|
一昔の技術職は当たりまえだったんだと思う。
悪条件の中の肉体労働で、体を酷使してしまう。
けど、そうした人達が居たからこそ、
今の技術が出来あがりMade in Japanの素晴らしい技術が出来上がったのだろう!
昨今は、良品を量産する大量生産が当たりまえ。
利益を生むビジネスに注目される時代に成った。
だが、お金は湧いては来ない
100人全員が利益を生めば、100人損失する人が必ず居る。
その為に、身を削って弁済すると言う経営者の悲しい結末が生まれてしまう。
ラジオを聞いてると毎日のように鉄道人身事故ニュースを耳にする。
JRの駅長の方から聞くと、悲惨な人身事故の遺体の拾い集め
お亡くなりになった方の事情を耳にすると、ほとんどが金銭区
亡き父は、お金は稼ぐものではなく節約してやりくりする事が大切と言っていた。
ボーナスの由来も、お歳暮、お中元、部下や身の回りの方に振る舞いをする事から来ていたはずが、贅沢をする目的のものと成ってしまったね。
モール類をリコンディションする為にアメリカに送る事があります。
LAに行った時に、バンパーやキャブレターをリビルとする工場の見学をした事がったんです。
メキシコ系の移民が低賃金で朝から晩まで板金のハンマーを叩く音。
鼻の穴まで真っ黒になって働いていました。
きっと、私の様に年をとるにつれ気管支炎や色々と出てきてるはず。
大変な労働してる方に限って、わずかな報酬です。
手間暇掛かり効率が悪いのですから当然でしょうし
量産など絶対に無理。
昨日は、ちょっと過労気味だったのだろうか?
頭が痛くて、少しザワザワしていた。
板金を開始したものの集中できません・・・ 遅れを取り戻すために、今日は集中!
なせば成ると言う言葉がありますが
特に凄い道具や治具がある訳ではありません。
原始的にコツコツ進めるのみです。
クオーターパネルは、リヤフェンダーアーチを跨ぎ後方に向けて大きくうねってます
何故だか判りますか?
腐ったパネルでは剛性が著しく下がり、大きな歪が生まれるからです。
この車両は、パネルの上側は大きな羽根状に張り出してるので
上部の剛性はかなりあります。
フェンダーアーチ部は、一気にパネル幅が狭いので、はっきりと歪んでくるんです。
要因に成るパネルを安易に切った貼ったでは絶対ダメ・・・
その為には、ワンオフパネルが必要です。
かなり時間を掛けて制作しても、
パテや適当に鉄板を貼って塗ってしまえば素人には分かりませんよね。
簡単な塗装で、短期間乗ると言う程度ならそれでもありなのでしょうが
日本の気候は高温多湿と言う車にとって最悪な環境です。
板金とレストアは、ココが違うんです。
その場のリペアーではなく、長くコンディションをキープしてこそレストアです。
この作業の手伝いを助っ人を呼び手伝ってもらってます。
あいにくの雨続き・・・
コアサポート、インナーフェンダーは塗装が密着不良を起しエアーブローで
塗装が吹き飛んでいきますので、剥離とワイヤーカップを進めてもらってます。
所が、ダストが吹き飛ぶので他でやってきてくれると言うのです。
ありがたい話でしたが、その後の錆び止めも進めてくれる提案までしてくれました。
この辺も塗ってしまえば分らないですし
むしろ助かるどころではありませんよね!
なのに、私は断りました・・・
1、どこまでしっかり剥がしきったか
2、ワイヤーカップを入れると鉄板の表面がツルッっと仕上がるので密着が落ちます
3、足付の仕方
4、錆び止めの最初の捨て吹きと重ね塗りまでのセッティング時間など
5、乾燥も24時間以上掛けてじっくり硬化させる必要があります。
この大切な下地を、見ないで任せる訳にはいきません。
拘ると言う事を皆さん言いますが、
そうではないでしょ!
