日本史跡研究会 日々の徒然(埋もれた歴史を訪ねて)

全国各地の埋もれた史跡をご紹介できたらと思います。研究会イベントも年数回開催しますので、コメントいただけたら幸いです。

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  【尾崎城跡】         評価  

 別   名:       三桜城
 所 在 地:   飯山市寿字五反田
 築城年代:    寿永2年(1183)
 築 城 者:     泉小次郎親衝
 区   分:       平 城
 現   状:          耕 地


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 『長野県町村誌』の「尾崎城址」には、「一名三桜城 村(寿村)の中央より東の方 字五反田と称す に在り。東西二町(216m)、南北一町(108m)余の平地にして、南辺は広井川に沿ひ、北傍は道路に接し、今は田なり。外様十人衆由緒記に曰、本城は寿永ニ年癸卯(1183)武衛の命に依て築き文治元年乙已(1185)落成して泉小次郎親衝之に居り、水内、高井両郡に主たり。……」とあり、その子孫が尾崎氏を称した。

 泉重治には九人の男子があり、分家して上倉氏、今清水氏、上境氏、大滝氏、中曽根氏、岩井氏、奈良沢氏と尾崎氏を尾崎八家という。

 永禄年間(1558〜1570)、尾崎氏を除く各家は上杉氏に従って外様十人衆となったとされるが、はっきりしないところも多い。


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 広井川沿いの低湿地は開発も早く、古代からの湿田があった処という。

 この一帯の住人の中には、布椎田氏、広居氏などもおり、中曽根氏を初め広井川沿いにいたというから、尾崎城を単純に泉氏の居城とするのは問題があるようである。


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 遺構は早くに失われた城ではあるが、こうして城址碑があることは城跡を訪れるものにとって有り難いことです

 訪問時(2015.4.12)、市街地には残雪は無かったのですが……、この寿地区にはまだまだ残雪が

 残雪残る一面の耕地の中にポツンと存在する城址碑を発見するのは、なかなか苦労しました(まぁ、大体の目星は付けて捜索しましたが

 
 〔参考文献〕
  信濃の山城と館 8 水内・高井・補遺編      宮坂 武男著       戎光祥出版
  探訪 信濃の古城                                    郷土出版社
 



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