A WALKLOG

旅行記をまとめていきます。

全体表示

[ リスト ]

第41回 2/26 ポカラ

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

ポカラのアイスランドゲストハウスで目を覚ました。十分に眠ったのでトレッキングの疲れも取れたようだ。昨日は1週間近くのジョムソントレッキングからポカラの町に戻った。アイスランドゲストハウスでは、俺が最初泊まった日にいた日本人は皆旅立ってしまっており、変わりに日本人の男が3人いた。彼らはカウチでハウスをかけながら夜風を浴びていた。

簡単な挨拶をし、俺もタバコを一服するために彼らに混じったが、彼らはみな、いわゆる酩酊していた。回し呑みをしたり、ハシシケーキを食していた。日が暮れる前からそのようにしていたのかわからないが、俺は「ごゆっくり」という感じで、タバコを1本だけ吸って部屋に戻り、眠ったのだった。

今日は一日ポカラでゆっくりするつもりだった。しかし明日にはカトマンズに向うようにしたほうがよいだろう。なぜなら、トレッキング中でも噂されていたように、マオイストのストライキが今にも始まりそうな雰囲気だったからだ。いずれにせよ、アイスランドの宿主であるヴィノにも金を返さなくてはならなかったし、バスは予約しなくてはいけなかったので、今日はポカラで足止めだ。

ヴィノへの借金返済のために両替所に行き、トレッキングシューズ・ウェアを返却した。ヴィノに4,000ネパールRsを返すときに思い出したのが、「警察への届出」だ。財布を盗まれていたので、よく考えたら警察に届けなくてはならなかった。とはいっても俺は旅行保険に入っていなかったのであまり意味はないのだが。

しかしヴィノはこういった。「ぶっちゃけ、旅行保険にこれから入って、盗難にあったと虚偽申請すればよい。証拠なんてないんだから。だいたい君は実際に盗難にあっているし。」
そんなことが可能なのだろうか??
「欧米の旅行者は結構やっているみたいだよ。やるかやらないかは君次第だから、別に強制するつもりは全くないけど。」とヴィノは言った。

保険金をもらおうなどというつもりは全くなかったが、万が一届けられているかもしれないとも思ったので、ヴィノの原付で警察署にいった。警察にことの顛末を話すと、「シッシッ」という感じで追い払われた。しかも盗まれたのが1週間前だと聞くと、その警官は信じられないという顔つきで「そんなもの補償の対象になるわけないだろ。アホか。盗まれたお前が悪い。早く帰れ。」と言い放たれた。これ以上話をしても、その高慢な態度に腹が立つ一方なので、ゲストハウスに戻ることにした。

ひと段落ついたところで、ヴィノに4,000ネパールRsを返した。彼にはとにかく色々世話をしてもらったので、200Rsほどチップの意味合いで色をつけた。すると彼はとても喜んだ。
「日本人でチップをくれたのは、君が始めてだ。とても嬉しいから、君を今日夕食に招待するよ!」と言ってくれたのだ。

そんな彼の夕食を楽しみにしつつ、ポカラの最後の日をどう過ごそうか考えた。しばらくは日本に手紙を書いたり、妙にやせて汚れた自分の顔を見ながらほくそ笑んだりしていたが、どうもジッとしていられないタチらしく、自転車を借りて出かけることにした。

めずらしく地図も見ずに、適当に走り回ってみた。ポカラはそれほど交通量も多くなく、治安が悪い雰囲気もなかったため、それが可能だった。レイクサイド周辺で湖を眺めたり、川の近くの工事を眺めたり、気楽な一日をすごした。

夜は約束どおりヴィノにダルバートを振舞ってもらった。ダルバートはインドでいうターリーみたいなもので、ご飯と豆スープ的なものが一つのプレートに乗っている、いわゆるネパール人の平均的な食事だ。

正直味はまあまあだったが、礼には礼で答えるという彼の誠実さに感動した。そもそも、彼は俺に礼をつくす必然性などないのだ。なぜなら俺がヴィノにあげたチップは、彼からの借金に対する利子のようなもので、彼が俺に金を貸す義理などないはずだからだ。

ヴィノの経営哲学は、「人を騙す」のではなく「ブランドをつくる」という感じに近かった。素直に旅行者の口コミを信じてゲストハウスを経営していた。
今これを書きながらよく考えると、もうあれから4年も経ってしまった。礼をつくしてくれた彼に答えるには、しっかりと俺のような旅行者がアイスランドゲストハウスの良さを伝えていかなければいかないのだろうなあと思った。

ただ、そこに招かれていたのは俺だけでなく、昨晩酩酊していたメンバーのリーダー格のような人も一緒に来ていた。彼はいわゆるリピーターで、以前ここに来たときにヴィノと意気投合したそうだった。そんな縁もあり、彼と翌日カトマンズへのバスを共にすることになったのだった。

写真1〜5「ポカラの風景」

閉じる コメント(2)

ポカラはヒマラヤの入り口と聞きましたが、ヒマラヤは見れましたか? 閑散としていますが高地の素朴な街(村?)という雰囲気がありますね、自分はとても好きです。意外と三階建ての一軒家が多いですね、多分ポカラの中でも裕福な人達の家でしょうか。5番目の写真は皆さん何をされているのでしょうか。。?何かを採掘しているようにみえますが。。?
アイスランドゲストハウスですが、自分がポカラへ行く日があるのかわかりませんが、もしチャンスがあれば是非思い出したいと思います^^

2008/2/10(日) 午後 10:07 だほじ

顔アイコン

>だほじさん
ヒマラヤは見られましたよ。ポカラからはアンナプルナという、ヒマラヤ山脈の中でも高い部類に入る山群が見られます。エベレストだとカトマンズの方に行く必要がありますが。
3階建てのご指摘などを受けると、自分でも気づいてなかった部分があってとても新鮮です(笑)。おそらく階層に貧富は関係ないんじゃないかと(あくまで主観ですが)思います。インドでもそういう家は結構あったので。
5番目の写真は確か、自分の記憶では工事だったと思います。写真だけで見ると本当に採掘場のように見えますが、この写真のすぐ右は街なんです。
ポカラはゆったりしていてとても好きです。セレブ臭さのない軽井沢という雰囲気ですね。

2008/2/11(月) 午前 0:40 [ nil**ive*7020*0 ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事