|
こんな作業をしてしまうと、経費が嵩みます
大きな工場の家賃が払えない・・・
ムラーノって言う車のグリルの作業です。
お預かりして1年は経つでしょうか・・・
厳しい内容の作業です。
お預かりしたグリルにメッキを掛けて欲しいと言う事です。
本人は、滅多に入手出来ない形状のグリルで
オークションでゲットし、品定めしないまま、預けて行きました。
中古のグリルでブラックアウト
良く見ると、前面にうねりがかなりあります
それに、ピンホールにポツポツ浮かんだ塗装の表面
この状態で、真空蒸着して仕上げたら、
目も当てられないほどのうねりで本人もビックリしてお代を払わないでしょうネ
グリルに真空蒸着したら、飛び石やらで
あっという間に剥がれて駄目になるでしょう・・・
電解蒸着するには、それなりの下準備をしなければ成りません!
数多く、メッキ加工を多くの業者に出し、色々と勉強し学びました。
メッキも塗装と一緒で、手間を掛けた分、仕上がりも良くなります。
特に下地処理です!
施工された工程を、全て除去する事からスタート
進めてみると、FRPにラッカーサーフェに淡色の黒色でクリヤーなし
ラッカーサフェと黒色が密着していませんでした・・・
そもそも、ラッカーサフェなど日曜大工的な間に合わせ材料
耐久性も柔軟性もありません・・・
下地を傷めない様に、ペーパーで削り取っていきます。
工場と言う建物が無くても出来る仕事です・・・
ひたすら、ひたすら削っていくのみ
感情や疲れを感じては絶対に出来ない作業で
無に成れない人には出来ない仕事です。
営業、仕入れ、デザイン、技術、応対と経営のサイクルを進める上では
雑用をこなす人材が本来必要。
ですが、こうした雑用は一番大切で
仕事が終わった報告を受け、品物を見ると台無しに・・・
こう言う経験が多くありましたね
注意すれば来なくなる。
人材を育てるのって本当に大変です。
合わない仕事も、やはり全てを自分で行う事が
ハイクオリティーな仕上がりを提供できるのだと思います。
量産は絶対に無理!
気の遠くなる作業を進めますが
ペーパーが入り難い所ほど、メッキの密着不良が生まれ
浮き出したら、あっという間に剥がれます・・・
ことわざにも
「メッキは剥がれる」 ってあるよね
性質の違う金属が熱膨張や歪みを繰り返し剥がれる
その剥がれに対して密着を上げるには、地を荒らす
塗装で言うペーパー掛け
簡単な事だが、実は多くのペイント施工では出来ていない。
|
メッキ加工 クローム、ゴールド等
-
詳細
コメント(2)
|
BusMagicさん より依頼を受けたJ37のバンパーですが
無事にお渡しする事が出来ました。
参るほどよだれが出るメッキです
当初、私が施工する方向で依頼を受けたんですが、
作業する時間とコストが合いませんので
LAで施工する事を進めました。
見積もり次第でお願いするとの事でしたが
見積もりの返事が遅いと言う事で
国内で仕上げてくださいと言われました。
実は、一番難しいキャッチボールなんです。
日本とアメリカでは、事の動かし方、考え方が違いますので
今回の様な事が必ず起こります。
ですが、メッキパーツのリペアーって
けっこう大変です。
経験ある方はお判りですが
綺麗に鈑金を済ませメッキ屋に持ち込むと
メッキを剥ぐ事から始まるので
剥がれると、鈑金箇所が盛り上がった状態に成るんです。
メッキ屋が磨きで、どうにかしようとするみたいですが
鈑金分野ではないので、仕上がりに納得が行きません・・・
メッキ屋に持ち込み剥離を済ませ鈑金を開始すると良いのですが
2往復します。
剥離も、意外と綺麗には出来ていませんね。
今回の様な、凹んでる箇所の裏にブラケットが溶接してあると
鈑金が出来ないので切断し鈑金、接合と行いますが
接合後には、せっかく仕上げた表に溶接の歪が出るので
再度、鈑金を進めます。
この全ての工程を、私がしたい所ですが
ご奉仕で進めると、会社が圧迫・・・
まともに見積もりを出すと・・・
大きなレストア作業の中の一部に、リペアーがある仕事なら
穴埋めが出来るんですが。
見積もりの温度差や、アメリカと日本との差
考え方
人件費の差等を、詳しく伝えLAで施工する事を
再度、提案し進めることに成ったんです。
個人で依頼される方も、
雑誌を見て、「こんな風に仕上げて欲しい」と多くの方が言うのですが
リクロームした後、直ぐに錆びてしまう裏事情を知っているのだろうか?
仕上げた後の、メリット、デメリットを知っているのだろうか?
そうした話をしていると、他店へ流れてしまいます・・・
結局、言った通りに成るんですがね・・・
直面して、初めて見える色々な事情があるんです。
喜んで頂けると良いです!
色々とありましたが
この度は本当に、ありがとうございました
|
|
ジムニーのバンパー補修の依頼を受けましたが
無事に完成です!
まずは、完成と依頼された時の現状の画像です。
こうした補修は、本当に頭の痛い作業なんです・・・
ほとんどが、予算で安い施工を望みます。
誰でも一緒!
