日本史跡研究会 日々の徒然(埋もれた歴史を訪ねて)

全国各地の埋もれた史跡をご紹介できたらと思います。研究会イベントも年数回開催しますので、コメントいただけたら幸いです。

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   【沼津御用邸西附属邸】

  所在地:沼津市下香貫島郷2802−1

  観覧料:大人400円 小中学生200円(幼児は無料)


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 明治23年(1890)頃、昭和天皇・秩父宮さまの養育に当たった川村純義伯爵の別荘として建設された。敷地約10,000万㎡に木造平屋建て880㎡(約266坪)の建物でした。

 明治38年(1905)、伯爵が亡くなり、宮内省が買い上げ御用邸とし、明治39年(1906)、皇居内の附属建物424㎡(約128坪)を移築し御座所・女官室を増築、更には明治41年(1908)、御車寄・御料浴室などを増築、大正11年(1922)、御玉突所が増築され渡り廊下で結ばれ、全体面積1270㎡(約384坪)の附属邸が完成しました。

 西附属邸は、昭和天皇が皇孫殿下(明治天皇の孫)と呼ばれていたことから「皇孫殿下御用邸」と称されていました。皇太子時代は勿論のこと、天皇になってからも日常の生活には西附属邸を利用し、公務の場合は本邸を利用していました。

 昭和20年(1945)、敗戦の色濃くなる中の7月16日、沼津大空襲によって本邸は焼失。西附属邸が本邸の役目を果たすようになりました。
 沼津は重点的に空襲され、御用邸にほど近い砂浜には不発弾が多くあったそうです。1970年代頃までは度々不発弾騒動があり、1950年代には付近で遊んでいた市民が不発弾で負傷する事故も何度かあったようです。

 昭和44年(1969)12月6日、沼津御用邸が廃止されるまで昭和天皇をはじめ皇室の方々に利用されてきました。


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                             西附属邸 調理室

 今でも当時のままの流し台や竈、冷蔵庫、天窓などの珍しい設備があります。


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 大正3年(1914)、昭和天皇・学習院初等科時代の自転車転ばないように三輪自転車


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 沼津御用邸記念公園内にある「西附属邸」 明治から昭和という激動の時代を感じることが出来る場所でもありますので、是非訪れてもらいたい場所の一つです


  〔参考文献〕
   現地配布パンフレット
   


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