与えられた事をしっかりやり遂げる事を仕事と言います。
「そんな所誰も見てないから」ではありません。
そうした仕事が、画像の様な酷い車に成ってしまうんです。
オーナーさんに成る以上、オールドカーの管理方法も重要なことを肝に銘じ
昔の職人さんが造った車を次世代まで残して行きたいものです。
これでは、経営して行けませんよね・・・
今住んでいる我が家も地主さんが手放したいと不動産屋から聞かされました。
住む家も失ってしまうのかなぁ
|
鈑金
-
詳細
コメント(2)
|
熟知してそうな方でも、オールドカーをなめて掛る方がほとんど
お預かりしたIMPALAも、簡単にオールペイントが出来ると思ってるんだと思う。
年明けに入庫する事に成ってましたが、3カ月引張りました。
正直言えば、車検が切れてから入庫した方が良かったんではなかろうか・・・
下処理を進める為に、フェース全部取り出しして各パーツをリペアー
ボディーも進めると、車両は動かす事が出来ません。
かなりのスペースを陣取るので、
こちらの都合に合わせてもらわなければ成らない作業
多くの方が、「いつに成りますか?」などの催促が入る。
そうした考えを持たれる方は、国産大衆車でも乗ってって欲しいと言うのが本音。
せかされても出来ないものは出来ない。
「一元さんお断り」と言う言葉は、こういう所から来ていて
ルール、マナーを守れない方が多いので他のお客様に迷惑を掛けてしまうんです。
根本的に時間も手間もとてつもなく掛るので利益は望めません。
マイカーを手放してまで運営して行かなければ成らないのが現実です。
半世紀以上も前に製造された物は、
シールやパッキン、ウエザーストリップはボロボロです。
車内に水が入り腐ってます・・・
利益重視のショップは簡単にパテ処理で穴を埋め、例え綺麗に鈑金されてたとしても
パネルの接合部や、鈑金された鉄板の裏側は手付かずで
鉄板の内側面から錆びて穴が開いてます。
人間の手を加えた個所の全てが痛んでるのが現実です。
そうした車両に、チャラチャラとフレークだグラフィックだと言うペインターさん
ベースを固めないでペイントしちゃうなんって言語道断の話。
1か月程で、ペイントまで進める予定?
これを見て出来ると思いましょうかね・・・
外は雨ばかり降ってる時期に、こんな作業は絶対にタブーです!
板厚1.8mmで仕上げるのも、それが理由で
鈑金後、面の整えを含め、酸化被膜を削り取り錆び止めに入ります。
施工方法、内容、作業後の溶剤の硬化や寝かせ時間等が
完成後の耐久性に大きく左右されます。
ですので、湿気や雨が多い時に作業もタブーです。
|
|
1959IMPALAの塗装準備をしてますが
準備所ではありまへんなぁ・・・
フードヒンジ周辺の補修を元々直して欲しいと言う課題からのスタートです。
フェースを外し、そのフードも酷い物ですww
本日、補修用の板を2種類買ってきました。
補修に使う板厚は1.6mm
ヒンジ周辺なのでオリジナルの厚さと同じでつぎはぎしては強度に不安
作業すると、1.2mmにしておけば良かったと思うほど固かったww
0.4mmの差は、かなり大きかった
塗装面に、ポツポツ浮いてくる状態は
かなり進行してます。
フードだけでなく、全体的に似た状況が見なくても分かりますね。
一昔は、切断面を合わせTIG溶接し合わせ面を全て溶接で埋めてました。
IMPALAのフードは、ヒンジに付属するスプリングでフードを持ち上げる構造なので
ヒンジ周辺に、かなりのテンションが掛ります。
強度も要求される所には、そうした仕上げ重視の施工は望ましくありません。
オリジナルのパネルをZ型に折り曲げ、鉄板を重ねます。
合わせ面にはパネルボンドで接着しますので、溶接は最低限で良いでしょう!
全ての加工が完了したら、内部の防錆処理も済ませます。
今は、良い溶剤があるので、板金技術が無くてもリペアー出来ますからね。
本日は、フードのリペアーを終わらせる予定でしたが、
片側の補修も完了しませんでした・・・
手間が掛りますね。
カスタムペイントをされるショップ関係は、
下地処理をいい加減にしてます。
「俺がペイントしたんだ!」と言わんばかりの自己主張ばかりで
車を思う気持ちが薄いですね・・・
|
|
事故修理していたW123ですが、
部品組付け中にリヤガラスを割ってしまいました・・・
オーナーさんが日曜日に届けて下さいました。
ほぼ完成してましたが、リヤバンパーはセダン用のものでバックランプが収まりません。オーナーさんの希望でカットして付けて欲しいと言う事です。
「マジで」
リヤバンパーの脱着は、ヒッチメンバー製作の物が付きフロアーを一通り外さないと脱着できません。
復元したフロアー周辺を取り外し外して行きます。
ヒッチメンバーには、トレーラー用のハーネスカプラーがあり車両から取り込んでるので、取外すのが手間です。
何とかバンパーの加工を終え、リヤガラスも無事はめる事が出来ました。
あいにくの雨続きですが、明日納車の運びと成りました!
次々と入る仕事の段取りもあり、急ピッチで作業を完了しました。
何カ月掛るかと言う作業でしたが、ほぼ一週間で終える事が出来ました。
我が家のピンクミラも、明日嫁に行きます。
タイヤの後ろもピカピカに磨き、納車の段取りが出来ました。
1台も収まるスペースの無かった工場も、やっと2台分のスペースを確保できます。
年度末、確定申告と目が回りそうですww
|
|
バックドア(リヤゲート)ガラスを割ってしまい
左右のクオーターガラスを取付するので緊張ww
塗装を終えたW123ですが、バックパネルの補修もあります。
リヤバンパーも中々外れませんでしたが、
リヤバンパーのダメージもかなり・・・
鉄板は伸びて戻すのも時間ばかり掛るので、製作します!
ボンデ板をベンディングして溶接します。
サフェーサーに本塗作業もあっという間です
|



