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以前、1972Rivieraの点火系の修理をさせて頂着ました。
時々オイルについて相談の電話もありました。
今回、オイル交換をお願いしたいと連絡を受けたのですが
来店されるまでの道中の交通費を考えると
近隣で交換されても良いのかと話しもしましたが
わざわざ遠方から来店され、お土産まで頂いてしまいました!
他の来店者もあり、交えて色々な話しもさせて頂きました。
![]() ついでですのでオイル交換の話しの一部です
簡単な図を描きました
シリンダーとピストンのクリアランス
この隙間が広いクラッシックなアメ車のエンジン
粘度の高いオイルを使うのが通常ですネ
2種類のオイルをブレンドし添加剤を入れます
20W-50と言う鉱物油はとても安価です(本当は)
日本ではエコが進みクリアランスの少ないエンジンが増え
化学合成油を使いサラサラなオイルです。
逆に、古いエンジンにそうしたオイルを入れてしまうと
パッキン類のクリアランス等が保持しきれずお漏らしをします・・・
クリアランスも大きく大排気量に成ると熱もこもるので高粘度な鉱物油が主流
そうしたオイルの需要が少なくなり、日本では売れません。
高回転に回す事も無いので高性能油をさほど必要としませんので
出来れば安価なオイルが良いですよね!
20W-50の安価なオイルはあまり流通してません。
LOWRIDERの仕事をしてきて色々な経験もしました。
油圧が主に成りますので添加剤は切っても切れません。
当時は、フェナー製のポンプヘッドしかありませんでしたので
ホッピングするにもヘッドを改造し性能を上げますが限界があります。
結局、ポンプヘッドケースやギヤが圧力に負け割れてしまいます・・・
摩擦抵抗を減らす添加剤。
泡立ちを抑える添加剤。
面圧を分散させる添加剤。などなど
悲鳴を上げるポンプヘッドの泣きが収まり効率化の手ごたえが出てくるんです。
車体のバランス。バネの強弱。オイルのブレンドなど。
モータースポーツと互角な要素を秘めてる事に気が付きます。
気温が高い時は粘度を上げ、低い時は下げる。
添加剤で粘度が上がる理由にも秘話があるんですよww
水も油も粒子の集まりで、形や大きさが違います。
温度によっても変化します。
特殊な添加剤にはスプリングやC型などの重なりあったりする粒子があります。
そうした形状の添加剤がブレンドされることで
図の様にシリンダーとピストンとのクリアランスに入り込み
荷物を梱包する際に使う「プチプチ」緩衝材がある様なもので
互いの摩擦で起こる衝撃を緩和させるんです。
無理して粘度の高いオイルを使わず
比率を変えブレンドし添加剤を加える事でランニングコストも抑えつつ
今まで以上に高性能化されたオイルが注入されたかたちとなる訳です。
ハイドロで使うオイルから始まり
ガソリン用の10W-30を主体にトラックのディーゼルエンジンに合わせる
添加剤のブレンド方法など色々と試して着ました。
高価で高性能オイルを入れれば、それはそれは間違いないでしょう。
お店が推奨する理由もそこにある訳ですが、
常々、オイル交換の度に掛かる経費をどうにかできないか、
そうして模索した事で、
リーズナブルでありつつ質の良いブレンドオイルを編み出します。
遠方からオイル交換に来て下さっただけでなく
安心してお帰り頂きました!
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整備




