越後・蒲原平野の歴史と文化

小休止の後も、越後・蒲原平野の歴史と今にこだわり続けます。

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知人宅のお正月飾り。

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冬に備えて、ふっくらした雀が3羽

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ジェニ・ジェニ踊る干支のネズミのカップル。どちらが、オスで、どちらがメス? 見る人の想像にお任せ。

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蒲原地方は、きのうから雨、ときどき霰。大雪でなくてよかったのですが…。

きのう12月29日から、年末の休みに入りました。天気がよければ、積雪もまだでしたから、木の葉が散って見晴らしのよい山城めぐりや遺跡発見の表面採集にもってこいなのですが、雨では濡れてしまうので、雪より始末が悪いのです。何もしないで、時間を費やしました。

きょう30日も午前4時過ぎから、稲妻が走り、雷鳴が轟き、大雨と時折霰が降る荒天。一時は、冬には考えられないことですが、夏の豪雨のようで、暴れ川の五十嵐(いからし)川が増水しなければいいがと心配になるほど。

五十嵐川は、平成16年7月13日の新潟・福島豪雨で堤防が決壊、死者9人を出したのをはじめ、市街地の半分が、数日間にわたって床上浸水するなどの大被害を出した川です。もっか、激甚災害指定を受けて、河川改修中なのです。

それはさておき、知人が、玄関の飾りを正月バージョンにしたというので、見学に行ってきました。もちろん、茨城県笠間市で、「陶の動物園」という窯を開いている大崎透さんの作品です。来年の干支はネズミ。そこで、ジェニ・ジェニを踊るネズミを飾るのかなと思いきや、雀3羽。

ジェニ・ジェニを踊る2匹のネズミは、ビスケットの上で踊っているので、なかなか飾りにくいというわけです。僕らの青春時代は、新宿地下の「アップル」で、ゴーゴーでしたが、今時であれば、何でしょうかね。やはり、スポットライトを浴びて、若者が激しく踊る姿を想像するしかないでしょう。縄文人が住みそうな、笠間市の谷沿いの森で、陶の動物たちを焼いている大崎さんの作品には不釣合いかな?

というわけで、正月は、雪が降ると一気に餌がなくなる越後の冬に備えて、たっぷりと餌を食べ、毛並みも純毛のコートを着たようにふっくらした雀3羽というわけです。それにしても可愛い雀たちですね。
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枯葉が敷き詰められた森に、笠間市の陶芸家、大崎透さんの「陶の動物園」からきた可愛い動物たちが勢ぞろい。

大崎透さんは、神奈川県の出身で、手堅いサラリーマンの暮らしを捨てて、陶芸の道に入りました。陶芸は岐阜県多治見市で、陶芸の専門的な技術指導を受け、笠間焼で有名な笠間市に工房「陶の動物園」を構えて、創作陶芸に励んでおられます。

たまたま、多治見市の陶芸の専門的な技術指導を受けた場所で、新潟県三条市の「みひろ窯」の尾崎實さんと一緒になった縁で、尾崎さんから、燕市のギャラリー「点」を紹介され、2年に1回程度の割りで個展を開いておられます。

大柄な大崎さんですが、作り出す陶の動物たちは、どれも可愛らしく、人気を博しています。もちろん、HPの楽天などでも販売していますが、やはり、個展会場で、完成した動物たちを手に取りながら、自分の好みの陶の動物を買い求めるのが一番。

ここにブログアップした、枯葉や木の実の敷き詰められた林に、勢ぞろいした陶の動物たちも、知人が、個展のたびに買い求めてきた陶の動物たちを、アレンジして配置したもので、まるで、自然の森の賑わいです。

大崎さんの工房「陶の動物園」を、知人と一緒に訪問したのは、1昨年の6月17日でした。笠間陶芸館などを見て、笠間市消防署の前を左手の細い道を入るという案内だったのですが、1度、行過ぎて、大崎さんに連絡して、入り口のところに向かいに出てもらいました。

