住環境コーディネーター・コウダの日記

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日光山麓 今市扇状地

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 30年前田舎で暮らそうと、栃木に戻ってきた。当面の生計のためにアルバイトし始めたのが自然食八百屋であった。周りには脱サラ農家やオーガニックレストランオーナー・・・・・いろんな方々が居て、栃木も結構面白い人いるんだ、と思ったものだ。

 そのうちにそうした連中が集う飲食店で「奥鬼怒スーパー林道」反対運動の打ち合わせが行われたりして、いつの間にかそっちのテーブルに加わっていた。

 計画の概要は、6月下旬湿原の芽吹きを楽しむべく鬼怒沼湿原まで登り、鬼怒沼岳からヤブを漕いで、林道建設の先端に降り立ち、工事の進捗や実態を監視しようというものだった。今思えば欲張り且つ危なっかしい計画であったのだ。

 もちろん未必の故意ともいえる作戦。正面切って民間団体が「視察」といっても工事中危険なのでと門前払いは必定。ハイカーが山を歩きながらゲリラ的に林道に降り立っても、そこに林道がたまたま出来ていた!ということでお咎めは無いだろう、という作戦だった。

 それまで私は単車で日本中を旅していたので、野営や多少の危機管理能力はあったと思うけど、山歩きに関しては始めたばかりの初心者だった。しかし中心メンバーは、大学の山岳部出身が二人とか、また山小屋で季節労働しているという御仁もいて、山素人集団でも、「あの人たちに付いていけば・・・・・」という信頼感で、多少の不安は払拭されていたのだと思う。

 そして本番当日。今回と同様のルートで女夫渕で車を降り、奥鬼怒四湯を経由して鬼怒沼湿原まで4時間ほど。メンバーは20数名。ハイキング程度はしたことある、という方々も多いようで、正式な登山靴を履いていない方も数名見られた。ただ若者が多かったので、ペースは順調だった。ちょうど頂上でお弁当タイムとなり暑くも寒くもない山日和で、高層湿原を満喫したのであった。

 そしていよいよ本来の目的に向かうために、湿原から鬼怒沼岳というピークに向かうのだが・・・・・・これまでとは全く状況に急変し、メンバーは一様に戸惑ってしまうのだった。                 
                        続く(またも終わらなかった)。

 先月末の台風の影響で、所々倒木が林道を塞いでおりました。(逆に言えば林業生産はゼロですが、30年管理を続けている道路であります)
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 峠付近はブナの黄葉が綺麗でしたね。
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奥鬼怒四湯という処

 昨日から続く。
 栃木県の最奥の車止めは「女夫渕」ここまで日光市営バスが来ている。ちょっと前まで温泉ホテルがあり鬼怒川源流に面した露天風呂がなかなか良かったのだが・・・、大震災のダメージで廃業。更地になってしまった。ここにゲートがあり、この先の奥鬼怒スーパー林道は、昨日書いたように一般の車は入れない。
 
 ここから鬼怒川伝いに登山道を歩くこと1時間20分で、最初の秘湯宿「八丁の湯」に着く。さらに「加仁湯」「手白沢温泉」「日光沢温泉」と、大凡30分位の距離で秘湯が点在している。

 もちろんハイカーとしては楽勝の距離で難所も無いので、現在でも歩いて宿に向かう人は多いと思うが・・・・・。宿に泊まる方は女夫渕に、各宿から送迎のマイクロバスが迎えに来てくれる。秘湯気分は若干薄れるが・・・・足の不自由な方、体力が落ちた方でも秘湯を味わえるわけだ。↓見返りカモシカ。
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 「そんなの秘湯じゃねえ」というのは勝手だが・・・・・。宿の経営とマイカーを30年以上規制し続け自然環境を堅持してきている、という現実を振り返るに・・・・。かつての環境庁長官の裁定は「英断」だったかもしれないと思うのである。

 潔癖に道路建設を反対するのは流れとして当然だが・・・・。運動の結果、交通アクセスが「歩き」のみに限定されていたら・・・・。奥鬼怒4湯は、一部マニアだけの訪問に留まり・・・・・3湯あるいは2湯、1湯になっていたかもしれないのである。
 まあわからないけどね。

 さてそのスーパー林道。本線は「加仁湯」すぐ下に橋があり、そこにもゲートがある。 女夫渕のゲートは、送迎バス往来のため、可動式だが。こちらは「本気で」通行止め区間なので施錠されている。
 日曜日まずは鬼怒沼まで約4時間弱の登り・・そして下る。↓に書くように私の失敗で出発が遅れたので幕営予定地に着いたときは、17時半でもう日が暮れていた。
 
 林道口から少し入った最初のトンネル内で一夜を明かす。同行者は何時もの「営業君」である。土曜日の夜入山口まで行ってオートキャンプというのは、よくやるパターンなんだ。昨夜も、お互い日暮れまで仕事してしまい、奥鬼怒行く途中にある川治温泉の共同浴場で待ち合わせ、そのパーキングでオートキャンプだった。
 (もっとも登山靴を忘れてきてしまい、日曜日朝から取りに戻る失態をしてしまった)
 二人で山中でキャンプというのは、あまり無い。女の子ならともかく良い歳のおじさんに野営の手ほどきなど面倒臭いことと・・・・・鼾がうるさくてとても一緒のテントなどに居られないから。トンネル内でも向こうとこっちの側溝の上と分かれて寝る。地図でトンネルの存在を知ったので、こうした幕営にしたわけで。奴とはとても一緒に寝られません。私こう見えてデリケートなんです・・・・・(^_^;)。

