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昨年から依頼されていたダットサントラック D21が2日の日に入庫しました。 本人の希望は ★乗り心地最重視! ★低予算 ★ベッド(荷台)内には、油圧のシリンダー等、一切出さない ★故障しにくい ★ローダウンして走っても、足回りが路面にヒットしない こんな要求です。 ご存知の方は、かなり無理を言っているのが分りますよね。 (^^); 私のスタイルは、カスタマイズは人と同じ事をしない。無理を可能にする。 同じ物を出来る限り作らないと言う事です。 このオーナーさんは、過去C1500を乗り、私の所に来ていた方で ハイドロは壊れるし乗り心地が悪いから、エアサスを組みたいと言っていました。 一生懸命、有りとあらゆる説明までしたのですが納得行かず 他のお店を点々としていたようです。 所が、オーナーさんの仲間が、ミニトラックにシルビアのターボエンジンを搭載したり エアサスを組んだりと、 それぞれの、長所、短所を見る事が出来たそうで 私の所へ来て、意味が分ったと言ってくれました。 エアサスを組めば、乗り心地も良く、ローダウンしても快適と決め付けていた事が 仲間のエアサスを見ると、ベタ落ちに仕上げても通常走行する時は、エアーバックパンパンに圧が 入るので、跳ねて乗り心地が悪い。 ハイパワーエンジンを乗せると、リヤが軽いので走って行かない。 オーバーヒート。メンバーの亀裂。大きな故障で想定外の出費など・・・ 雑誌で見るイメージと、実際にはかけ離れた不具合 不具合など、書けないでしょう・・・ 私が進めるのは、そうした事を考慮してのアドバイス。 行け行けの方は、受け入れられないでしょう! このD21は、ロワーリングブロックでドロップしただけ。 D21は必ずリーフマウントを上へ変更しないと路面にヒットします。 スプリングシートは、ホイールよりも上に行っていれば車検にパス出来ますが 実際には、出来る限りブロックを使わず上に行かせた方が、安全。 今回は、マルチリンクにもしません。 予算がないからも理由ですが、純正の板バネの信頼性が高いのと 足回りをぶつけてもアライメントが狂いにくいメリットが有ります。 無理に変更する理由は無いですね! 後は、油圧との緩和させる補助バネをどの様に運動させ乗り心地を確保するか。 いや! 乗り心地は純正以上にします。 先程まで製作していたリンクは、バイクの事を詳しい方は分かるでしょうが レイクダウンと言う施工方を使います。 純正のバネが直立だとすると、ロアアームのピポット側に寝かせる事で バネの運動が非常に滑らかに成ります。 そうした施工法を利用したサスペンションに成るんです。 手が冷えて、これ以上打ち込むのが辛いので 今日は、この辺で!
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LOWRIDER 加工
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コメント(9)
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1960年代のシボレーインパラのダッシュ回りは アルミ製のパネル(Instrument Panel Lower Finishing Moldings)アルマイト処理が ドレスアップされているんですが、これが意外と厄介なんですww 一般的に言うグローブボックスに、 フィニッシングモールとロアフィニッシングモールと言う部品が付いていますが レストアし、リメークの為にペイントをするのですが、 ロアパネルは、淵を折り曲げて取り付けして有ります。 めんどうで、こうした部品を取り出さないでマスキングでペイントしてる車輌を多く見ます・・・ せっかくレストアしてるのに、こんな所をそのまま? しかも、運転席から手が届き、身の回りこそ綺麗にして置きたい部分です。 と言っても、かなり手間仕事です。 これは、1959年のインパラですが、 ロアモールを外し、裏側を見ると薄っすらサビが見えますよね。 濡れたんではなく、結露した湿気で出来たんでしょうね。 こうやって見てしまえば、やって良かったって言う事に成りますww 1961年のインパラの同じ部品でも、耳を折り曲げ取り付けていますが 綺麗にアルマイト処理を終わらせた部品を、また耳を折り曲げ組み付けるのも祈る思いで付けるんですよ ついでですが、61はオーナーさんがフレームを綺麗にして持ってくる話に成っていますが かれこれ何年経つのって言う感じです・・・
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昨日、納車に出ている時に連絡が有り 今日、明日は居ますかと! 今朝、工場に縫製の神様が来て下さった! 内装の相談をして、インパラのボディーカバーをオーダーしたんです。 オーナーさんの話を色々聞き 市販しているボディーカバーは、耐久性が低く、湿気も非常に多く溜まってしまう。 大型トラックの平ボディーに使用する生地でも良いかなと思い話をすると 脱着等が不便との事で、生地はお任せで頼みました。 インパラに付けるダブルアンテナにも対応しボディー形状にピッタリな設計なので楽しみです。 採寸だしの時も、細かな寸法の話を聞くと、その寸法を少し変更するだけでも シートが風で刷れボディーに傷つき安いなど、職人ならではの話も聞けました。 かなり前から交流させて頂いていますが、○産自動車のモーターショーの試作車の内装や 考えられない領域の仕事をしていた方です。 縫製の為に、ミシンメーカーへ修行しに行き、ミシンのノウハウも学んで来たそうで レース地の薄い生地を縫製したり、防水生地(コンバーチブルトップ用)等の かなり厚い生地をこなす為に、1台のミシンを調整して使える様にもしてしまうそうです。 工業用ミシンを使われている方は分かると思います。 そんな方でも、最初は市販のつなぎの縫製を解いて、型紙を起こし 1から同じ製品を作るそうですが、シワ無く着心地の良い物にするには、縫製ならではの 感覚とセンスが、そこから学んで行ったんでしょうね。 恐るべし職人の世界ですが、完成が楽しみです! (^^)
