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先日、友人がスズキ アドレス110にHIDを付け、点灯しない不具合が有り 原因を調べると交流発電している事を話しました。 内容がつかめない方は、 こちらを見てね! そんな訳で、充電回路が分かりました。 その充電回路を元に、実際にチェックして見ましょう! この画像を、回路図と合わせ分かりやすく図面にしました。 ステーターコイル全体がエンジンに固定されて、図では黄色く円を描いているのが クランクシャフトに固定されているマグネットです。 マグネットが回転すると、ステーターコイルにマグネットに磁場の影響を受けて発電を始めます。 図では、1〜8までのコイルが直列に成り、8個1列の回路に成っており、 アースからBのレクチィファイヤに行きます。 途中5個のコイルが終わった所からAのヘットライトまで向かっています。 ココが、前回問題に成った場所です。 下に波形の図が有るのですが、この図でグリン色の波形がヘットライトに来ており 交流で点灯していた分けですネ! 回路図を見て感じた事は、ある程度昔から有った回路だと思うので、昔の人は良く考え 工夫をしているのだな〜と思います。 それはですね〜! 何故交流でなのか! もう一度、元に戻しますが計8個のコイルからレクチィファイヤに行っています。 下の波形図で見ると、発電されたグリンの波形をレクチィファイヤ(交流を直流に変換する装置)を 通過するとマイナス側に有る波形を整流しピンク色のプラス波形に変換し それでもこの波形のままでは、電圧が一定ではないので、 レクチィファイヤで一定電圧にされて出てきた波形が、黄色い波形と成り一定電圧に成ります。 8個のコイルから出た波形は、黄色い一定電圧より高い電圧をさしていますよね。 途中5個のコイルから出た交流で12Vの電球を点灯させているので、8個のコイルから出る 電圧ははるかに高い事は想像付きます。 この5個のコイルから出た交流を清流してみると6〜7Vでした。 整流すると約半分ぐらい電圧が落ちてしまいます。 全ての電力をレクチィファイヤを通過させ動かそうとすると、レクチィファイヤの負担が そうとうに大きく成ります。 原付クラスのバイクを想像して、レクチィファイヤの単価が5000円の物が 10000円したら定価が5000円高く成ります。 それだけでは無く、ステーターコイルの補強と、関係するケーブル類もコストを掛けると バイクの定価が万単位で高く成りますよね。 灯火装置だけでも電力をかなり消費する訳ですから、交流回路にする事でコスト削減に繋がり 充電回路にも優しい設計に成ります。 モトクロス等は、軽量化も必要なのでこうした構造は願ったり敵ったりですよね。 たったHIDが点灯しなかっただけで、回路を理解すると奥が深いなと思いましたよ! 昔の人は、試行錯誤を繰り返し苦労したのでしょうね! 御苦労様です! 大きい車両はステーターコイルが3組有り、3層交流に成ってステーターコイルの負担を 減らしています。 4輪の仕事をしていると当たり前に仕事をしていたのですが、スペースやコストの問題で 限られた条件の車両を触ってみると 「古きを尋ねて、新しきを知る」 温故知新ですな〜〜〜〜〜〜〜〜! 画像にピックアップコイルが有りますよね!
これが、エンジンの点火を決める所です。 この辺もスクーターチューンで面白い所ですネ! |
バイクの電装編
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バイクの電装編を作りました。 若い頃からバイクに浸かり、4輪のディーラーまで行って しかも、現在は改造車両の製作をしている私なのに・・・ こんな問題にぶつかってしまいました。 昨日、友人がHIDを付けたいんだ。と作業をしに来たのです。 アドバイスをしながら全て、自分で取り付けをしていましたが、 何と、HIDが点灯しないんです。(汗) チェックをすると、HIDのリレーに電源を入れると、正常にリレーがオンに成り 目を開けられないぐらい、しっかりと点灯しています。 HIDは異常なし。 車両側の説明をしておきましょう! アドレス110は、ライトスイッチのオフは出来ない車両ですが イグニッションオンではライトオンには成らず、 エンジンがスタートして初めて点灯します。 作動させる為の、車両からの電源をチェックします。 上記の様にエンジンをスタートさせヘッドライトまで来ているケーブルの電圧を チェックすると、数ボルトしかないのです。 これでは、点灯しません。 順を追って原因をチェックして行きますが、スクーターはカウルで覆われているので 簡単にチェックできる所から確認してみました。 バッテリー電圧を測ると13V近く、元気! 次に、発電をしていればバッテリー電圧より高くなるので(車の場合13.8V) 電位差(今計った電圧が13Vなのでそこから約1V上がる)を確認する為 エンジンをスタートさせましょう。 ばっちり発電をしていますね。
スクーターなので難しい構造は無いはずなので、数ボルトでハロゲン球が何故点灯するのでしょう? もしかしたら、テスターでの点検方法が違うのではと、テスターの値のダイヤルを変えてみました。 2輪はバッテリーで作動していますので直流(DC) 交流(AC)の値に変えてみると、バッチリ電圧が検知出来ました。(笑) つまり、ライトは交流で点灯していたと言う事です。 本当かよ〜と、目を疑いましたが、事実でした。 交流が出ていると言う事は、バッテリーを反して来ている事は無いので、発電機から直接 ライトまで来ている事が検討できました。 なので、エンジンをスタートしないと点灯しなかった分けです。
回路図を調べてみると、下の画像の通りで エンジンがスタートするとクランクシャフトに付いている円形のマグネットが回転し ステーターコイルにマグネットの磁場の影響を受けて電気が発生します。 コイルは7組有りこの上をマグネットが通過するので交流として発電される分けだ! 矢印だけの所は整流されバッテリーに行きます ステーターコイルの途中、左側から出ているYW(黄色/白色)がライトやテール周りに 行っています。 ココから発電された交流で、点灯していた分けです! HIDは直流が本体に入り制御させているので、交流を入れてもリレーがオンに成る訳が有りません。 次に、ココから発生した交流を整流用のダイオードを簡単に入れて作動できればと つないで見ると、7Vぐらいにしか成らないのでリレーを動かす事が出来ないので、 単純にイグニッションオンで点灯するシステムにしました。 今回のHIDは、ハイ、ローの切り替えが無い物。 車両側のライトスイッチはハイ、ロー切り替えスイッチに3極スイッチなので これを利用して、HIDのオン、オフが出来るような回路にします。 無事、装着できインプレッションを聞いた所、別世界で快適だそうです。 難点は、明るすぎ! 6000ケルビンが最低だったのですが、対向車の事を考えると4000〜4500ケルビンが ちょうど良い感じです。 バラスト(バルブ)自体の下側に光を遮断するパネルを取り付け 対向車に光が漏れない対策も必要ですネ!
プロは当たり前に仕事をしていますが、このように分からなかった事も有ります。 こんな事を、ブログで紹介しバイクライフをエンジョイして欲しいです! アメ車がメインの仕事をしているのにネ〜!(笑) |
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