越後・蒲原平野の歴史と文化

小休止の後も、越後・蒲原平野の歴史と今にこだわり続けます。

文学新潟県央地域

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《越後路の夜半は雪か春しぐる》

きのう2月29日の日中は外気が摂氏10度とまさに春めいた陽気でした。そして、今朝は、時折強い雨が降っています。しかし、越後では、春は素直に訪れません。日中晴れる日でも、夜には薄っすらと雪が降りますし、ようやく、激しい雨が降り、春の訪れを予感させるものがあっても、夜には雪に変ることも。

春先に数十センチも雪が降り積もることなど、太平洋岸では考えられないことでしょう。否応なしに、心は自然の変化の激しさに翻弄されます。

春時雨に春の訪れを感じることはできますし、この雨が、木の芽を膨らませる慈雨であると感じたいのですが、天気予報を聞くまでもなく、昼の雨が、夜半に雪に変ることも少なくありません。春時雨を、「春の訪れ」と素直に喜べない越後の人々の心の揺らぎをどう表現すればいいのでしょう。

ちょうど、関東の人々が、「春一番」と呼ぶ風が春の到来を告げるにふさわしい風であるのに、越後では、残雪の多い季節に吹き、風が雪を溶かすのですが、それだからといって、春が来るわけではありません。春一番の風よりも、越後では3月から4月に掛けて吹く突風。小さなハウスにビニールを掛けて野菜を栽培する農家。そのハウスのビニールを吹き飛ばしてしまうほどの強風によって、春の到来を実感させられます。

季語が、地域によって使うにふさわしい時期が1カ月はゆうに違ってしまう。また、自然のなかに、人々の暮らし、心の動きを捉えようとすると、当然、季語も違ってしかるべきなのでしょう。

例えば最も分かりやすい例の1つですが、「雪」に対する感覚は、それぞれの地域で大きく違いますし、雪国では、「雪」そのものも、降る季節、その日の気候によって、千変万化する微妙な感触の違いを備えています。そのことは、ブログで十分、感じていただけたと思います。

同じ歳時記では、人々の俳句を実感することが不可能ですし、ブログでそれぞれの地域の気候の違いをリアルタイムに感じることができる今日この頃、その思いをいっそう強くしています。さらに、この温暖化で、それぞれの地域でも、気候が変化しています。先人が厳しい冬を詠った俳句が、これから、想像できても、実感できない時代が来るのでしょうか。

季語を離れた俳句というのは別にして、越後には、越後の現代の季語の使い方、理解の仕方、あるいは独特の季語も必要なのかもしれませんね。俳句を作らない僕が言うのもおかしいですが。

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春は素直にやってきませんか?女心と同じですね(笑)私の中の越後はやはり雪しかも豪雪・・・・
想像だにしない時代が来るのでしょうか?
「太古の昔は日本にも春夏秋冬、四季と言うものがあって・・」心中複雑です。

2008/3/1(土) 午前 9:07 ばらら

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女心はともかく、豪雪だけは勘弁してほしいですね。今年は例年より、降った回数が多い割りに雪の量は少なかったですね。全国、中国にまで散らばったせいでしょうかね。(笑)とにかく、気候が変っていることだけは確かです。

2008/3/1(土) 午前 9:17 kodaizin


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