無題
第46回 カトマンズ
2/29 カトマンズ
タメル地区の宿は、いわゆる沈没系のバックパッカーが多く、俺とともにポカラから移動してきた建築デザイナーも日がな一日マリファナを吸う生活を送っているようだった。
ジョムソン街道で長い間一人で歩き続けたせいか、早くまた一人になりたいと思うようになり、宿をダルバール広場前に変えたのだが、おかげで少し落ち着いた気分になっていた。今日は古都とよばれているパタンに行き、寺院などを見て回ろうと思っていた。
パタンは日本でいえば京都のようなところで、カトマンズの中では比較的整備された綺麗な町だ。適当にフラフラ歩いていると、家族連れとよくすれ違う。カトマンズ中心地と同じく、パタンにもダルバール広場というものがあって、そこに座って往来をながめていた。
ウォーという、ネパール版お好み焼きを出す店があっ
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