工房は、細い道の奥まったところで、先はちょっとした谷底。まるで縄文人が好んで暮らしたような場所です。工房でお茶とお菓子をいただき、窯場を見せてもらうなどしましたが、あちこちに、造り損ねた動物たちが並べられています。

失敗して足がもげたりしても、捨てるのがかわいそうという大崎さん。ごついからだの割りに優しくて、だから、これほど小さくて可愛らしい動物たちが、どんどん生まれてくるのでしょうね。

秋の賑わいの後は、クリスマスが過ぎ、いよいよ正月を迎える準備が始まったら、来年の干支、ネズミさんをブログアップしますよ。どんなネズミさんかお楽しみに。そうそう、燕市立吉田北小学校の近くの大通川に架かる橋の欄干に飾られている俵のネズミも、大崎さんの作品と関係ありませんが、可愛いので一緒に紹介したいと思います。乞うご期待。
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横山蒼鳳さんの作品。少し曲がっていますが、テーブルの配置などで正面から撮影できなかったためでご容赦ください



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北村隆さんの作品



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北村さんの作品解説「北前船]について


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九谷焼大皿の部分

きょう12月19日(水)の午前中、所用で、三条市内の製造業の会社2社を訪問。社長さんと経済動向や政治の話など、さまざまな話をしてきました。
その内容よりも、うれしかったのは、それぞれの会社に応接室などに飾られている作品を拝見、デジカメで撮影させていただいてきたことです。

その上、先般、僕のブログの写真アップの多さと、末尾にまとめて写真説明をつけているので、切画作家の風祭竜二先生から、写真のすぐ下に写真説明を付けるソフトを提供いただき、今、初めて実験、見事に写真の下に写真説明が付くようになりました。感激です。風祭先生のブログに御礼のコメントを書く前に、まず、ここで御礼申し上げます。

さて、最初の横山さんの書は、書風を楽しむこともさることながら、この言葉に込められた意味を想像して楽しんでいます。この額を掲げられている企業の経営者のご親戚に当たるそうです。今の日本の状況を憂いておられ、この言葉に感じるものがあって、応接室に飾って置かれるとのこと。

ブログを訪問いただいた皆さんは、この言葉から感じ取る意味は、それぞれ違うと思いますが、とにかく、「今の日本、これでいいのか」という思いは、多かれ少なかれ感じておられることでしょう。

さて、次の九谷焼の大皿ですが、初期の泥臭い古九谷焼や、赤絵、金粉などを余り多く使った派手な作品は好きでないのですが、この会社の応接室に通され、ずっと気にしていた作品です。

社長さんの了解を得て、デジカメで撮影。作者の北村隆さんが、書かれた「北前船」をモチーフにした作品の解説を読んで、ますます気に入りました。
北前船については、いまさらここで説明する必要がないと思いますが、日本海を舞鶴から北海道まで、あるいは瀬戸内、大阪へと、米やそれぞれの土地の産物を運んで往復し、鋸の歯のように利益を上げた。もちろん、難破することもあり、危険を伴う廻船業ですが、それだけ手にする富も大きかったといわれます。

九谷焼の北村さんについては、僕は前知識がなかったのですが、北前船で繁栄した越前で、九谷焼の陶芸作家として活躍しながら、それをテーマに見事な作品を作っているのが、この大皿からもうかがえます。

最後の、北前船の事業が衰退していったことに触れられていますが、実は、北前船は難破の危険から、経営者は災害保険に少なからず関心を示し、廻船業の衰退とともに、その資本を生かして、災害保険業界に進出、成功した事業家もいるのです。

福井県河野村の「右近家」当主右近権左衛門は、石川県の船主らと日本海上保険株式会社を、明治29年に設立、第三代の社長に就任、今日では、興亜火災海上保険と合併して、日本興亜損害保険に大発展しています。企業の歴史は、時代とともに姿を変えていくのです。

