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Vintage Air

前回の 車検後 ハイドロの組替 などを済ませましたが
ビンテージエアーの不具合があり修理を始めました。
この後、直ぐに車検ですので2年ってあっという間ですね。 

以前、ビンテージエアーの修理をしてますが
ファイアーウォールにマニーホールドを取り付けドレスアップもしてます。
元々、1968IMPALA用のキットはありませんので
ビンテージエアー製の汎用品を1つ1つチョイスしてセットアップしてます。
取付部のクリアランスも非常に狭く、
施工中も断念したい位、グローブBOX付近は厳しい状態でした。

ガス漏れを起こした際も、配管の為にユニットを取り出すと言う
大がかりな状態だった。

70年代のキャデラックなどではユニット修理のために
フェンダーまで外さないと修理できない
(フェンダーを外すにはバンパーやフェースも外す。つまりフードも)
それに比べれば可愛いものだが。 

連絡を受けてから入庫するまで、かなりお待たせしてしまい
申し訳ありませんでした。 m(__)m



今までの経緯からメンテナンス性の良い改善も兼ねた修復を検討です!

イメージ 1

非常にコンパクトに設計されA/Cとしての性能もピカイチのビンテージエアー
ブロアーモーターの能力も素晴らしいものです。
軽量化の樹脂ケースに強力なブロアーモーターがインストールされてますが、
モーターの質量が樹脂にかなり負荷が掛かるのでしょうね。

オーナーさんも、かなりご苦労されブラケットを制作されてました。

ユニットを取り外し、しっかりリペアーしないと成りませんので
ガス抜き、クーラント抜きを済ませますが時間が掛かります。
狭い空間に取り付けたので周辺パーツを脱着するのも一仕事。


先日、遮光面を注文し届いたばかりでしたので
早速その配光面を使って鉄板を溶接しましたが
素晴らしいったらありゃしないじゃないですかww  
良く見えるだけじゃなくて軽くて使い勝手が超楽 

面を付けたままなのに全てがクリアーに見えてるので
面を上にあげる必要がほとんどない感じ。
インプレッションも後々アップします!

薄い鉄板に細いボルトを溶接しブラケットを制作し
樹脂も溶剤で反応するので接着も可能ですが、
鉄板をサンドしリペット兼接着で強度も十分!

ブロアーモーターも側面のボルト1本で脱着可能な構造にしたので
マニーホールドに集中する配管の脱着も容易に成ります。

ピンチをチャンスにする事が出来た瞬間ですね。
取付は頑張れば誰にでも出来ます。
大切なのは、取付方法や取付後のアフターなどの方が大切です。
何とか成りそうです!  



排気ガスが目に染みると言う相談
点火系の劣化でデストリビューター類を一新

車検もあり改善を進めるととんでもない排ガスの値でした。
イグニッションコイルの劣化とポイントの劣化
スミトランジスターに変更しオールドカーとは思えないほどのスーパークリーン

月日が経過しプラグを見ると真っ黒ww
点火タイミングも見直しプラグの熱価も変更しました。
プラグと言っても海外には多くのブランドがあり
各社毎の熱価表示も統一されてない。

メカニック時代には、純正でソレックス車の車検も入庫し
排ガスの値が下がらず苦労した。
更には、納車後オーナーさんの乗り方によりプラグの熱価も吟味する必要があった。
今みたいに電子制御され白金プラグ10万キロ無交換なんってありえない時代。
手前と奥のプラグの熱価も変えなければ成らない場合だってあった。


1964IMPALAにはエーデルキャブが付いた状態でオーナーさんは購入してるので
駒かな仕様は不明。
283E/gに4バレルキャブをインストールする場合、
マイルドな乗り方されるオーナーさんでは容量が大きいとかぶり気味になる。

プラグのチップ先端は綺麗で全体が黒色に成ってる所をみると
点火は十分得られレスポンスも問題なし。
行きついた結果、キャブレターを一新する事となった。

イメージ 1
長年仕事をしていると
インパクトのあるカスタム改造してる様をみてると「若いな〜!」って思う。
大切なのは、街中を快適に走って曲がり、止まれる車。
基本が一番大切だと言う原点に戻って行く。

不具合や故障が起きた時、原因を調べる場合においても
出来るだけ丁寧なセットアップとオリジナルに出来るだけ近い状態にして置く事が
出先での応急処置や他の修理業者にも分かりやすい施工を心掛ける事が重要。

それ以上にオリジナルには理由があって、
一番完成度が高く、改造はディチューンされる場合がほとんどだ。

そうした作業で、更に注意してる事があるんです。
当時のオリジナルと現代にしかない優れた製品の融合。

プラグコードは出来るだけオリジナルと同じトレースにする事で
エキゾーストマニーホールドからの熱対策がなされてる。
デスビキャップに差さるオリジナルのプラグコード端子はまっすぐだが
現代はL字。
上から差すスタイルでは配列をあまり注意しなくても良いが、
L字の端子に成るとコードのトレースの明暗がはっきり出てしまう・・・
デスビの点火順序の始まる場所の位置関係や配列に気を使ってあげる事で
レイアウトが抜群に良くなるし、修理する際も辿りやすい。

