九谷焼百話

吉田屋、宮本屋、松山、明治の名人たち……そして、扱いが難しいですが古九谷。多彩で奥が深い、九谷の魅力を見つめたいと思います。

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昭和初期に書かれた「定本九谷」で、
著者の松本佐太郎が
「古九谷の真模を鑑別する秘訣のうち、最も確か」
と紹介しているポイントがあります。
この折れ松葉文です。
 
簡単なようでいて「心憎いほどのうまさがあり」、
古九谷写しを手がけた名工、松本佐平(佐太郎の父)が
「古九谷の松葉だけは、どうしてもよく描けぬと
生涯嘆美しつづけた」と言います。
 
上は前回紹介した角小皿の裏側。下は別作品。
どちらも単純ですが自然で力強く、スッとしています。
これを写そうとすると、どうしても勢いを失うか、
逆に乱暴になりすぎるのでしょう。
 
古九谷の絵はムダな線がなく、真似できない。
それは裏側でも言えるようです。
 
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ナインバレーズさん
確かに折れ松葉はなんとも流れるような線で
ほれぼれしそうですね。
やはりこういう絵付けの上手いものが良いですね。
ナイスです。

2014/10/31(金) 午後 9:15 [ ことじ ] 返信する

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ことじさん、ナイスをありがとうございます。
たしかにこの松葉は、手のいい写しでも
なかなか再現できていないと思います。
古九谷の画工は大したものです。

2014/11/1(土) 午前 1:02 [ ナインバレーズ ] 返信する

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