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第44回 カトマンズ

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第44回
2/28 カトマンズ

写真1「スワヤンブナートから見た朝日」
写真2「階段から見上げるスワヤンブナート」
写真3「スワヤンブナートの猿」

カトマンズ2日目。もはや夜明けとともに目を覚ますのが習慣になっていたが、今日は一層早く、夜明け前に目を覚ました。

理由は、スワヤンブナートというチベット仏教寺院で朝日を拝めたかったからだ。まだ暗いタメル地区を歩いて抜け、カトマンズを西の方に進む。ほの暗い道は、多くの路地が合流するに従ってぽつぽつと人が増えてきた。巡礼者のような人もいれば自分のような旅行者もいる。

街を抜け、開けた道に出ると、前方に高台が見え、その上にぼんやりととんがり帽子のような建物が見える。スワヤンブナート寺院だ。10分ほど歩くと寺院の境内の入り口にたどり着いた。境内の前にはいくつかの店が軒を連ね、屋台も点々といたので、一つの店で朝飯代わりにカレー味のスナックとチャイを腹にいれた。

腹ごしらえをすませたのでスワヤンブナート寺院に入ったのだが、寺院までの階段が結構急できつい。ひいひい言いながら登ると、さっきは遠くから見えたとんがり帽子がはっきりと目の前にそびえたった。それは大きな仏塔で、チベット仏教独特の目と鼻だけの絵が描かれていた。

巡礼者は仏塔に対して時計回りに巡礼をする。俺は仏塔の周りを回る前に柵の方へいき空を見上げた。しかし、カトマンズの空は曇って、太陽が見える気配がなかった。少し残念に感じ、仕方ないので仏塔の周りをまわることにした。スワヤンブナートはモンキーテンプルとも呼ばれているらしく、猿も大勢いた。寺院内を縦横無尽に走り回ったり、仏像が置かれている石塔の中を覗き込んだり、色々な猿がいてかわいいものだった。

俺はムクティナートでそうしたように、マニ車(仏典が書いてあってガラガラまわすやつ)をまわし、巡礼の真似事をした。太陽がいつか出ないだろうかと思いながら、1週しては猿を眺め、また1週しては猿を眺めた。30分ほどそうしていると、突然歌が歌われ始めた。

シンバルのような金物楽器や、鈴の音がゆったりとリズムを刻み、何人かの巡礼者によってやさしげな歌が歌われ始めた。俺は何となく立ち上がり、東の方へ向った。すると、空の雲間がじんわりと黄色く輝き始め、太陽が顔を出した。それはまるで夕日のように切なく、幸せな太陽だった。

雲に乱反射した太陽がその姿をあらわにするにしたがって、歌の力も込められていくようだった。しかし聞こえる歌声にはどこも力みがなく、幸せさだけが増幅していくような、不思議な感覚があり、それに包まれると全身の力が抜けていくようだった。

その明かりに照らされるカトマンズは、盆地らしく霧に包まれていた。

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おじゃまします。
よかったら私のブログに遊びにきてください。

2008/6/5(木) 午後 8:46 [ きよたん ]

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雨の多い季節がやって来ましたね!
もしよろしければ私のブログも見て下さい。

2008/6/6(金) 午前 8:00 [ kimikimi ]

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