九谷焼百話

吉田屋、宮本屋、松山、明治の名人たち……そして、扱いが難しいですが古九谷。多彩で奥が深い、九谷の魅力を見つめたいと思います。

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古九谷の五彩を、改めて一色ずつ説明しておきたいと
思います。上手作の場合、五彩手も青手も、
色の特徴は共通しています。
この“奇跡の五色”が使われているものこそ
古九谷と呼ばれるにふさわしい、と自分は思っています。 
  
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【緑】
透明感のあるエメラルドグリーン。発色剤は酸化銅。呉須の線が透ける時の深みは比類ない。古九谷を古九谷たらしめる色で、特に青手や“準青手”ではキーとなる。
 
 
 
 
 
 
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【黄】
透明感と濃さを合わせもつ黄色。発色剤は酸化鉄。不純物のような微粒子が見えることがある。細かいカンニュウが光ると金のような輝きを見せる。
 
 
 
 
 
 
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【紺青】
すっきりとして落ち着いた青。発色剤は酸化コバルト。五彩の中では比較的明るくさわやかだが、のっぺりしていない。再現は簡単ではない。
 
 
 
 
 
 
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【紫】
藤紫とも呼ばれる青味のある紫。発色剤は二酸化マンガン。発色が難しく茶色っぽくなりやすいそうで、実際に再興九谷の紫は茶色に近い。
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
【赤】
前話でも紹介した通り、黒味のある落ち着いた赤。発色剤は酸化鉄(黄と同じ)だが、赤の場合は溶かさずに素地に焼き付けるので、五彩で唯一ガラス質でない。
 
 
 
 
 
 

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ナインバレーズさん
5彩の個色を丁寧に解説いただき大変参考になります。
私は緑の次に赤、そして青の順番になります。
微妙な色合いなのでまだハッキリとは掴めていないです。
ナイスです。

2015/1/5(月) 午後 8:45 [ ことじ ] 返信する

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ことじさん、こんばんは。色だけを並べてみたかったんです。
私は紺青と紫の順番は入れ替わるかも知れませんが、あとはこんなところですね。
好きな順という意味ではありません。

2015/1/5(月) 午後 10:50 [ ナインバレーズ ] 返信する

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