9分類 文学

[ リスト | 詳細 ]

文学(ぶんがく)
本当は細かく分けたいのですが、ご勘弁を・・・
記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

日本の詩

 
 久しぶりの更新です
 
 お盆と言う事で今回は、戦争と平和をテーマにした詩を紹介します。
 
 
イメージ 1
 
 「日本の詩;10 せんそう・へいわ」
 遠藤 豊吉 編・著  1987年初版 小峰書房 880円+税
 ISBN4−338−03010−0 NDC911 え 10
 
 編著者の遠藤豊吉氏(1924−1997)は昭和後期から平成初期の教育評論家である。
 1944年に学徒動員により従軍し戦争末期、特攻隊員として生きていた人で、この本に掲載された詩の1つ1つの後に【編者の言葉】として彼の経験談が綴られている。
 たくさんの特攻隊員の仲間や上官を見送った彼は、戦中・戦後の様子の変化を自分自身の言葉で書いてあるような気がした。
 ・・・丸木夫妻の書かれた「原爆図」を見て深い迷路にはまり込んだことや、師範学校の同級生の戦死した話など、それぞれの巻によってテーマに必ずしも沿っているとは限らないが、遠藤氏の感じたことが書かれていた。
 印象に残った言葉はいくつもあるが、この【せんそう・へいわ】で印象に残ったのは
「(中略)ついせんだってまで『撃ちてやしまん』と言っていた教師たちのほとんどが、生まれつき民主主義者のような明るい顔つきで、アメリカ賛美と日本軍の悪口をいっていた。私の教師生活はそんな『戦後民主主義』への疑いからはじまった。」(詩「帰郷」の編者の言葉より)
 
 戦争で深く傷つき、戦後頼まれていやいや教師になった彼は、今の教師とは違う視点で子供を見ることが出来た一人だと思う。
 

病気の魔女と薬の魔女

 
 久々の更新です
 
 今回は今の時事に沿った本になるでしょうか?
 
 
イメージ 1
 
 「病気の魔女と薬の魔女」
 岡田 晴恵 著 学研 2008年初版 1500円+税 21.5cm 240p
 ISBN978−4−05−203074−1 NDC910 お
 
 著者はウィルス学、ワクチン学を専門にする医学博士。
 この本はインフルエンザの事や過去の伝染病の事、ワクチンのつくり方などを『病気の魔女』と『薬の魔女』を登場させて分かりやすく書かれた物語です。
 主人公のローズは駆け出しの薬の魔女。薬草の魔女やワクチンの魔女、ペニシリンの魔女の元で修行をしています。
 ローズはコンタギオン(病気の種)を世にばら撒き、大疫病を発せさせようとする病気の魔女達と対決する話ですが、いろいろな病気の魔女が登場するたびに、過去に大流行した疫病の紹介がされるので、豆知識としても読んでも面白いです。
 
 読んでいて不思議に思ったのが、大疫病の発生が戦争やその時代を終焉させたのにはチョット興味がわきました。
 
 さすがに専門家だけに、季節・鳥・新型インフルエンザの紹介やワクチンの働き、新型インフルエンザの予防と治療、ワクチンのつくり方を小学生(ただし高学年)に分かりやすいように書かれているは風評防止にも一役買っているような気がします。
 
 後編も出ていますが、まだ読んでいないので紹介できませんが、読む事が出来たら紹介したいと思います。
 
 冬におススメの一冊です。

開く トラックバック(1)

 
 今回は、うちの図書館でよく読まれるシリーズの最新刊を紹介します。
 
イメージ 1
 
 「宇宙スパイウサギ大作戦 パート2 対決!なぞのカーディガン島」
 岡田 貴久子 作 2009年6月初版 理論社 1200円+税
 ISBN978−4−652−00764−8 21cm 146p NDC910 お 2−1
 
 宇宙からやって来たスパイウサギ、アジトの隣に住む小学三年生の女の子ハルを手下にしている。 
 地球でいろいろな情報を集めるのが彼(?)の任務だが、いつも何かとドタバタしてしまう。
 今回は異性人が侵入してきたとの連絡を受けたウサギは、報告のあった北極海のカーディガン島へ向かう。
 その島ではヒトもカモメもみんなカーディガンを着ていた・・・。
 
