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〜★ 7つの海を越えるシリーズ ★〜 〜チェルノブイリ編〜 『 21世紀を知らない街 』 第1話 【 チーム★SP結成 】 2007年9月24日、ウクライナ共和国のチェルノブイリに行ってきました。 写真の左から紹介―― 通訳係 ● 通称:タナ (本名:タナシエンコ) ウクライナ語−日本語の通訳 ガイド ● 通称:サーシャ (アレクサンドル) 原発事故取材暦20年のジャーナリスト 運転手 ● 通称:ユーラ (ユーリ) ウクライナ政府職員の運転手 それにリーダー格のSP、 (x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ 以上、今回のチェルノブイリ用に編成した4人組、いわば、【チーム★SP】です。 華がないのはご容赦を。 ここはチェルノブイリ原発4号機(グラウンド・ゼロ)から10km離れた、 プリピャチの街 (第4話以降で説明)、 ユーラが手にしてる美味しそうなリンゴも もちろん、放射能に汚染されています。 写真中央のリンゴをよく見ると、 ま、一口かじったみたいですけどね・・・ いよいよ、この30kmゾーンへと入ってみたいと思います。
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07チェルノブイリ散策
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コメント欄は、第7話に設けてあります。
なんでもどうぞ
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第2話 【 ゼロポイント・半径30km圏内 】 この30kmゾーン内へ入るには、ゾーン内訪問申請書を提出のうえ、 必ず政府職員が同行しなくてはいけません。 政府職員のユーラ(運転手)は必要不可欠な戦力なのです。 チェルノブイリ・エリア管理事務所で、手続きをとって ユーラが真っ先に向かったのはゾーン唯一の売店兼レストラン。 売っているのは、もちろんゾーンの外から持ち込んできたものばかりです。 サーシャとタナは、真っ昼間っからビールを購入。 どうやら、これが目的のよう・・・。 2人がビールを飲んでる間、 SPは、ちょっと売店の周りを散策してみました。 YOPHBNNB ってなふうに見える文字は、「チョルノヴィリ」 『共産主義ソビエト』 が、いわば、凍てついたマンモスのように 当時の原形を保ったままの野外博物館のようでした。
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第3話 【 サーシャのこと 】 今から22年前の1986年、サーシャは、 ソビエト連邦のウクライナ共和国、第一の都市であるキエフで 教師として、小学校の教壇に立っていました。 1986年4月26日、 その日は、やけに欠席者の多かった日でした。 少し気になりつつも、いつもの通り授業を進めるサーシャ、 しばらくすると、サーシャの耳にある情報が入ります。 北のチェルノブイリ地方で、何かが起こったらしい、と。 瞬時に嫌な予感がした、サーシャ、 欠席してる生徒達は、 みな政府高官の子供達ばかりだということに気づいたからです。 政府は何かを知っている、そして何か重大なことを隠している・・・ 理科の実験室に放射能測定器(ガイガー・カウンター)が あるのを思い出したサーシャは、 測定器が検出した異常な放射能の量に驚き、 すぐに子供達を避難させたそうです。 その後、教師をやめ、ジャーナリストとして、 チェルノブイリ原発事故に深く携わるようになったサーシャ。 そんなサーシャと今回訪れたのが、 チェルノブイリ原発から、わずか10kmしか離れていない プリピャチ市にあった小学校です。(第5話にて) 以下、第4話へ続く
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第4話 【 人類のいない街 】 プリピャチの街に入ってみたいと思います。 1970年代から相次いで建設されたチェルノブイリ原発1〜4号炉。 ソビエト全土から優秀な若い技術者を集め、 原子力発電所で働く者のベッドタウンとして 人工的に作られた街です。 最盛期には、45,000人もの人々が住んでいた街、プリピャチ。 原子力発電所は、国家の最重要機密事項であったため、 このプリピャチの街は、地図にも掲載されていない秘密都市であり、 当時の西側諸国は、この街の存在を知らなかったそうです。 原発事故以前は、人が生活していないエリアだと思われていたのが、 原発事故以後は、本当に人が生活していないエリアとなってしまう、 とても皮肉な思いがしました。 20年の歳月をかけて、木々が街を覆いつくそうとしている、 誰もいなくなった街、プリピャチ。 でも、どうやら正確に言うと、「ヒト科」だけがいない街だそうです。 ゾーン内では、ヒト科が生息していないため、 野生の動植物にとっては、絶好の環境なのです。 街のあちこちに、野生動物の糞が散乱しているのが印象的でした。 おそらくは、地球上で最も住みやすい楽園(パラダイス)。 ――― ただひとつ、放射能の影響を除いて。 植物の中では、コケ類が特に放射能を体内に蓄積しやすいそうです。 ガイガー・カウンター(放射能測定器)が示している数値が 極端に変わることが分かります。 366 マイクロレントゲン → コケ類の上 57 マイクロレントゲン → アスファルトの上 10 マイクロレントゲン → 例えば、東京などの都市 アスファルトの上は、放射能が常に雨に流されて、わりときれいに保たれるそうです。 サーシャ 『ゾーン内では、可能な限りアスファルトの上を歩くようにしろ』
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第5話 【 あの日のまま 】 小学校に入ってみました。 心無い(そして無謀な)侵入者達が、いろいろ機材・教材を盗んでいったそうで、 残っているのは、主に紙類(教科書等)だけとなっていました。 屋外 → 62 マイクロレントゲン 屋内 → 6 マイクロレントゲン といったかんじで、東京なんかよりも放射能レベルが小さいところもあるようです。 ちなみに、不気味なスプレー画、 これも同じく心無い(そして無謀な)侵入者達が、事故後に書いていったそうです。
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