燃料ホースも劣化し傷んでましたので、オーナーさんに許可をもらい
配管を新調しました。
これで痛みも無くなります。

言われないと判らないようなわずかな組付けも
私にとっては重要。
派手なカスタマイズよりも大切な作業なんです。
イグニッションコイル、ハイテンションコード、ポイント、燃調、マロリー、テーラー、排ガス、


デスビ交換を終えた1963IMPALAですが
プラグコードのトレースに時間がかなり掛かりました。
遮熱板とブラケット取付が狭い隙間からの作業ですのでスムースに行きません。
手間が掛かっても、やっぱりオリジナルが一番完成され理に適ったレイアウト。
熱の問題などにも考えられ
ワイヤールームを使いチャラチャラしたカスタマイズするより優れてます。
ワイヤールームはリークの原因が凄く多いので駄目。

イメージ 1

オリジナルを重視しつつも、バランスも大切なので
1番3番&2番4番のブラケット経由と同じ様に
5番7番&6番8番も後々ブラケットを取付る予定。

プラグコードのトレースと言うほんのわずかな事でも
エンジンルームのクオリティーが変わってきます。

以前のプラグコードのレイアウトはヘッドを跨ぐ黄色いコードでした。

同じ283E/g 1964IMPALAでのレイアウトも同じですが
MSDデスビキャップ頭上にはロゴ入りのブラケットが付いてます。

今回はOG志向へ進めるのでブラケット無しです。
デスビキャップも黒色へ変更すれば間違いなしですね!    


プラグコードトレース前とトレース後の動画です




年度末は車検がとにかく多いのだが、
特殊な依頼が多くて、大半の車検を断ってしまった。
そのおかげで月末の支払いがピンチです・・・
一年で一番忙しいって事は、一番仕事ができる時期でもあります。
その仕事を断ってしまった私は、今になって重く圧し掛かって参りました。

その中の1台である1963IMPALAも車検でしたが
お預かりして1ヶ月経とうとしてますので取得は4月ですね。

足回りの整備だけで1週間コース
一通り完了した所で、メインのエンジン不具合です。
エンジンが掛からなくなりロードサービスで入庫しました。

そもそもポイント点火のオールドカーに
トランジスタ点火に改善(部品を換えるだけ)された車両がほとんど
交換時は威力を発揮し喜ぶのもひとしお
電力の食う製品を装着するとオールドカーの電源供給回路が原始的な為、
ハーネスやメインキーなどに高付加が掛かり電圧降下を起こし
性能がポイント点火以下の状態に成ってるケースが多い。

HEIデスビは、デストリビューターにイグニッションコイルがインストールされ
ほぼポン付け出来る。
それがゆえに、不具合が起きると簡単に点検が出来ないので分解が必要。

オールドカーの大切なポイントは
出来ればオリジナル(OG)に近い状態にしてあげたい。

手元にある画像が少ししかないので後に追加するとして
MSDのデスビを取付ましたが、今一つローターの位置が気に入らず・・・
装着されていたデスビのギヤ山の位置が微妙に違うようだなぁ
ハイテンションコードも綺麗にトレースしたいので位置が決まるまで
代用のコードで始動する事にした。

イメージ 1

ほぼ適正の取り付け位置が出ていた様で1発で始動!
かなりアイドリングが高く回転を下げようにも
2バレルキャブは、チョークレバーとリンクするカム山で
アイドリング調整されるので温まらないと回転が落ちない。
強制的には落としにくい。

点火系が健全な状態に成ると、かなりアイドリングが高く
スロットルスクリューでアイドリングを下げても安定します。



プラグコードのレイアウトはOGスタイルなので
エキパイの下をトレースしますので手間がかかります。




暮れに納車した1971Rivieraですが、
到着後まもなくエンジンの不調に見舞われてしまいました・・・

正直、頭を抱えてしまいました  

すぐさま状況判断をして不具合カ所の特定と部品調達ですww

先に1972Rivieraの点火系修理を済ませての入庫。
何台か作業してみると特有の癖がある事も良く判りました。
大排気量でFrontにあるデスビにはオイルが十分行き渡らない為、
シャフトの劣化が発生しやすい上、国内で部品入手も難しい事。
そうした理由からストックのデスビに汎用品のモジュールを組込む流れがあります。
タイミングチェーンケースを今回交換しましたが
それらのネックを改善する為、オイル通路も拡張されてたりすることからも
世界中で所有される方達の状況も理解できます。


イメージ 1

プラグコードのトレースに気を使われる方が少ないのが現状で、
オリジナルだからこそ理にかなってます。
やはり美しいですね!



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