仕上がってみると・・・
そうなんです。
1点物のデメリットが多く有ります。
塗装も、下地、サフェーサー、磨ぎ、ペイント、クリヤー、磨きとある様に
メッキも、下処理、銅メッキ、ニッケルメッキ、クロームメッキ、磨き
こうした工程で進めますが
メッキの鈑金は、このメッキを全て削り落とさなければ綺麗に鈑金が出来ません。
理由の説明は、長〜い話に成るので・・・
このバンパーの補修箇所はバックランプのブラケットがあるので
これを剥がし、鈑金後、溶接
溶接後は、表面に出来た熱の歪みも修正が必要です。
全て完了した後、地をバフ掛けし銅メッキを掛けます。
銅メッキで巣穴埋めを兼ね、更にバフ掛けしニッケルを載せます。
この後のクロームも、水槽に入れる際は
電極をそれぞれに設置し、ジグに固定します。
これが日本の業者では、ほとんど出来ず1点ものロークオリティーです。
冬は、雪深い地方で乗られるジムニーですので
凍結防止剤等で、あっという間に錆びてしまいます・・・
日本で仕上げたメッキパーツ(大型バンパー等)では
メッキが入りにくい所は、黄ばんでいませんか?
それは、下のニッケルが顔を出しています。
クロームを均一に掛けるのが実は難しいんです・・・
そうした事から、とある所へメッキ加工に送った訳です。
その仕上がりが、このクオリティーに仕上がるんです。
もう少しで届く予定ですので、今しばらくお待ち下さい
|
|
こだわると
仕事に成らない事ばかりですが、オーナーさんの根性に負けた!
日々、行う作業を見ているオーナーさんは
自分の車を作業する時は
絶対にやって欲しいと泣きつかれました。
以前、 仕上がったメッキパーツ を披露しましたネ!
ガンスポットも クラックが入った所 をアルミ溶接をして直しました。
その部品も、綺麗に仕上がり
製品の裏側をペイント処理して仕上がりました。
マスキングをオーナーさんが頑張りましたが
見切りを先にマスキングしてくれたので剥すのが大変・・・
硬化してしまってから剥すと密着不良が際から発生するので
生乾き状態で行うんですが
進みません・・・
ここでもモール類の紹介 をしていますが
LAのリペアー職人は凄いです。
大半がメキシコ系の移民が低賃金で労働しているのですが
LAでは、まだまだリペアー業が成立している市場です。
私も、時々トライしますが
その作業をしていると、本業が進まず
それに、朝から晩までリペアー専門で行う職人には
コスト面、施工時間、クオリティー
全てが適いません・・・・
以前、エーデルのインマニを国内でポリッシュした方が居て
8〜9万掛かったそうですが
LAでは1〜2万
今では、ポリッシュ済みのエーデル製インマニが有りますから
やる人は居ないでしょうww
せっかく仕上がった製品も、バンパー裏側が錆びていたり
密着が悪いアルミパーツはクロームメッキが浮いてきます。
未然に際から防ぐ処理を、オーナーさん自ら志願する情熱には適わない!
|
|
七転八倒している、おいどんでごあす!
ファイアーウォールのマニーホールドの位置が決まり
サスパイプをエンジンルームにトレースして仕上げますが
ガス管だけではなくヒーターホース2本も一緒に
トレースするので、ヒーターホースの位置も決まってないと駄目って事で
ヒーターのIN,OUTの位置を確認しました。
新規製作ではないので
人が仕上げたカスタマイズに引き込むので
両者を完成図にある状態と違って無駄が多いです。
こう言う部品を使っていたらとか
色々と困りますww
と言う事で、取回し位置を模索しながら
在庫のFITTNGの中からチョイス!
それを組付けしても、浮いてしまうのでメッキを・・・
そんな事してたら、また何時に成る事やら
そう言う事で、昼飯抜きでメッキ屋へ出発!
車では何時になるか分かりません・・・
通勤快速のバッテリーが見当たらず
帰宅して妻の D/Hで出発!
工場内、しかもダッシュ下に潜る仕事に比べると
炎天下だけどバイクは天国ですww
娘のバレイの記事 にも書きましたが人間は鍛えると強く成るんですね!
もっとも実家の仕事を手伝い二束の草鞋時代は
製造中のボイラーの熱と蒸気、揚げ物の時は、素手を油に入れながら
製造をしていたので、その時に比べれば楽なんですが・・・
豆腐屋って涼しそうに見えますが正反対なんですよ。
到着し、ざっくりとで良いので待ちで仕上げをお願いしました。
むろんアポはしっかり取ってますよ!
仕上がって来るなり
「お金は良いですよ」 と
仕上がりが悪いからだと言います。
無理な仕事をお願いし、仕上がりうんぬんではないので
お金を置いて行きました!
銅、ニッケル、クロームの工程をしてもらってるし。
待っている間、仕上がった製品を塗装ルームへ運んだり
ぶら下げたりと、お手伝いも率先してやって来ました。
お互いの仕事の苦労話にも
やりたい事が沢山有りますが
コスト面を考えると、非常に複雑です。
乗りで、「やったら」なんって言っちゃうお店じゃありませんからねぇ
|



