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渉外って? 辞書によると、「外部と連絡・交渉すること」とある。 私がこの言葉を知ったのは、大学の時にちょっとだけ参加していたワンゲル部で山に登る時、 各人の役割分担表の中に「渉外係」とあって、これって何?と思ったのがきっかけである。 連絡、交渉と言っても、交通機関から宿泊先の手配やら含まれていた、ように思う。 この役目は重責なので、私のような弱小部員には回ってこなかったのだ。 さて。 私は[/ ドラマの再放送]をよく観ている。 ちょうど、出勤前の時間帯にあたるからだ。 そして、この時間帯(昼2時〜)にドラマを観ると、本放送では興味がなかったものがおもしろいと思ったり、意外な発見がある。 毎日、場合によっては2話ぐらいずつ放送されるのもはまりやすい原因なのだろうか。 で、この『ウォーターボーイズ』も、ほぼ再放送でしか観たことがなく、しかもやっると、 「またか・・・大体知ってるし、まあ観いひんやろなあ」と思いつつ、いつの間にか真剣に観てしまっている。 ストーリーは、男子高校生が、それぞれの「何か」を求めてシンクロナイズドスイミングを1から始め、 周囲の反対や幾多の困難を乗り切って観衆の前での演技(学園祭)を成功させ、その過程での主人公たちの成長を描くドラマである。 映画版、ドラマ版が1、2とあってキャストや設定はその都度違うが、何もないところからシンクロ公演を成功させるまでの描くところは同じだ。 今日は関西で最終回だったので、それまでの演技の「本番」、すなわち実際のシンクロシーンがほぼノーカットで流れ、吹き替えもあるだろうし潜りっぱなしというわけにはいかないようで、シンクロといっても上半身を出しての演技が多いのだが、それでも俳優さんたちの苦労は並大抵ではないはずで、皆第1話のシンクロ始めてない段階からすでに日に焼けて体が引き締まっていて、演技の稽古より先にトレーニングに入っていることをうかがわせる。 だから、プールでの演技シーンはある意味「本物」なんだろう。 1話ごとに、シンクロ部を学校で認められない、メンバーが集まらない、練習場所がない、コーチの過去が原因で他校の文化祭に出られない、などの障害が起こり、主に主役男子が「何かを形にしたい」思いから、部を認めてもらうには?練習場所は?と知恵を絞り、人に頭を下げたり労働奉仕の代わりに練習させてもらったり校長先生に直談判しに行ったりと、それこそバカみたいに純粋な情熱だけでその時出来ることを必死にやって、シンクロ部が少しずつ周囲に認められ、最後は学校中を巻き込んで光線を実現させてしまうのだ。 進路に悩みながら転校してきた主人公が、はじめは水泳の名選手と勘違いされて周りに担ぎだされてシンクロを始めるのだが、いつの間にか、トレーニングのメニューを作り練習スケジュールを考え、公演させてくれる相手に頭を下げ、必要とあらばメンバーに連絡し、と私の見るところの「渉外力」をフルに発揮しているのをみて感銘を受けた。 ひとつの目標をどうしても叶えたい一心で、およそ物事を成し遂げるの必要であろうことを全力でやれる人になっていたのである。 こういうのは、机の上で勉強するだけでは身につかないし、生きていく上でとても大切な行動の仕方だと思う。(スキル、がすっきりと言い表せる言葉なんだろうけど、なんとなく使いたくない) シンクロだけでなく、その間に起こる進路の悩みや親との葛藤、友情や恋愛などにも、シンクロという目標を持って頑張ることで、それぞれに答えをだしていくのである。 今日最終回で大団円で終わったのだが、実はもう2、3話前のほうが泣けた。 高校生を取り巻く大人も、同様に自分の人生の課題に取り組み、仕事がなくなったり軌道に乗っていなかったり挫折していたり、とひねくれた事情をかかえているものの、高校生たちの純粋な情熱に触れて少しだけ前向きになったり、逆に親に反抗するだけだった子供が、親の気持ちを考えたりするようになるのである。 さらっと書かれているエピソードでも、昔高校生で今大人の私は、両方の気持ちを思い、せつなくて泣いたり嬉しくて泣いたりする。 本当に青春って素晴らしい。 毎回確実に問題が解決してスカっとするし、劇中人物は皆頑張っているし、 目標に向かって生きるって、素晴らしいと心から思わせてくれる。 羨ましいなあ。
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映画しか観た事ないっす^^;
でも<机の上で勉強するだけでは身につかないし、生きていく上でとても大切な行動の仕方だと思う>
大事ですよね〜♪
2008/8/29(金) 午後 11:53 [ もみあげ番長(*´▽`)ノ ]
↑の映画は見たこと無いのですが、以前NHK「プロジェクトX」で
或る製品開発の着手に迷う男が、上司の「先ずはやってみなはれ」の一言を聞いて
決断し、成功したのです。
夢を持つ事と、行動のきっかけを掴む事が大切だと思います。
2008/8/30(土) 午前 9:08
テニス部の渉外でした。障害だったかな????
この手のドラマはわかっちゃいるけどはまるし、泣けますね。
2008/8/30(土) 午前 10:03 [ 鍋師 ]
もみぃさん>私は映画は未見で、ドラマ版の1と記事に書いた2は大体観ました。映画についてWIKIで調べてきましたが、細かい設定はそれぞれ違うものの、何もないところから力を合わせてシンクロを頑張り、それを通じて若者が成長する大筋は同じです。このドラマ版の2では映画版では生徒だった金子貴俊くんが『早乙女先生』としてシンクロ部の顧問として高校生らの味方になっています。
毎回起きる障害に対して、ただひたすら立ち向かい、交渉にあたる姿は若いから出来るというのもあるだろうけど、非常に大切なことだと思います。
ああ、いいなあ青春って(ToT)
2008/9/1(月) 午前 0:05
SH2さん>決断と実行と行動と、その原動力になる夢を持つこと、それによって生まれた人との関係を大切にすること、大切だとわかっていてもだんだん難しくなりますよね。
だから、こういうドラマを観るとそういう気持ちを思い出させてくれて、こんな素晴らしいことがあるんだなあと思わせてくれるので、よいです。
2008/9/1(月) 午前 0:08
なべしさん>渉外の仕事を経て、今のなべしさんがあるのですね。(はしょりすぎですか?)
観ていて展開がすぐわかっちゃうんだけど引き込まれるし、予想どおりにいかないと楽しくないからわかりきってても必死で応援し、主人公の周りに出てくる夢を諦めた大人たちの気持ちもわかるのもあいまって、泣けちゃいます(^^)
2008/9/1(月) 午前 0:11