森の小窓から

子供はとことん遊ばせましょう

新たな出発

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人生の選択

うすうすは気付いていた。ガンなどという病気に出くわしてしまったら、ローンなど無理だろうと。すっかり、土地の交渉も済みあとは稲かりを待って宅地に申請するだけ、という段階での発病だった。

3年何も無ければ完治と主治医にはいわれたが、金融機関はさらに3年、計6年は無理だと言ってきた。向こうも商売、いたしかたない。
さて、6年後といえば長女は高校生だ。中学卒業と共に家を出て一人立ちする子が多い地域、もしかするとその頃はもう既に家にいないということも十分考えられる。たとえ一年でも、一緒に住みたい。と言うのが親として正直な気持ちだ。

でも、そこでへこたれる私らではないぞ。置屋を格安で借りるとい手もあるし、思いきって再び学童保育のある地域に移住して私が正職員として働き私の名義でローンを組む手もある。人生の選択を迫られている今、地に足がついていないのがよく分かる。

いきる道を再び問い直す時期は時折訪れる。そんな時に必死にもがき必死に悩むことで自分という人間がより深くわかるもの。さて、今回はどんな自分が発見できるのやら。思ってもいなかったものがカミングアウトしてしまったりして・・。

自分の家は確かに欲しい、でもそれ以上に父ちゃんに元気で生きていて欲しい。

ものにこだわって大事なものを無くさないようにしようと言ってここに来たはず。再び原点に戻って見つめなおしていこう。

小さな一歩

夢がある。絵本が作りたいのだ。本気で挑戦を始めてまだ日も浅いが子供の頃からくすぶり続けていた夢だ。

編集の仕事ビ携わり出版業界に首を突っ込み、その後先生になって子供の世界に首を突っ込み、我が子を世に出してさらに子供の世界の面白さにのめりこみ、この大自然に囲まれて暮らし始めたことでくすぶっていたものがめらめらと燃え始めた。お話は泉の様に涌き出てくる。

子供の発想、あの奇奇怪怪な表情、天才的な言葉使いのセンス。子供なら誰でも絵本が書けてしまいそうだ。しかもサラサラと。

子供たちを通してどれほど視野が広がり思考が深まったことか。

そんな夢の準備期間が今だ。縁あって子育て支援サイトにささやかだが文章を提供することになった。少々気恥ずかしいが新たな一歩となった。

お母さんだって、お嫁さんだって、おばあちゃんだって夢を持っていい。もう遅いとか、私じゃ無理なんて言わないで欲しい。自分の可能性は自分にだって分からないんだもの。たった一度きりの人生、いつどうなっても悔いが残らぬ様になんてのは無理かもしれないけれど、少なくとも自分は夢に向かって頑張っているって言う事実は必ずその人を強くするし輝きを身にまといながら生きることが出きる。

もしお時間があればサイトも覗いてください。”虹っこ美山”で書いています。

http://www.at-hoiku.jp

子供たちを連れての1年ぶりの帰郷。穂が出かけた緑の田んぼにぼこぼこ轍のあぜ道。どんな素敵なショップよりも心が踊り癒される。

でも、あの頃の匂い、土の感触、水の色・・・全てが色あせて感じられる。歳のせいではない。時な流れがこんなところにも影響しているのだ。農薬漬の田畑、ごみが散乱する水路、コンクリートで固められたあぜ。高齢化とともに農業の合理化もやむをえないとは分かってはいても、やるせない思いが胸をつく。友達と暗くなるまで遊んだあぜ道、父親に叱られて玄関から放り出された私を優しく慰めてくれたあの土の道。たくさんの想い出をすい込んだあのあぜ道もいつかアスファルトにかわって行くのだろうか。想い出が塗りこめられてしまう、そんな気がした。

子供の思い出を大切に残してあげるのも親の役目かもしれない。せっかくこんな素晴らしいところに移住したのだから、きっと何かができるはず。そんな思いがむくむくと湧きあがってきた。また一つ夢が生まれそう。マイナスをプラスにする魔法。それは希望を捨てないことだとこの自然は教えてくれた。

大人が見たらつまらないものでも子供にとっては宝物。それをしっかり守って行ってあげたいな。そのために出きること、また一つづつ探して行こう。おかあちゃん仲間たちと。

新たな出発

梅雨の中休み。風が緑に感じるこの季節は森の大らかな優しさが体中にしみわたる。

ザックザックとシャギーを入れた髪をなびかせて長女は元気に急なあぜ道を駆け下りながら登校し、間違ってサンダルをはいていったのに気付いた次女は慌てて玄関飛びこんでくる。それを可笑しそうに眺める3女は1歳、この村で生まれた初めての子だ。よほどうれしかったのか県の名前から一字もらって名づけた父ちゃん、3人の姫に囲まれてまんざらでない様子。

本当は姫は4人なのだが、連日の畑仕事で真黒になった自分の姿を見ると、とても口が裂けても”姫”などとは言えぬ。でも、ここにいると年をとらないような気がするから不思議だ。

看板も信号も店もないこの土地で目に入るのは、身じろぎしない山々と悠々と流れる川、そして傾斜に広がる千枚田。全てが深く雄雄しく私達を包み込んでいる。ふと、外を眺めるだけで幼い頃の自分に戻ってしまう。

山の向こうにある世界を夢見て、川の先に大海が広がる風景を想像し、田んぼの畔でまだ見ぬ世界に胸ときめかせ。そんな、気分がひとを少年少女にしてしまうのか。お金はないけど、流行も分からないけど、でももっともっと大切なものがたっぷり詰まった世界。一日一日が流れることなくしっかり存在し、私達の心にとどまることの幸せは何物にも変えられない。

いっぽいっぽあるこう。 

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