ネアンデルタール人のゲノム解析による遺伝情報から確かめようというものです。現時点では、髪の色や言語能力があったことが判明しているそうです。

 ネアンデルタール人が、現生人類に近いということになりますと、人類の起源について、もう一度考え直さなければならないように思います。
 
 このTVプログラムは、ネアンデルタール人とクロマニヨン人との間に混血はあったのか、といった点について、興味深い発見を伝えていました。ポルトガルで発掘された人骨に、クロマニヨン人とネアンデルタール人の両方の特徴を有するものがあったというのです。混血説をめぐっては賛否両論があり、いまだに決着を見ていないようです。

 この問題と絡んで、TVプログラムは、二種類のマントヒヒの交配の事例を紹介していました。A種とB種のマントヒヒを交配させると、突然変異として50%がA種にもB種にもない特徴を備えたC種のマントヒヒになるというような内容のものです。

 この理論を仮に、ネアンデルタール人とクロマニヨン人にあてはめてみると、交配があった場合に、別の人類が発生するということになります。もしかしましたら、現生人類は、ネアンデルタール人とクロマニヨン人の交配の結果として生じた突然変異の人類種であるのかもしれないのです。いな、ネアンデルタール人だけではなく、現生人類に近い人類種が他にもあり、その交配によって生じたのが現生人類である可能性もあるのです。

 このようなことはありえるのでしょうか。これまで、現生人類であるホモ・サピエンスは、クロマニヨン人から始まったと考えられていました。しかしネアンデルタール人の人骨からDNAを検出することが大変難しいように、これまでに発見されたクロマニヨン人の人骨のDNAも精査されているわけではないように思います。クロマニヨン人のDNAと現生人類のDNAは、一致するのかどうかはわからないのです。ネアンデルタール人のDNAと同様に、クロマニヨン人のDNAも調べなおす必要があるのではないでしょうか。

 人類の起源は、まだまだ謎だらけです。

 

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傑作ポチクリです。

2009/5/31(日) 午後 7:49 [ Kawakatu ] 返信する

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