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タイトルとはまったく違う、キャデラックのストレットリムジンのフロアーを チェックすると大変な事に成っていました。 そもそも、室内に排ガスが入って来て目が染みて、乗れないんですww と・・・ 原因は、コンピューター不良による、点火系とフューエルコントロール不良での問題 その点検で、オイル漏れしたオイルがマフラーで燻されたり・・・ 先日、その紹介もしましたが、 今度は、混入箇所の点検で、フロアーが穴だらけでしたww 凄いでしょ! 簡単にですが、ファイバーで補修しました。(予算の関係で) では、何で こんなに穴が・・・ そうなんです! レザートップを行った車両だからです! フロントガラスの収まるモール際のレザーがこんもり浮かび上がり 雨漏れをしているからフロアーに溜まり・・・ カリフォルニアや雨の降らない土地は良いが、 ココは、どこだい! 雨季も有り、高温多湿の国 ビルダーとして一番ココを気にする訳 先日、私のブログを見て来て下さった方が居て 元々、同じ仕事をしていたと言う。良く聞くと (^^) アメリカで見た、キャデラックの話に成り、懐かしかったww! この方も、たしか素敵なスキントップ仕様を仕上げたよね! スキントップとは、レザートップを剥し、ボディーラインをむき出しに仕上げる事を言うんです。 クーペブロアムを92年モデルに変更するだけでも 多くの予算を必要とする。 レザートップに仕上げる為の車両の見えなくなる下地の処理を全面ブラストし 板金塗装する手間と、クッションとパネル、バイナル地のレザートップを縫製し シワ無く綺麗に張り込む予算は、目玉が飛び出る金額と成ってしまう。 いつも、私が言うのは限られた予算をいかにバランス良く割り当てるかが カスタムカーの最終仕上がりの決め手になる。 多くの場合、オーナーさんが譲れないポイントが有る為に、無駄が出てしまう。 本場のアメリカに目を向けると、ショーは愚か、雑誌にも紹介されていない 究極のカスタムカーが山ほど有る。 雑誌で取り上げられる多くは、流行に乗った物や、どの世界にも有る 立て横の繋がりで出来た暗黙の領域が有るので 業界に有利に成るモデルをヨイショする訳だ・・・ 読者や情報に左右されやすい一般は、引き込まれてしまう。 こだわって仕上げたはずの車でも、インパクトが無く、何をしたいのかが・・・ 機会が有れば紹介したいインパラが有るが この方は、どうしても譲れない事が有ったのだが、私は反対し 半ば強引に作業を進めた。 結果は 色もまったく違うし、予定外の仕上げと成ったが、今でも気に入っていると言う。 人間は、感情の生き物なので、 オーナーさんから出た話をそのまま受けていると、ちんどん屋になるケースが多い。 作業する前に、なぜそれを求めるのか? 今の私生活が満たされているのか? 彼女とうまく行っていなかったり・・・ 本音を話して行くと、何だそう言うことかと見えてくる つまり、カスタマイズは自分の思いを形にしてストレスを発散できる息抜きである! だからこそ、思い立った気持ちを即行動に起こすと 大きな大金が無駄に成ってしまう・・・ オーナーさんの持っている感情を聞いていく事も、私の仕事で重要な事でも有る! 数年前から、来店している92ブロアムの方がやっと所有権解除が出来て 念願のクーペブロアムを仕上げる方向に話が進みだした。 今乗っている92ブロアムに85クーペブロアムのボディーを載せ 92にこだわるあまり、エンジンルームもオリジナルにこだわらず 車検対応できる排ガス装置は取り付け、ビレットパーツとキャブレター化 ダッシュも92から移植すすが、コンピューターを稼動させる多くのケーブル類も省く事が出来るので 大幅に作業時間を短縮できる。 つまり、コストを下げて、ドレスアップもばっちりこなせる。 ココで、オーナーさんはやはりレザートップだけは譲れないと言う レザートップは、今回行わないとした場合 ボディーワークを完璧に行い レザーが張り込まれる周辺も、下地からパーフェクトに仕上がる。 余裕が出来た時に、レザーを張り込む事はいつでも出来るでしょ! 国内のショーに行って、車を見たいとは思わない なぜかと言うと、色々乗り継いでいくと大半がインパラにたどり着く 仕上げてみると分かるのが、皆同じ方向性に成る かなりの大金を掛け、4輪ディスク、フォード9、TPI、4P−4S、OGパーツと 色が違うだけで、やっている事は一緒 シボレーで、こうした車両が販売され、オープションもいっぱい有るんだなと言う感覚 お金の使い方として、お金がある者の勝ち的 さかのぼって、30〜50年代のボム系はと言うと 当時は、プレス技術も低く、職人が鉄板を叩いて立体的なパネルを作り上げていた だから、緩やかな三次曲面の流線型ボディーに成っていた。 硬い鉄板だが人間の暖かさが有り 3m以上も有るクオーターパネルの三次曲面の板金をしてみると分かるが、 非常に難しい! こうした奥深さも有るのがボム系! ボディーワークをし遂げた時の達成感は格別なものだ。 ショーに出展された車もジャッジをうならせる車が見当たらない・・・ 本物の目は絶対にごまかせない。 だからこそ、人と同じカスタマイズには魅力も魂も感じないんだね 一生懸命働いて手にした資金は限られているのだから、人の話は聞いて居てほしい。 はたして、クーペブロアムを夢にしたオーナーさんはどう出る?
