JA1BVA齊藤さんのブログ

アマチュア無線機やアンテナの製作日記、国内旅行、小笠原旅行などを発信します。

全体表示

[ リスト ]

 整合トランスを製作しました。
現用のHFアンテナを使った場合、475kHz帯でアンテナ系のアンテナ入力抵抗が15Ωでした。
このまま送信機を接続すると、50÷15=33.3でSWR=1:3.33となるので、とても送信できません。
15Ωを50Ωに整合する必要があります。アンテナ入力抵抗が50Ω前後であれば本機は不要です。
 
下:回路図です。
コアにFT140#43を2個も使ったので、400W程度までは使えそうです。ちょっとオーバースペックの感がありますが、コアの総合AL値が2倍となったので、巻き数が少なくて済み、そして巻き線の一回毎にタップを取ることができました。一次側のL1の巻き数は、50Ωの10倍程度のリアクタンスになるようにします。
10回巻いて、L1=187μHは、Z=561Ω(≒50Ω×11)です。
イメージ 1
 
切り替えスイッチは、秋葉原で見つけたロータリースイッチです。
コイルの線材は、L1が0.75sq、L2が1.25sqのビーメックス線です。
各タップのインダクタンスを実測し、その値からタップ毎のインピーダンスを算出し、その数字をパネル面に表示しました。 
 
下:内部です。 左がロータリースイッチ、右がコイル(L1が緑色、L2が灰色)です。
イメージ 2
 
下:パネル面です。 
写真の場合は、アンテナ入力抵抗が18Ωの時で、この18Ωが50Ωに整合(変換)され、送信機に対して
SWR=1:1.0となります。
アンテナ入力抵抗が15Ωの場合は、12か18に設定しますがどちらが良いでしょうか。
12に設定すると、15÷12=1.25でSWR=1:1.25となり、18に設定すると18÷15=1.2で
SWR=1:1.2となります。数字の上からは、18に設定するのが良いとなりますが、どちらでOKです。
イメージ 3
 
送信機に接続するL1の接栓座はケースから浮かせ、L2と絶縁しています。BCIなどの予防対策です。 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
送信機出力を50W、アンテナ入力抵抗を18Ωとして計算してみます。
送信機から見ると負荷が50Ωですから、その電流は1Aです。
整合トランスの損失は極めて小さいので、二次側の電力も同じ50Wです。
18Ωに対して50Wは、電流が約1.7Aとなります。この1.7Aがアンテナに流れます。
アンテナ電流が1.7倍になるので、アンテナからの輻射電力が増大(約2.8倍)します。
できるだけアンテナ入力抵抗を小さくすることが有利であることが分かります。 従って、本機も必須ということになります。
 

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事