08年3月発表

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3月14日の注目個別銘柄

[本日の注目個別銘柄]


海運セクター
業種別下落率トップで全面安の展開。バルチック指数の下落基調に加えて、原油市
況の上昇によるコスト増懸念などが売り材料視される展開。中国株の下落も、関連
セクターとしてマイナス材料につながる格好。ここまで買い戻しに急伸が続いてい
た明治海運も失速、中小型海運株にも売り圧力が強まる状況へ。

不動産セクター
海運セクターに続いて業種別下落率第2位。前日発表された2月の首都圏マンション
発売が15年ぶりの低水準となったほか、一部報道では、東京都心部の地価下落が鮮
明化してきているとも伝わっており、不動産市況の一段の悪化傾向が警戒される形
に。また、前日は、サンフ不動産、レオパレス、アゼル、アルデプロなど不動産関
連銘柄が相次いで業績予想を下方修正している。

8934 サンフロンティア不動産 46000 -5000
ストップ安比例配分。前日に発表した業績下方修正を嫌気。今期営業利益は106.9億
円の従来予想から66億円に減額修正、一転して減益決算となる見通し。不動産市況
の悪化による売却損計上なども背景に。なお、単独での営業利益は96.8億円予想か
ら19.5億円にまで減額修正している。

5302 日本カーボン 383 +22
強い動き。ドイツ証券では投資判断「BUY」、目標株価900円を継続している。今
来期の業績の見方に変化がないなか、株価下落で割安感が強まっていると指摘して
いる。円高の影響は受けるものの、国内の電極値上げ交渉は想定以上に順調に進
捗、営業利益は今期が98億円、来期が124億円と予想している。

6101 ツガミ 311 +8
後場は買い気配スタートで切り返す動きとなる。前引け後に自己株式の消却を発表
している。消却株数は1100万株、発行済み株式数の13.92%に当たる規模となり、株
式価値の大幅な向上につながるとの見方が優勢に。

4541 日医工 2600 +100
反発。後発医薬品中堅である帝国製薬系列企業を買収するとの報道が買い材料とさ
れている。合計売上高は420億円程度となり、沢井製薬を抜いて後発医薬品専業では
トップに踊り出ることになる。今後の市場拡大が望める後発医薬品業界での位置づ
けの高まりが期待される状況か。

8868 アーバン 418 -82
急落でストップ安目前まで。同社のほか、ケネディクス、ジョイント、クリード、
ゴールドクレなど、不動産流動化関連、新興不動産関連が軒並み下落率の上位とな
っている。昨日発表された2月の首都圏マンション販売が15年ぶりの低水準となった
ことなど、不動産市況の悪化をあらためて嫌気する動きに。レオパレスやアゼル、
アルデプロなど不動産関連銘柄の相次ぐ下方修正発表もネガティブ視。

6594 日本電産 6580 +80
しっかり。JPモルガンが投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」
に格上げ、目標株価を8500円としていることが評価材料のようだ。来年度の厳しい
環境でも着実な収益拡大が予想されるなど、成長性の高さを評価するとしているも
よう。

6502 東芝 709 -11
途中から伸び悩んだが前場は堅調な動きが目立った。GSでは総合電機業界の為替
感応度に対するレポートをリリースしている。相対的に為替感応度は各社ともに低
下しているものの、同社にとってドル安円高はプラスと試算している。ドル購入部
品が多いため、1円の円高によって計算上は20億円程度損益が改善する可能性がある
と。

5218 オハラ 1482 +106
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、予想以上の好決算がサプライズにもつな
がっているようだ。営業利益は20.4億円で前年同期比5.8%増益、最近は過度な懸念
は不要といったアナリストのコメントが相次いでいたが、増益決算と予想する向き
までは少なかったようだ。

6423 アビリット 194 +50
ストップ高と急騰。前日に決算を発表、これまで決算発表を相次いで延期していた
こともあって、アク抜け感にもつながっている格好。前期実績は大幅赤字決算なが
ら修正計画通りの着地、一方、今期は大幅増収、営業黒字転換見通しであることも
買い安心感につながる。

8848 レオパレス 1668 -198
下げ目立つ。前日に発表した業績予想の下方修正が嫌気される。営業利益は従来予
想の822億円から668億円に引き下げて一転して減益予想、最終利益は165億円から3
億円にまで下方修正へ。アパート建築請負事業の売上減少、並びに、為替差損72億
円の発生などを織り込んだ模様。

5196 鬼ゴム 165 +24
急伸。前日に発表した復配が手掛かり材料。従来予想は無配であったが、今期末に3
円配当を2期ぶりに実施する計画へ。先行き業績への期待感にもつながっているほ
か、株価の値頃感や材料性、取組動向なども買い妙味視される展開。

8316 三井住友FG 668000 -10000
メガバンクは総じて買い先行後に軟化する展開。米S&Pによる「評価損計上サイ
クル半分終了」とのコメントで米国株が切り返す動きとなっており、朝方は、短期
的な金融関連株の警戒感後退にもつながる状況。ただ、円高も嫌気した日本株売り
の動きのほか、前日の新生銀行の決算発表を境に、邦銀でもサブプラ関連損失の広
がりに対する警戒感が高まりつつある模様。同社に関しては、マツダなどとフォー
ド金融会社を買収との発表が伝えられている一方、不動産会社の紹介で170億円のず
さん融資を行なっていたとの一部報道も伝わっている。




 


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