越後・蒲原平野の歴史と文化

小休止の後も、越後・蒲原平野の歴史と今にこだわり続けます。

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日本でも有数を誇った石油の里として知られる新津の中野貫一の豪邸は、いま、美術館として、屋敷と150種類はあるといわれる紅葉の庭園も一般に公開されています。

中野邸美術館では、7月15日まで、本邸の本館で「ペルシャと三彩展」、土蔵を生かした三の蔵で「茶碗展」などが開かれています。

展示物もいつ拝見しても素晴らしいですが、門をくぐってすぐに開ける庭や本邸から眺める庭なども、四季折々に美しさが違います。さすが日本の石油王として知られた中野貫一の豪邸です。

緑溢れる庭や本館、好きなペルシャのガラス器やお茶碗などをブログアップしてみます。
新潟県においでの際は、ぜひ一度お立ち寄りください。

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《さわやかな1日、長岡市中之島に遊ぶ》

きょう5月6日、中国の胡錦濤国家主席が、北京五輪を控えて来日、kattinさんのブログでも紹介されている日比谷・松本楼で、福田康夫首相と晩餐会に臨んだそうです。

僕は、朝から、平成の大合併で、長岡市と合併した旧南蒲原郡中之島町の遺物収集に出かけました。まず、中之島文化センターで、入沢達吉博士など、中之島が生んだ偉人や発掘調査で出土した埋蔵文化財の展示などを見ました。

たまたま、同文化センターに飾られていた↓150号の大作で、水墨画の「日本海明ける」が目に飛び込んできました。
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新潟県の画家、中村大虹こと中村徳一郎さんが、平成15年1月19日から26日まで、水戸市の茨城県文化センターで開かれた日中合同水墨画展に出品した作品です。中村さんは、フランスのル・サロン永久会員で、展覧会は、日中国交回復20周年記念として開かれたものです。あれから5年を経過しましたが、作品は、平成17年に、本人から同センターに寄贈され、展示されています。
偶然のことですが、意義ある日に、意義ある作品を見ることができました。

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同センター内の図書館で、「中之島村誌(前)」を閲覧、必要な箇所をコピーして、早速、中之島の高畑、品ノ木(ほんのき)の圃場整備事業を完了した地域へ足を運びました。品ノ木は、並行して流れる信濃川、猿橋川の右岸の集落で、集落の北にある旧火葬場の周辺↑で、多くの遺物↓を採集できました。
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品ノ木の遺物包蔵地からは、神の住む山守門岳を望むことができます。昔からここに住む人々は、守門岳を畏れ、敬ってきたのでしょう。そんな思いを抱きながら、未周知の新しい遺物包蔵地を確認しました。素晴らしい展開です。

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夕暮れ時には、三条市に戻り、暮色に美しいヒメフウロを見つけました。

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紫のジュウニヒトエも、一層青さを増していました。

あぐり内田展を回想

《あぐり内田展を回想》

ブロガーの信さんが、「大山治郎コレクション」にブログアップしました森田りえ子の「扇」に触発され、森田が、日本画の結社「創画会」の展覧会で、デビューを飾ったことから、創画会で活躍している内田あぐりの作品が好きで、思い出をコメントくださいました。

そのコメントを読み、僕が、一昨年11月、山本丘人展の開かれていた神奈川県・平塚市美術館に赴いた際、同じ美術館で「あぐり内田展」が開かれており、そちらも見学、美しい色彩と線に感動して、図録を買い求めてきたのを思い出しました。

おどろおろどしい内田の作品に、果たして、どれだけのブロガーの皆さんから、共感いただけるか分かりませんが、信さんの感動と、僕の感動と違う点かもしれませんが、感動を得たことだけは共通ですので、図録から、幾つかの作品を撮影してブログアップしてみます。

いつものことですが、図録は印刷物でしかありません。構図はつかめても色彩の美しさは本物に及ぶべくもありません。違って当たり前です。その上、綴じられている図録を無理に開いての撮影ですから、ゆがみも生じます。その点はご容赦ください。(写真はいずれも拡大して鑑賞ください)

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1982年制作の「蜜(MITSAU)」

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1985年制作の「生の空間(Spacf of Life)」

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2005年制作の「Continue #051」
展覧会のチラシのデザインにこの作品の左側の部分が使われました。

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2006年制作の「この世でいちばん美しい場所#06M」
一双の大作で、こちらは僕が展覧会で、最も美しい作品と感じた半双です。展覧会のために制作された何点かの新作の内の1点です。

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ドローイング(線描画)の作品が見開きで掲載されているページを写してみました。内田のデッサン力の素晴らしさをうかがい知ることができます。

このほかにも、色彩の美しい大作が何点か図録にありますが、迫力満点の具象画ですが、今回は掲載しませんでした。内田あぐりの作品世界を思いださていただいた信さんに感謝いたします。
《新潟市西区山田・美術館「雪梁舎」にて (3)》

ガンダーラ美術の持つ洗練された美しさは、心を打ちます。この釈迦牟尼仏陀も、決して大きな作品ではありませんが、いつ入館して眺めていても飽きない作品です。

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保科蘭山喜寿記念書作展会場

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長楽無極

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七言二句「満岫雲煙…」

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「二龍争珠…」

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杜甫詩「萬国尚戎…」


《保科蘭山喜寿記念書作展》

新潟県庁18階展望ギャラリーで、4月1日まで、保科蘭山喜寿記念書作展が開かれています。

と言っても、僕は、書に疎く、保科さんの名前も聞いておりませんし、ただ、25点の作品が展望ギャラリーに展示されているのを見てきただけです。

会場に置かれたパンフレットも読まないで、「後でゆっくり読もう」とポケットに入れて、作品だけを1点ずつ見ながら、字が読めず、意味が分からなくても、ただ、書体や墨と空白のバランスなど、自分で好きとか面白いと感じた作品を数点、デジカメに納めてきました。

光が反射するのがいやで、わざとはじめから、角度を付けて撮ってきました。書体の感じや文字は判読できるというぎりぎりのところで妥協しましたが。

後で、パンフレットを読みましたら、保科さんは、公募展に出品されたことがなく、それでいて個展は数十回も開いておられるとのこと。「批評者は市民」というのが信念。結果的には、僕の撮影してきた作品は、毛筆で書かれた作品ばかりでしたが、このほかにも、木筆、わら筆、タオル筆で書かれた作品もあったようです。

「特に和紙は、寒気と冷たい水とのたたかいの中から、一枚一枚丹念に漉きあげたもので、私はなるべく一枚で書き上げるように心がけている。それが良かれ悪しかれそのときの実力だと思っているからである」としたためられていました。

僕は本当に書の世界のことは分かりませんから、展覧会などに出す書は何十枚、百数十枚と書いて、気に入った作品を出すという話を聞いて、そういうものかと思っていました。保科さんの言っていることが、正しいかどうかではなく、和紙を漉くところを見たことがありますが、確かに大変な作業です。昔は、越後でも、いい和紙を漉いていた村があったのですが、それは山村の厳寒の中での冬仕事だったと聞きます。

10回近く、台湾や中国を訪ねられ、揮毫の機会もあったといいます。「二龍争珠」などの作品9点は、中華詩壇で発表され、自詠之詩もありました。

もし、感じるものがある方は、来訪の折に、コメントください。僕の勉強のために。

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