九谷焼百話

吉田屋、宮本屋、松山、明治の名人たち……そして、扱いが難しいですが古九谷。多彩で奥が深い、九谷の魅力を見つめたいと思います。

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(画像:東京国立博物館  http://www.tnm.jp/ )
 
配色理論に裏打ちされた九谷五彩。
そのバランスを、あえて寒色寄りに
ずらしている五彩手もあります。
上記のような作品です。
 
濃厚な緑や紫が前面に打ち出され、
赤は使われていますが、ほんの少量。
こういう五彩手を、自分の中では
“準青手”と位置づけています。
 
塗り埋めてはいないですが、
青手と共通する美意識で作っているように思えます。
和絵具のガラス質の魅力を存分に生かした絵付けです。
 
上の牡丹文の皿で言えば、ドンと描かれた花の存在感。
下の椿文の皿なら、
分厚く塗り込めた緑色そのものの迫力。
それらがぐいぐいと迫ってきます。
 
古九谷の中でも古九谷らしい一群だと思います。

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ナインバレースさん
なるほど塗り埋め手ではない余白を活かした準青手
面白い表現ですね。
この青手はまたどう頑張っても手に入らない逸品です。
ナイスです。

2014/12/8(月) 午後 9:26 [ ことじ ] 返信する

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たしかに売りに出れば数千万クラスなんでしょうね。
東博で直に見られるだけありがたいというものです。
ところで加賀は雪だそうですね。
どうぞご自愛ください。

2014/12/8(月) 午後 10:53 [ ナインバレーズ ] 返信する

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