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マフラーの復元をしたいと言う事で預っていたCB900Fのマフラーですが ようやく作業に入りました。 アルミサイレンサーの出口側とエンジン側のフランジ部を切断し外され 代用のアルミパイプを溶接すると言う事でした。 第一に、マフラーに収まるフランジ部も少しでも角度をずらしてしまうと 固着して動かない事と、このフランジの入口側、出口側の芯が少しでもずれてしまうと マフラーに取り付け困難に成ってしまいますよね。 マフラーにフランジを仮組みし、溶接する事が非常にスマートです。 通常、使用されたアルミは母材の気泡部に不純物が染込み 表面も酸化しているので、1度で溶接すると、その不純物が浮き出て綺麗に溶け込まないんです。 接合部を低めの電流で何度も炙り不純物が有れば浮き出てくるので それを除去し本溶接するんです。 これだけの作業をしていながら、大変な事をしてしまいましたww 写真の所に、フランジの断面を書いてみましたが、ちょいと小さく分かりづらいですが・・・ マフラーの出口は絞られた形状で加工されたフランジにアルミパイプ(板をパイプ状に加工した物)を 溶接してある品物 接合部を切断し預けて頂いた訳ですが 断面図で言うと、紫色のフランジ部にピンク色のパイプが溶接されていたのが製品の断面で ピンク色の部分を切断し、私が受け取った所から引き継ぎました。 若草色の部分が、今回他で使用していたパイプを溶接すると言う作業。 新たに溶接するパイプは薄く、フランジ部は厚い素材ですから、 テストで溶接するとパイプ側が直ぐに解けやせて行ってしまうので通常の溶接は無理 周波数を入れ、上を高めにした設定で溶接します。 テストでは問題なく行けるので、 気合を入れ溶接を始めました。 それぞれの母材の厚さが違うので、点付けも緊張 直ぐに熱で引っ張られると脱着も容易ではないので点付けも本溶接に近い対応が必要。 溶接を始め初期は溶け込みが甘いですが1周回った所の接合面のつなぎを綺麗にしたいので オーバーハングを入れ仕上げる段取りで気にしないで進めていきました。 それが、結果としては良かった事でしたが 溶接をしていると明らかに成ってきました。 最初に説明したピンク色の部分ですが、 実際には紫色と溶接した事で、ピンク色の部分は溶接目で隠れていた事と 私が溶接を始めて、溶け込ませている時に、アルミの表面が溶けた瞬間、紫とピンクが別物と 明らかに成りました。 説明が下手ですが、溶接の熱で、この違う母財同士の、細いすき間に溜まった オイルや不純物が、次々と表に浮き上がりボツボツ状態・・・ 結論から行くと、フランジ部に付いていたピンク色の部分を全て切除して 紫色の断面に、新たなパイプをピンク色の部分まで差込、溶接するのが ヨシムラのマフラーの仕上がりだった訳です。 所が、フランジ同士の間のパイプの長さを248mmでカットして溶接を始めたので かぶさる分多い長さのパイプが無ければ完成できないので 3〜4回肉持ちし、溶接しましたww とても、お金をもらえる仕上がりではない事と、それを見た方は誰がやったのと 笑われてしまうので・・・ 連絡を取り、相談に行きました。 車検に間に合わせて、収めてきましたが これではやり直しですww
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CB−F




マフラーの溶接といえばレトロというメーカーのステンレスチャンバーが
芸術品だったのを思い出しました。すべて輪切りの溶接でかなり美しかったのを
覚えてます。ってか今自分の倉庫にあるんだった!!!
