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クオーターパネルに納まるヒューエルコック
塗装も何度もされたうえ
私の一番嫌いなFuel Door Guard
このプロテクターを付けるとヒュエルリードと干渉し塗装が剥がれる・・・
せっかくだから、綺麗にしよう!
こんな小さなパーツでも、真面目に取り組むと
えらい時間が掛かるんです。
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1963Impala製作
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詳細
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湿気の低いこの時期に補修作業を集中しますが
明日は、雨予報です・・・
何が何でも今日中にサビ止めを入れておかなければ!
パネルボンドも完全に硬化し鉄と同化してます。
いよいよサビ止め処理をしますが、パネルの足付ですね。
通常であれば、ペイントに入ってしまうかサフェーサーを入れて進めるのでしょうが
サビ止め処理無ではね・・・
見積もりには一切入っていませんが、徹底的に施工して置きます。
ペーパーでガリガリ削る感じで足付を進めます。
歪みが気になる所が多々ありますので、足付前にある程度叩いて置きます。
長い道のりですが
何とかクオーターパネルの下処理がやっと完了ですww
これで、素手で触っても、湿気があっても安心して次の作業に進めます
今回は、サービスで少し大きめの画像にしてありますので画像をクリックして下さい
しっかり塗り込んでます。
触れるまで丸一日掛かり、完全硬化するまでかなり掛かります。
次は、フェンダーを外しドアのセクションに移ります。
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やっと一段落しました。
体は、悲鳴をあげて喉の調子も変、肩こりしない私ですが首まわりもガチガチ
ブラスト作業だけで何日してたろうか?
作業を終え、チェックすると 「ここもか」
再スタートすると、一日が終わり翌日再開
この繰り返しでした。
それでも、やり足りない箇所は沢山あるのですがパネルで見えなくなる所はしっかりやりました!
ブラストするとサビや黒サビに成った炭化した層がことごとく剥がれ落ちます
サビ止めを塗布しても、こうした進行する素材を除去しないと駄目です。
ブラストして穴が開いた箇所は、裏側からも来てますので表だけサビ止めしても裏から来ます・・・
徹底的に退治します。
パネルを張り替える前にボディーもパネルもサビ止め処理をしっかりして置きます。
サビ止めにも種類が沢山ありますし、塗り方や気象条件で耐久性も極端に変わります。
使う材料は、長年失敗を繰り返し導き出した材料のみで
本塗りの様な捨吹きは言語道断です!
わずかな気泡が命取りに成りますので、鉄板に浸透させる事が重要
右側のパネルの交換も終わりクオーターの施工は一段落です。
左側のパネル交換 が先に施工しましたが
右側の張替えがなかなか決まらず、何度も脱着を繰り返し補修が大変でした。
接合時に使ったパネルボンドも気温が低い夜だったので何とか成りました。
この時の気温が15℃でしたので、日中でしたら組付途中でゲルって来てしまい
接着面に気泡が沢山入ってしまい台無しに成っていたはずです。
湿度も下がり気温も低めの秋を狙って施工した理由もここにあります。
3年半待ってもらった 理由も、こうした理由があります。
湿度が高いとブラスト直後に酸化が非常に早く進んでしまいます・・・
パネル交換した部分は、レストアとは言いがたい作業ですが
レストアや鈑金作業は本当にデリケート。
気象を読み、そこに合わせ込んだ施工が結果的に長持ちします。
鉄板を出さないにしても、塗装をする際ですら湿度を良く理解しペインティングします。
パネルを剥がしブラストまでの作業で1ヶ月半
限られた予算で進める為、オール鈑金ではもっと期間が掛かってるはずです。
それを考慮しパネル交換に踏み切りましたが、やはり予算が厳しいのが現実ですね。
貧乏暇無しですが、喜ぶオーナーさんの気持ちを思うと手が抜けませんね
接合面に使ったパネルボンドだけで6本。
凄い量を使いますね・・・
モノコックボディーとして考えたら、かなり剛性が高いベース車両に成るでしょうね
何年振りかと言う位、体が参ってますww
パネルの歪みや補修の鈑金、シーリング部の仕上げがまだまだ残ってます
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無事、クオーターパネルが組付完了しました。
と言っても、まだ片側だけですが・・・
まずは完成から
プレスラインをそろえるのは当然ですが
こうした組付は、寸法通りに進めては絶対に駄目です!