ところで、この作品を応接室に飾って置かれる社長さんに、「この作品は素晴らしいですね」とお尋ねしたら、案の定、よくある、付き合いのある会社からの贈答品ではなく、奥様が、「これなら会社の繁栄になる」と、直接、買い求められた作品だったのです。素晴らしいですね。どうか、北前船の解説と合わせて、じっくり、ご堪能ください。

kattinさんのコメントで、ユーモアですが、帆掛け舟に乗る七福神のように、7人が千石船に乗船しているように見えるとのご指摘。なるほどと感心し、改めて、元の写真をよく見ましたら、見える姿は8人のようです。人物の部分を拡大して見れるように写真を添付してみました。お確かめください。乗っている人の姿もなかなかよくできていますよ。

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12月15日(土)、長岡市にある新潟県立近代美術館で開かれている「石川県立美術館所蔵名品展・加賀の伝統美」を見学してきました。お茶は先に紹介した長岡市宮本の江口だんご屋本店で、昼食を兼ねておいしいおこわのご膳をいただきました。
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/niigata33_rekiken22/9468855.html

新潟県立近代美術館は、玄関にボテロの大きな母子像が展示されていて、とても好きな美術館です。広い庭は春から秋にかけては美しい花で埋め尽くされているのですが、この時期には、もう雪に打たれるので、花の植え込みがなく寂しい風景ですが、それもやむを得ません。

加賀の伝統美は、早くから開かれていたのですが、石川県立美術館へは何度か足を運んでいますし、泥臭い古九谷焼、華美な九谷焼は、あまり好みでなありませんので、乗り気ではなかったのですが、この日は、北海道は雪、越後も冷たい雨で、所用もあって、遺跡の表面採集を休み、ついでに出向いたのです。

まさに、12、13世紀の南宋の青磁袴腰香炉や14、15世紀の高麗茶碗、李朝の茶碗をはじめ、茶せん、鉄瓶、茶掛けなど茶道具から、近現代作家の作品まで、余りにも幅広い展示品に目を白黒。

会場に入るとすぐに江戸時代の野々村仁清の「色絵梅花図平水指」、尾形乾山の「染付銹(さび)絵杜若(かきつばた)図茶碗」などがお出迎え。李朝の三島鉢や刷毛目茶碗、南宋から元という黄天目、青磁浮菊文花入などで目の保養。

古田織部の竹茶杓の光沢のある美しさに見とれ、書は全く分からないのですが、藤原俊成の紙本、軸装「古今集(了佐切)」などに見入りました。さらに江戸時代の久隅守景の「四季耕作図(重要文化財)」に江戸時代の農家の収穫と役人の税の取立てなどの様子をつぶさに見学しました。

北大路魯山人や板谷波山、富本憲吉にまで至ると、何が何やら分からなくなって、ひたすら満足、満足。ついに、別館の常設展示は見る気も起きなくなりました。

後々の参考にと、図録を求めようと、販売コーナーに参りましたが、展覧会の図録はなく、やむなく、すでに外側が少し赤く焼け始めている「石川県立美術館所蔵・茶道美術名品図録」を買い求めてきました。会場は撮影禁止ですから、図録から、数点紹介します。

帰りは、江口だんご屋本店で、おこわのご膳。ひと目で奥様と分かる方が、ご挨拶に見えられたので、ブログで同本店を知って前回訪ねてきた旨を話しました。中越地震の時は、基礎工事中だったし、中越沖地震では、隣の長岡市大積までは被害が甚大でしたが、本宮地域は比較的被害がなかったというお話。他に先駆け、縄文時代の火炎土器が出土して全国的に有名になった長岡市の馬高遺跡が近くなだけに「縄文人は、どこが安全か、地震の情報も伝えていたのでしょう。今度は、いよいよ信濃川地震帯の番です。文政11(1828)年の三条地震から、もう180年近くですから」などと、わずかの時間でしたが世間話。