2008/3/3(月) 午後 0:12
お忙しいところ対応ありがとうございます
カットの仕方もだいぶ影響がでちゃった見たいです
自分が溶接、下手なもんで
あまりきになりませんが・・
又、相談ということで、よろしくお願いします。
[ inr*i*4 ]
2008/3/3(月) 午後 1:05
自分の持っている半自動もガスを買えばアルミ溶接が出来るのですが、なかなかあれもこれもと出来ずにいます。アルミの溶接が出来るようになれば、かなり工作の幅も広がります。仕事とはいえ何でもやりますよね!私は趣味の範囲ですけど見習いたいものです。
[ zenkai ]
2008/3/3(月) 午後 4:01
たけしさん!こんにちは。
溶接はとにかく熟練仕事です。
分類すると、製品を作る新規と補修、修理の場合が有って
補修の場合、サビ等で酸化していたり不純物が溶け込み大変です。
製品を作る事より、補修の達人は全てをこなせます。
話は別ですが、鋳物の溶接技術者で100年近く前の鋳物の歯車(3mは有る)品物の葉山が飛び補修できる職人がほとんど居ません。
本体を用意した釜に入れ真っ赤にした所に、飛んだ葉山を溶し込む様に接合して行きますが、バチバチ溶接してはもろく掛けてしまうんです。全体を暖め溶し込む温度加減は長年の経験が物を言います。
TIG溶接はアルミ、ステン、チタン等の母体を溶かし溶接するので
母体同士が綺麗に密着していると接合部同士が溶け込み綺麗に付きます。比較的慣れると簡単に出来るんですが、不純物が有ると話は別ですww
2008/3/3(月) 午後 5:14
INRAIN 4さん!こんにちは。
突然訪問して申し訳有りませんでした。
頂いたゼリーを喜んで娘は食べていました。
溶接がうまいと自負している方を見てみたいものですww
友人に頼まれたターボのタービン付近の溶接でフランジにオイルが染み込み、何度トライしても困難で、販売店を通し紹介してくれた方にアドバイス貰いやっと出来ました。
実際、そうした経験にぶつかった方にしか分からない技が有る事を知りました。ですが、薄物に関してはあっという間に溶けてしまうので話は別と言っていただいた時は、肩の荷が下りました。
落とし穴に気が付いた事で、先が見えたのが
私にとっては嬉しかったですが
その様な形で、収めなければ成らなかった事にお詫びします。
2008/3/3(月) 午後 5:24
msykk5さん!こんにちは。
半自動のガス溶接は簡単で良いなと思っていましたが
実際に展示会で一通りの溶接機を試すと薄物は無理でしょう。
例えば、大形バイクのアルミフレームの接合部は大ざっぱですよね。
母材の厚さが有り、数をこなすにはTIGで1点1点接合していたら時間が掛かってしまいます。その為半自動は便利ですが
スクーターの駆動系のカバーを展示会に持って行きスムージングしたくて溶接テストをしましたが、アルミ溶接なのに回りにスパッタが多く飛んでみっともなくちょっとなと思いました・・・
2008/3/3(月) 午後 5:38
溶接機はいろいろな物を使ってみましたが、最終的には腕です。
ですが、良い溶接機はその腕もカバーしてしまうほど凄い時代に成っています。
中途半端なものを買うなら良い物を進めます。
今先端を行っているのはパナソニックですよ!
私の店に溶接工だからと言い、自分でフレームを補強しますと言ったオーナーさんが意外と多かったです。
ですが、薄物と厚物の接合、鉄板の手曲げ等を建築等ではやらない為
仕上がった物を見ると・・・
と言う状態が多いです。
オールドカーのフレームはサビや油、アンダーコート等で悪条件が非常に多く参ってしまうんでしょうね。
こんな状態の物を溶接するのですから、半自動の場合、高品位の混合ガスより普通のガスの方が仕上がりが簡単で綺麗に成ったりもします。
日々勉強で、いつに成っても1年生ですから・・・
2008/3/3(月) 午後 5:39
そんなに悪い出来とは思わないんですけど
2008/3/3(月) 午後 8:10
デューク東郷さん!こんばんは。
写真はそう見えるんですよww
仕上がりが良い物と二つを並べれば一目瞭然ですww
2008/3/3(月) 午後 8:40
LOWRIDERさんの様には絶対上手くできないけど、若い頃やったことがあります。
しかし、色々とノウハウがありそうですね。
でも、溶接機があれば、うちの折れたマフラーのフランジも付けられるんだけどなぁ。
2008/3/7(金) 午前 1:44
お仕事とはいえ
自分で何でも出来ちゃう人、尊敬します!
父ちゃんは・・・。
完全に素人整備なので・・・
2008/3/10(月) 午後 7:09
kanarieさん!こんにちは。
いろいろな事を仕事の中でやるので
けっこう幅広くやっていますが、1点仕事は条件が全て違うので
思わぬ落とし穴が有りますww
2008/3/11(火) 午後 3:35
父ちゃん!こんにちは。
中々思う様には行かないのが現実ですよね。
私は、父ちゃんの様なライフスタイルが羨ましいですww
2008/3/11(火) 午後 3:36
毎日・・・溶接やって、一人前になるには、一年かかります^^;
どうも^^お久しぶりです・・・・♪
2008/3/13(木) 午後 6:33
影っちさん!こんばんは。
オイルに漬かったアルミなら徹底的に不純物を除去しますが
甘く見てましたww
1から自分でやらないと落とし穴が有りますね。
2008/3/13(木) 午後 10:14