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Ballandean遠征2018 その1

覚えになる旅行記になるので、お暇な人のみお付き合いください。

まずは、撮影画像をぼつぼつ処理しながらアップします。
最初にアップするのは、大マゼラン雲(LMC)です。
昨年のチラゴーに比べると緯度が高くなったので、LMCも随分と高度があり、早い時間帯だと十分撮影できました。肉眼でも、まさに雲のような大きな星雲です。
小マゼラン雲を撮影したときも、きわめて多くの微光星がうつり、一見するとノイジーに見えてしまいます。BORG77EDII+F4DGの330mmでは、はみ出してしまいました。
イメージ 1
撮影データ: BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO SP4) HEUIB-II Filter使用 ISO1600 6min x12(Total 72min)
GP2赤道儀(BLSドライブAGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでデイザーガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット&カブリ補正→CS6で合成後仕上げ

さて、本題の遠征記です。
Ballandean遠征1日目
松山空港を定刻に出発。JAL便だったので、大きな荷物は松山空港で預けて、ブリスベンで出てくる手筈。これは良かった。羽田で、少しだけ両替をして、国内線ターミナルから国際線ターミナルへ移動。同行のHさんらと合流。

今回ブリスベンまで行く経路は成田発の直行便もあったが、50kgの荷物を持って国内でうろうろしないで済む方法で、羽田からシンガポール経由で行く方法を選択。羽田からのJALのシンガポール便はガラガラであった。Transitに三時間かかるが、途中で降りて手足を伸ばしている時間で、それほど苦痛ではなかった。しかし、共同運航便のカンタスのエコノミーは満席で、しかもシートピッチが恐ろしく狭く、身動きできないくらい。また通路も狭く、人が通るたびに肩にあたるような感じ。この便には、ほとんど日本人はいないようで、ブリスベンへ行く方法としては、変則的な経路のよう。

Ballandean遠征2日目
朝の6時過ぎにBrisbaneに到着したが、その後の流れは昨年と同様の電子的な手続き。手荷物受取で、2人に荷物が出てこない。係員に訊ねると、荷物の大きさが大きいと、別のオーバーサイズのところに出て来るとのこと。少しだけ長いだけであったが、確かにOversizedのところに2人に荷物を発見。ロストにならずに安心。

ついで、レンタカー手続きをした。借用したレンタカーは、クルーガーというフルサイズのSUV(日本のランクルによく似ている)であった。4人でたくさんの荷物を積むがギリギリでセーフな状態。天文遠征には、3人で1台くらいが良い選択だと思う。オーストラリアの交通は、英国や日本と同じ左側通行、右ハンドルなので、違和感が少ない。ラウンドアバウト交差点などがあるが、郊外は空いており快適である。高速道路には、ETCに似たE-Tagというシステムがあり、レンタカーの窓に車載器が張り付いていた。これで、後からレンタカー会社からクレジットカード引き落としになるようである。

早朝にも関わず、朝日のまぶしさにオーストラリアに来たことを実感する。透明度が高いので、太陽が低くても、とてもまぶしい。見える空は、日本で高い山に登ったときの突き抜けるような青空である。
イメージ 2

ブリスベーンからBallandeanまでは、高速道路経由で行くことになる。同行者が、スマホのGoogleナビを利用して間違えずに行けた。モバイルWifiがあれば、案内も日本語であり、大変役にたった。そうでないと、時々ある分岐にとまどうことになったことと思う。途中のIpswichの標識を目安に進行する。その後Warwickで、大きなショッピングモールがあるので、そこで少し買い出しをして、昼食をとる。その後、Twinstar Guesthouseをめざし行く。途中は点々と大きな牧場がある。田舎度は、前回のチラゴーのほうがはるかに田舎であった。
午後1時過ぎに、到着する。予定時刻よりも早かったが、チェックインする。ここは日本人夫妻が経営されているロッジであり、部屋数3人で6人までの滞在となる。今回は5名で貸し切りとなった(かなり前に予約しておいたが、新月期は日本からの予約が多いとのこと)。今回、私は部屋は一人部屋にしてもらい、広々と使うことができた。このロッジには、滞在者が使うことのできる専用の観測・撮影スペースがあり、電気も240Vのコンセントと延長コードを利用できるので、電源対策は最小でOKであった。

とりあえず部屋に行き、荷物を確認する。機材の無事を確認する。
その後、観測スペースに案内され、電源や利用できる40㎝ドブソニアンの使用方法の説明を受ける。
イメージ 3
とりあえず、撮影用の2台のシステムをセットアップする。足りないものは、なさそうであった。ここで、少し緩んだねじを発見。細いヘクスキーの芋ねじであった。焦るが、同行者が細いヘクスキーをもって来てくれ事なきを得た。必要な工具も持って行かないとトラブルの元になる。
こちらは季節が逆で、秋で18時前には☆が見えてくる。極軸を合わせるが、昨年合わせた経験が生きる。少し雲がわいて、しばらくは待ちとなる。1時間ほどの間で、夕食をとる。各部屋に日本でも見かけることの少なくなった岡持ちで届けられる。初日は和食であった。ありがたい。

ここの良い点は、①観測スペースがあり、240V電源が利用できる。②フェンスで囲われており、撤収の必要がない。悪い点は、道路が近いため、時々近くを車が通るので、木にライトが当たるので、魚眼での撮影がむつかしい。
近くに、サッカーかラグビーのコートがあり21時くらいまでついていることがある。低空に街灯があるなど、郊外の街中という環境であること。それをもってしても、圧倒的に抜けの良い南天の☆は魅力的です。

自動導入も、同期の際の鏡筒の西東を反対にするだけでOK(昨年の経験いきる)。M-GENは安定している。
そうこうしているうちに雲も晴れてきたので撮影を開始する。モニターから出てくる画像ににんまりしてしまう。初日は、上手くいくと信じていたが、雲が東からわいてきて、流れていく。雲の流れのパターンがよくわからない。ガスや雲が多くて、夜半前にはべた曇り。夜中にも2,3度チェックするも、ダメ。疲れもあって、寝ることにした。

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