ところが、奥様がさがられてすぐに社長の江口賢司さんが、和紙に印刷した名刺を持って来られ、長岡の素封家の材料を使って建てた古民家風の店にした江口だんご屋本店の建設のいきさつや、宮本ギャラリーの話、さらには観光バスを入れると土産物売り場になって、雰囲気が壊れるので、マイカーのお客様を中心に営業していることなど、「一時的な流行でなく、食品ですから、長く
続けたい。息子も経営を引き受けてくれています」と、浮き沈みの激しい食品関係の事業だけに、堅実な経営姿勢を語られ、同感。

美味しいご膳をいただきながら話をお聞きしていたのですが、最後に「お抹茶をサービスします」とうれしい話。お言葉に甘えて(だんご屋さんですもの甘い)お抹茶を頂いた。

帰り、売店に寄ろうとしたら、例の美しい竈のところで、江口さんが、自ら、焚き物をくべておられたので、ブログに掲載しようと、「1枚、撮らせてください」とお願いしてパチリ。2度目の訪問で、これほど歓待を受けたのにはうれしさがこみ上げてきました。

奥様の写真もと思いましたが、お願いするタイミングを逸しました。長岡市へおいでの際には、ぜひ、立ち寄って、江口さんの奥様にお目にかかってくださいね。

写真は、買い求めた図録、図録より、尾形乾山の「染付銹絵杜若図茶碗」、野々村仁清の「色絵梅花図平水指」、藤原俊成の「古今集(了佐切)」、久隅守景の「四季耕作図」が図録になくて残念。宮本ギャラリー展示の川上敦夫さんの作品「通信士(土星からの通信)」、今後の個展を予定している作家名。先に紹介した十日町の野村重義さんの名前を見えます。URL: http://blogs.yahoo.co.jp/niigata33_rekiken22/7393317.html
竈に木をくべる社長の江口さん。お願いして、顔を上げていただきました。「70歳を超えましたよ」とおっしゃるが、顔の艶がいい。

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三条市在住の財団法人草月会評議員で新潟県華道連盟理事長の古川青影先生の作品が、市内のシティーホテル「越前屋ホテル」のロビーの一角に、いつも飾られています。
古川先生は、URL: http://blogs.yahoo.co.jp/niigata33_rekiken22/7512320.html
で紹介しましたとおり、ベテラン作家で、同ホテルの要望に応えて、いつもこのスペースに大作を展示し、宿泊客の旅の疲れを癒しています。

僕はこのホテルを昼の会議にときどき使うことと、古川先生とは長いお付き合いで、会議のときなど、定刻より少し早くにホテルに行って、作品を鑑賞するのを楽しみのひとつにしています。

今回は、クリスマスも近いことから、イタリアガラスの花器に、生花用の石化豆を赤く着色した素材、八手の葉に渋い金色がかった塗料を吹き付け、クリスマスの飾り物に欠かせない赤いポインセチアを添え、黄色のフォックスフェーズも。
透明なプラスチックの長い管を上手く生かして、豪華に生けています。

いいなあと感激して、ホテルの支配人さんの了解を取って、パチリと撮影。早速、携帯電話で古川先生のご自宅に電話して、先の銀座・高島屋での、草月流80周年記念の第79回草月会展のお礼を述べたり、作品をブログに掲載したのでと了解を得ました。

展覧会の作品とは違いますが、いつも、このホテルの展示には一生懸命さがうかがえるので、うれしくなります。
それにしても、昔から市街地にあるシティーホテルは、ビジネスホテルよりは、少し宿泊料は高いかもしれませんが、こうした心遣いがあっていいですね。レストラン「こらった」も、食事が美味しくて、昼時には多くの市民が食事を楽しんでいますよ。

写真を少し大きめに添付しますので、拡大してお楽しみください。ついでに、第79回草月会展の方ももう一度見ていただければ幸いです。

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