越後・蒲原平野の歴史と文化

小休止の後も、越後・蒲原平野の歴史と今にこだわり続けます。

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白鳥飛び立つ

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白鳥と飛び立つ 1

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白鳥飛び立つ  3

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白鳥飛び立つ  4


《白鳥飛び立つ》

きょう3月1日は、きのう29日の日中、外気が10度という暖かさでしょうか、朝、雨が降っていました。しかし、予想通り、午後は西風も強く、時折、白い雪が混じりました。

それでも、積雪がほとんどなくなりましたので、どうしても雪解け後すぐに遺物の表面採集をしなければならない場所が何箇所かありますので、燕市の水田地帯へ。

圃場整備を終えた後、水田を乾田化するために、土の中に土管を埋める暗渠排水工事が行われます。所々、遺物が散乱していた水田でも暗渠工事が行われています。冬期間の工事で、運よく積雪の重みで、掘り返した土が押しつぶされると、遺物が表面に顔を覗かせますので、最高の採集のチャンスなのです。

予想通り、3時間弱の表面採集で、燕市高木古新田と、燕市粟生津の合わせて3箇所から、古代、中世の遺物が沢山、採集できました。いずれも、燕市教育委員会に、新しい遺物の採集地として報告済みです。

そうそう、新潟県にも、物が分からない埋蔵文化財関係者がいて、僕の表面採集の成果について、調査、検討もしないで「遺物が大量に表面採集されたからといって遺跡とはいえない」という話をしているというのを、関係者から承りましたので、今後、僕は、僕が遺物を表面採集した場所について、一切「遺跡」と言わず、「遺物採集地」と呼ぶことにしました。まあ、遺物の採集については、興味のない方にはどうでもよいことです。

ところで、遺物を採集していたら、たまたま、数百メートル先の水田(ここも遺物が大量に採集される場所なんだが…)で、白鳥が餌をあさっていました。少し遠いので、近付いたところ、今までは、どこでも、飛び立たず、のんびりしていたのですが、今回は、あっと言う間に飛び立ちました。まず、4羽が飛び立ち、続いてすべてが飛び立って、弥彦方面に向かって飛んでいってしまいました。

水原の瓢湖や新潟の佐潟など湖潟では、飛ぶときに、短い足で水の上を駆けるようにして走り、水面から離れますが、水田ではすぐに離陸してしまいます。飛翔の美しさを撮るのはなかなか難しい。ましてや、飛び立たないだろうと思い込んで、準備をしていたので、タイミングを逸してしまいました。

4枚の写真を撮影順にアップしました。いずれも拡大できますので、トリミングしてみてください。

《越後路の夜半は雪か春しぐる》

きのう2月29日の日中は外気が摂氏10度とまさに春めいた陽気でした。そして、今朝は、時折強い雨が降っています。しかし、越後では、春は素直に訪れません。日中晴れる日でも、夜には薄っすらと雪が降りますし、ようやく、激しい雨が降り、春の訪れを予感させるものがあっても、夜には雪に変ることも。

春先に数十センチも雪が降り積もることなど、太平洋岸では考えられないことでしょう。否応なしに、心は自然の変化の激しさに翻弄されます。

春時雨に春の訪れを感じることはできますし、この雨が、木の芽を膨らませる慈雨であると感じたいのですが、天気予報を聞くまでもなく、昼の雨が、夜半に雪に変ることも少なくありません。春時雨を、「春の訪れ」と素直に喜べない越後の人々の心の揺らぎをどう表現すればいいのでしょう。

ちょうど、関東の人々が、「春一番」と呼ぶ風が春の到来を告げるにふさわしい風であるのに、越後では、残雪の多い季節に吹き、風が雪を溶かすのですが、それだからといって、春が来るわけではありません。春一番の風よりも、越後では3月から4月に掛けて吹く突風。小さなハウスにビニールを掛けて野菜を栽培する農家。そのハウスのビニールを吹き飛ばしてしまうほどの強風によって、春の到来を実感させられます。

季語が、地域によって使うにふさわしい時期が1カ月はゆうに違ってしまう。また、自然のなかに、人々の暮らし、心の動きを捉えようとすると、当然、季語も違ってしかるべきなのでしょう。

例えば最も分かりやすい例の1つですが、「雪」に対する感覚は、それぞれの地域で大きく違いますし、雪国では、「雪」そのものも、降る季節、その日の気候によって、千変万化する微妙な感触の違いを備えています。そのことは、ブログで十分、感じていただけたと思います。

同じ歳時記では、人々の俳句を実感することが不可能ですし、ブログでそれぞれの地域の気候の違いをリアルタイムに感じることができる今日この頃、その思いをいっそう強くしています。さらに、この温暖化で、それぞれの地域でも、気候が変化しています。先人が厳しい冬を詠った俳句が、これから、想像できても、実感できない時代が来るのでしょうか。

季語を離れた俳句というのは別にして、越後には、越後の現代の季語の使い方、理解の仕方、あるいは独特の季語も必要なのかもしれませんね。俳句を作らない僕が言うのもおかしいですが。

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