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ローライダーの多くの車両は、乗り心地が非常に悪い なぜなら、乗り心地よりもホッピングを先行する目的が有りダンパーが付いていないケースが多い 修行時代も、ムーンアイズやキャル系カスタマイズのショーで スポーツトラッキンが地味だが素敵だったね! 私も720で仕上げたっけ! ブログを毎度見ている方はご存知だろうが 妥協しない私。 有った事も、全て報告する努力をする。 先日も、予算オーバーで限られたオーディオ取り付けを行った時も 仕入れ明細を提示し、それでも最大限努力し提供に努める。 ネットや平行輸入業者から購入したオーディオ製品には保証が低い。 いざ故障すると、郵送したり、修理不能等・・・ 正規ルートから仕入れると少しお高い。 保証とアフターが万全なので、それを推奨し製品自体も明細を提示し 技術料も極力絞る。 ただでさえオールドカーはメンテナンスの為の費用も出てくるので維持が大変 そうした時に、作業してきた行いが結局、身に返ってきます。 現実はそんなに甘い物ではなく その後、他のショップを転々として、数年後には戻って来て下さる。 ですが、その頃には維持出来ず、手放していた等・・・ 先に話した、有った事を全て話す! コレが、意外と面倒を起こす事が有る。 今回の場合もそうだ。 更なる乗り心地を追求し求めてきたオーナーさんの車がいくつか問題点が有り 作業に移れない! ハイドロリクスで車高制御している車両だが メインバッテリーでの車高制御の為、作動がゆっくりです。 Frontのポンプは1つでゆっくりとした作動で車高を制御すると、作動抵抗(フリクションロス)や 自重は左右違うので軽い方から車高が上がる。 こうした問題点をクリヤーしなければ、二次工事に着手しても、その不具合が最後までひびく 原因を調べる期間に、オーナーさんが限界でキャンセルの依頼が来た! 本日中に戻し納車に伺うと、即報告させてもらったんです。 独立して15年 この様な話は、何度も有った! 時間と言う物は、いやな事を忘れる事には絶対必要だが、待つ立場は非常に辛いね それでも、私の行いを買えない理由は、 どうしても知ってもらう必要は無い! 理由は1つ 限られた予算と、安心して長く乗って行く為のセットアップ時間だからだ。 裏話として、インパラを譲り受けたオーナーさんは何も知らず購入する。 フレームが歪み、左右のバランスが狂い、スペーサーを入れて車高の左右差の調ずりを合わせる 左右のアームの長さを調整してしまう等・・・ 知らぬが仏で、何も言わず乗っている本人が気が付かなければ丸く収まるでしょ! こんなケースが山ほど有る。 私には、絶対出来ない行いで 有った事を伝え、その問題点を理解し改善しておかなければ成らない。 今回、依頼された件も、新たに加設する、テンションロットやタワーの長さを調整し 左右均等な動きをする様にして収め、だまっていれば分からないであろう。 意外と、追求しこだわっている方は、出来上がってしまうと 自己満足なのでしょうか、安心立命と成ってしまう。 つまり、その程度・・・ 目先を変え、ヨーロッパ車のハイエンドな志向性に行ったほうが良いのかとも思う この画像の数秒後に出てくるアクティブサスペンションが今回行おうとしていた作業でした! ショックアブスオーバーの構造とオリフィスを通過するオイルの動き 1分後に黒い霧状の流れがオイルの流動です。 この画像で分かりますよね! ショックのカートリッジとバネの全長が短いほど運動性能が低いので、 安定した作動と乗り心地を求めるには、ストロークが長く有効巻数多いサスペンションが適しています。 ダンパーの構造は、コレよりももっと複雑な構造ですが、 そうした、作りが特性としてはっきり出る。 つまり、無理な構造で製品化した物は、あくまで製品化したと言うレベル アクティブサスペンションを搭載し車高コントロールするイメージの参考に見てください! ラリーのサスペンション |



