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三条は、元和9(1623)年、時の藩主、稲垣重綱が大坂城番となり、三条藩が廃藩になりました。寛永8(1631)年、ついに三条城が廃城、土塁の果てまでことごとく取り壊されました。 それ以来、城が築かれることはなく、他藩の分割支配の下に、明治を迎えています。このため、三条市民は、商工を生業とし、心のよりどころは、宗教に依存することになりました。 旧三条市だけで、寺院が60カ寺に及ぶ寺町で、三条城主山吉氏はもとより、上杉謙信、あるいは、江戸時代には幕府の庇護の下に繁栄した法華宗総本山本成寺や東本願寺(大谷派)三条別院などがあり、街の中核をなしてきました。 《僕は、親戚の葬儀で行けませんでした。以下は地元紙「越後ジャーナル」の記事です》 今回、三条商工会議所青年部(長岡信治会長)が、まんなか活性化事業として、11月28日、29日の2日間、門前町の本寺小路のシンボル、東別院をライトアップ。初めての試みでしたが、天候に恵まれ、2日間で延べ1000人ほどが見物に訪れました。 また、29日には、本堂でスペシャルコンサート「冬の夜長のコンサート」が開かれ250人が来場し、オペラやフルート・ギターの演奏に酔いしれました。 スペシャルコンサートの開会にあたって行われたオープニングセレモニーで、長岡会長は「この事業は、この中心市街地に人を呼びたい。活気ある本寺小路であってほしいという思いで行っている。そして、この事業を東別院で行うことで、三条の歴史に触れて頂きたいと思う。きょうは、音楽を聞きながら幻想的な雰囲気に酔いしれて頂きたい」とあいさつしました。 中心となって事業の準備を進めてきた同青年部のまんなか活性化委員会の中條耕太郎委員長が趣旨説明。「本寺小路(ナイトスポットです)の活性化は、東別院の活性化なくしてはあり得ない。そして、三条を活性化するには、三条に住んでいる人たちが、三条をもっと好きになってもらわなければいけない。地元のラブ、三条ラブで盛り上げて頂きたい。そして、盛り上げて頂いて、このライトアップの常設ができればと思う。きょう参加して頂いた方には、コンサートに酔いしれて頂いた後は、本寺小路に流れて頂いて、うまい酒、うまい料理を楽しんでもらえればと思う」とあいさつしました。 その後、真宗大谷派三条別院の高山芳文輪番の講話に続いて、いよいよコンサートのスタート。 第一部は、三条市出身のオペラ歌手、永桶康子さんとピアノの森田雅代さんがカッチーニ作曲の「アベマリア」などを披露。 第二部では、フルート奏者、浅利守宏さんとギター奏者、中村博さんがゴセック作曲の「ガヴォット」などを演奏。参加者は冬の一夜、すばらしい音楽を楽しみました。 (以上) 永桶さんのオペラを聴きたかったなぁ〜。 写真は、ライトアップした本堂と「アベマリア」を歌う永桶さんとピアノ伴奏の森田さん。 本堂は、越後の冬は厳しく、堂内でコンサートが行われていましたが、風をよけるために、扉が閉ざされていて、殺風景で物足りない感じです。 大きな本堂ですが、三条は火事の名所で、良寛が生きていたころの文政11(1828)年の三条地震や、文政13年の大火、天保8年の大火、明治に入ってからも、2700戸を焼いた明治13年の糸屋万平火事など、江戸時代から明治に掛けて大火が相次ぎました。 この本堂は、明治13年の大火で焼けて、明治41年、7年がかりで再建され竣工、入仏式、大法要が営まれました。 外見は、一見平凡ですが、本成寺とともに、新潟県内屈指の規模を誇る木造建築の本堂です。
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2007年11月30日
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