その車、その車の癖があるので状態を判断して進めます。
国産車の補修を見ると、寸法通りに修正機で牽引してパネル交換してますが
実際、我が家でもあった出来事で
おかまを掘られた高年式の事故車を買いスズキの車で専用の治具が無かったので
そうした車の補修に慣れたショップに依頼しました。
年数を経過するとリヤハッチが開かなくなってきました・・・
一度皺が出来た鉄板を牽引した場合、寸法よりも長めに引っ張り調整をしていれば起きないトラブル。
事故修理を頼むユーザー側は、修理方法を知らないのでまかせっきりですしね。
特にアメ車は、左右非対称の場合が多いです。
寸法通りに組付すると、ラインが不自然だったりします。
特にピラーの無いハードトップは要注意。
50年も経過してる車ですから補修も掛かり入ってます。
パネルを組付る際に気が付いたのは、ドアの後ろ側下が開いてしまってる事。
サビで穴が開き、パテをなすって何度か仕上げてあります。
もろくなった鉄板が反ってしまってるんですね。
ドアの鈑金もあるので、修正して行きます。
組付たパネルもリプロ品ですので、一筋縄では収まりませんし
加工を繰り返して、仮組をしていきます。
何度も、何度も脱着して加工を進めますが
大切なのはサビ対策ですね!
加工が終わったパネルを、ガリガリ足付けして
見るのも嫌に成る位、丁寧に丁寧に高密着の為の下処理を外面以上に手を掛けます。
組付けしたら、きっと日の目に触れる事は二度と無いでしょうね。
私のこだわりは、こうした見えない個所ほど徹底的に手を掛けてあげる事です。
簡単に手の加えられる面は、誰にだって出来る仕事です。
その代り、このパネルが組付くまでの下処理だけで一週間以上掛かってます・・・
組付け時に使ったパネルボンドも2本
会社勤めだったら社長に殺されてるでしょうね・・・
まったく採算が合いません。
仕事ではなく、病気です
接合面、接着面はベルトサンダーで足付けしマスキング
足付が終わった面を全てサビ止めが入ります。
接合面全てにパネルボンドを塗布するので、空気に触れる面は100%ありませんので
サビに対しては永久保証しても良いと思います。
言い過ぎですが、それ位長い間に失敗を繰り返したどり着いた施工方法です。
最近の車のステップ下のスポット部は、
わざと鉄板同士に隙間を開け内部に入った水を吐き出す構造に成ってます。
所が、こうしたオールドカーを見ると、ステップには枯葉や土が山盛り入っていて
隙間から出るキャパを超えてしまってます・・・
気密性やウエザーストリップのクリアランスが悪く、かなり入ってしまいます。
接合部は、完全に面を貼り付け隙間を錆びさせない施工をしないと駄目です。
その代り、大きな穴を数か所設ける対策を加える必要があるでしょう!
もっとも、車を50年乗ると言う感覚は日本にはあまりないので意識が足りないと思うのですが
人間で言ったら老人です。
老人を雨の日も風の日も雨ざらしにして置いて良いのでしょうか?
そうした車を所有する前に、車と対話してから購入して欲しいです。
ペットショップで可愛いから買っちゃった。
釣った魚に餌を与えないのと一緒です・・・
保健所でどれだけ犬や猫が殺されてるのを知ってます?
IMPALAを所有するって事は、スマホや遊びに行く暇が無い位
カーケアーが大切な車なんですよww
私も、こうした仕事を突き詰めて行くうちに気が付きだしました・・・
お蔭で、乗りたい車もいまだに買えません。
と言うより、そんな余裕が全くありません
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