 動物たちのエリアだから、絶対に夜中往来があると想像した。焚き火は一晩中薪を配していられないが、煙の匂いとか・・・・退避効果があるかも。そして何よりLED照明は燃費よく一晩中点けておくことも可能なのでこちらのライトに期待したのだが・・・・。
 昨日書いたように丑三つ時に、「ギェエー」という奇声と共に、二頭の生物がトンネル内に侵入してきて、相棒の寝袋の脇をぶつかる様に走り去っていったのだ。

 30年前の話に今日も行かなかった。もうちょっと続きます奥鬼怒紀行。
 
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30年ぶりの訪問

 昨日ちょっとだけ触れましたが、今回の山行は、30年ぶりの訪問で、ある目的がありました。
 30年くらい前は、所謂「自然保護」の運動が全国各地で沸き起こっていた時期でありまして。特に林野行政と市民運動とは時に激しく、国会での論争も含め、ぶつかり合っていた時代でした。

 特に「スーパー林道」という大規模な林道計画が各地にあり、有名なところでは、「南アルプススーパー林道」「白山スーパー林道」などが建設や運用のあり方を巡って大きな社会問題化しておりました。

 そうした計画の一つに「奥鬼怒スーパー林道」もありました。奥鬼怒川の栗山村と、尾瀬がある群馬県片品村を結ぶ、というこの計画は、林道というよりは観光道路なのではないか?という懸念が大きく。詳細は省きますが・・・・結局当時の環境庁長官の裁定により、「建設は認めるが・・・一般車は通さない」という決着を見たのでした。

 場所は奥鬼怒四湯と呼ばれる、歩きでしかいけない秘湯が並んでおりまして・・・。それなりの交通の便が欲しい宿の立場が、各湯また微妙に違い・・・・・。ある湯は、道路伸長前提で、来客を増やそうと設備投資を行い。あるいは、秘湯の立場を維持してこそ己の存在価値がある、と考え必要以上の開発に異を唱え、観光道路化には反対を謳い・・・・。大変微妙な問題になっていたのでした。

 自然保護の立場にいた私は、もちろん当時はスーパー林道反対でして、建設現場の現地調査に向かったりしていたのですが(詳細、顛末は明日書きましょう)・・・・。  その後の生活の忙しさに紛れ、奥鬼怒スーパー林道がその数年後完成しても、その道路へ足を踏み入れることはなかったのです。現在でもマイカー規制は続いております。

 喉に刺さったトゲのように気になっていたスーパー林道。30年の年月を超え、現状はどうなっているのか訪ねてみたくなったです。

 鬼怒沼から降りてきました。四湯最奥の日光沢温泉は、当時とほとんど変わらない風情でした。
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 ただ当時は自家発電でしたが、電気はきているみたい
 泊まってみたいなあ・・・・そのときはよろしくね君。
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 しかし今夜の宿は、スーパー林道途中のトンネル内なのでした原生林の真っ只中ですわ。
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 獣避けに、焚き火もします、電灯も付けっぱなしでしたが・・・・・・。その対策も虚しく、丑三つ時に、狸だかテンだか二頭叫びながら枕元を走り抜けていったのでした。
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奥鬼怒へ向かう

 山から戻って参りました。
 正月・GW/お盆・そして10月の連休だけは最低休むぞ、という決意が今年は達成されまして・・・・個人的に良い傾向です。

 この二日間過ごしたのは、今年のお盆休みに続いて、地元栃木の奥鬼怒でした。
 そんなに奥鬼怒が好きなのか?もちろんですが・・・・・実は今回は30年前の追憶が込められております。

 それは明日書きましょう。

 車止めから約4時間歩き、日本一高層にある湿原(「尾瀬より600m高い標高2000m)鬼怒沼に到着の図。
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 霧雨が降り、寒く良いロケーションとは言えませんでしたが・・・・。最後の草紅葉が迎えてくれました。もうあと3週間もすると雪に覆われ、長い冬を迎える最後の姿、と思えば、これもまた乙なロケーションともいえます。
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 「枯れる」は滅亡でなく、復活への必然の過程。半年後の復活に向け、永い眠りに入ります。
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山栗の行先

 今年は多くはないようです。当家の庭に自生している山栗。
 前に書いたように、美味くなく、落ち葉浚いの時、イガが痛いばかりで良いことないので、今年の冬にでも伐採してしまおうか・・・・と。

 ただこれを年一回楽しみにしている輩たちがおります。当家の草食戦隊ヤギレンジャーたちです。「栗!クリ!くりくれ!」とばかり凄い勢いで首が伸びるというか、舌が伸びます。
 まあヤギたちには、こうした栄養の高いものは、身体に良くないんで、一日に10粒位目処に上げてますが・・・・・・。先の台風で一気に全部落ちたので、食べられるのももう何回でもないよ、子供達。
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