 この本はミヤハラヨウコさんの絵がとっても可愛いし字も大きく書いてあります。そのためか学年や男女関係無く手に取る子が多いです。ものすごい大人気というわけではないのですが、本が置いてあると誰と無く手にとって読む子が多い本です。
 パート2という事でラベルも「2−1」といれちゃいました。
 続いて欲しいな・・・
 

開く トラックバック(1)

 
 こんばんは、になくろです。
 今回は、低学年向きの本を紹介します。
 
イメージ 1
 
 「小さな王さまとかっこわるい竜」
 なかがわ ちひろ 作 2010年初版 理論社 1100円+税 21cm 95p 
 ISBN978−4−652−01324−3 NDC910 な
 
 一年中雨の止まない国に小さな王さまがいました。
 おひとよしの一族で、代々の王様は人々に色々なものを分け与えたため、小さな王さまはお城にすんでいるいろいろな家族と一緒に成長しました。
 小さな王さまにはカッコの悪い小さな竜がいつも側にいました。
 ある日小さな王様は、晴れて欲しいという母親の願いをかなえるために旅に出る・・・
 いろいろな経験をし、そして晴れを持って帰ってきました。
 
 ほのぼのとした暖かいお話です。
 低学年〜中学年向きです。

神様のリスト

 
 今回は、今度上映される映画の原作です。
 
イメージ 1
 
 「神様のカルテ」
 夏川 草介 著  小学館  2009年初版  1200円+税
 ISBN978−4−09−386259−2
 
 子どもからのリクエストにこの本をリクエストする子が何人かいましたので。今回購入してみました。
 本を手にとって見て、驚いたのは本の製本。
 近頃は全く見なくなった、フランス装で製本されていた。見返しも2枚あり、ちょっとオシャレな本だと見取れてしまいました。(職業病かな?)
 
 長野の地方の病院で働く内科医「栗原 一止(くりはら いちと)」、彼は夏目漱石に感化されて言葉遣いが明治の言葉を話すというちょっと変わった方。一に止まると書くと「正」しいとなる、ちょっと変わった名前だが遊び心があふれて面白いと思った。つけられた本人は不本意かもしれないが・・・
 また彼が住んでいる「御嶽荘」にも住んでいる人もひとくせ、ふたくせある人たちばかりで退屈しない毎日を過ごしている。もっとも主人公は救急も行っている病院で働いており、彼が当直の時は患者が多いため”引きの栗原”とまで言われるほど忙しいので、この「御嶽荘」にいられる時間が少ないように感じた。
 奥さんも見えるが、彼女は写真家なので家にいないことがある。そのため、一度すれ違うと2〜3週間会えないなんて大変だな〜と感じてしまった。
 ちなみにこの本に出てくる医者のは同期の砂山次郎氏以外は「古狐先生」「大狸先生」などまるで夏目漱石先生の小説「我輩は猫である」を想像してしまうような書き方である。(イカン乗り移ったか?)
 
 この本に出てくる安曇さんという73歳の胆のうう癌に冒されたおばあさんを看取るのだが、なんかココに地方の最終医療を感じた気がする。
 医療が発達した現代、家族の希望により「全てやってくれ」という期待にこたえることが出来るが、たくさんのチューブや大量の薬剤等を投入されて無理やり生かされるのがいいことなのだろうか?
 本人の寿命を無視した医療行為は許されるのか?また、本人はそれを望んでいるのか?と疑問がでてくる。
 安曇さんは、最終的に延命治療を行わす静かに眠るように亡くなる。
 亡くなる前の誕生日、絶対安静の彼女を外に連れ出したり、食べれないのに本人が食べたがっていたカステラを食べさせてあげたり・・・長くないからこそ、好きなことをさせてよかったと思う。
 父が生前、もう一度酒が飲みたいと言っていた、まだ死ぬとは思わなかったので飲ませなかったのだが、あんなに早く死ぬのなら飲ませてあげればよかったと思っている。
 悲しいのが苦手な主人公だが「人を看取る」大変な仕事を立派にやり遂げていると思う。
 
 大学病院の医局へ行くのを止めて、地方の病院にとどまる医者は今どれくらいいるのだろう?そんな疑問も湧き出た本でした。
 
 子どもはどう思うか分からないが、私は久々に泣ける小説を読めて嬉しかったです。

開く トラックバック(1)

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.
nin*ku*o
nin*ku*o
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事