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朝食を頂いた後は,ミュージアム周辺を散策. まずは,蔡國強の「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」を見る. 道路から海岸の方に少し歩くと,突然作品が現れる. 奇岩が林立する中央に湯船(木の蓋がしてある部分)があって,何ともユニーク. 予約をすると,実際に水着を着てお風呂に入ることが出来るそう. 少し歩くと砂浜が目の前に開け,波打ち際を裸足で歩いたらとても気持ち良かった. 波の音を聞きながら,ヨガをしている人もいた. 次は,地中美術館にも作品が展示されている,ウォルター・デ・マリアの「見えて/見えず 知って/知れず」という作品を探す. 海を眺めながら岬の先端の方へ歩いていくと... 石で出来た階段があり,階段を降りきると,右手のコンクリートの壁に入り口を発見. 空間の内部には黒い石で出来た球体が2つあり, 長方形の入り口を通して外の風景が写り込み,まるで眼の様に見える. ミュージアムエリアを後にして,次はパークエリアへ移動. ベネッセハウスショップに寄ったら,草間彌生グッズがたくさん置いてあった. ショップを出た所には,ニキ・ド・サンファールの「腰掛」という作品があった. ワンちゃんに,ごあいさつ. その前には芝生が広がっていて,こちらにもニキ・ド・サンファールの「猫」や「象」などの作品が置いてある. カラフルな色使いで,小さい子供(と私)がよろこんでいた. 海の方に目をやると,見たことのある物体が... 草間彌生の「南瓜」である. 直島の紹介をしているパンフレットや本などによく載っている. 単体では,食べたらお腹を壊しそうな毒々しいカボチャであるが,海と空の青い背景があると,なぜか違和感が無くなるのが不思議. 抜ける様な直島の青と,カボチャの鮮やかな黄色,草間作品独特の水玉がぴったりと合っている. 散策をした後は,パーク棟のラウンジでひと休み. 目の前のオブジェは,銀色のトゲが風でゆらりゆらりと動いて,とってものどかな感じ. だんだん,島を去る時間が近付いてくる... 宮浦港行きのバスに乗り,窓から島の眺めを目に焼き付ける. フェリーに乗るまで少し時間があったので,直島到着時にも見た,草間彌生の「赤かぼちゃ」を見る. 遠目では分からなかったが,カボチャに穴が開いていて,作品の内部にも入ることが出来る. いよいよ出発時刻になり,後ろ髪を引かれる思いでフェリーに乗り込む. 遠ざかって行く「赤かぼちゃ」を見ながら,短くも内容の濃かった2日間のことが思い起こされた. 昔ながらの生活を残しつつ,現代アートあり,グルメありと,直島は実に素晴らしい場所であった. また来年も訪れたいものである. |
旅行(香川)
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この日は彼女のリクエストで,瀬戸内海に浮かぶ直島へ向かう. 現代アートで有名な島である. 岡山駅から宇野港までバスで移動し,フェリーに乗船. 中はゆったりとしていて,意外と快適. 窓の外を流れる海と島の風景を楽しんでいると,約15分の船旅はあっと言う間に終わってしまった. 直島の宮浦港に近付くと,赤地に黒い水玉のカボチャのオブジェが出迎えてくれる. 水玉アートで有名な草間彌生の「赤カボチャ」という作品だそう. 島に上陸してからはバスに乗って移動し「李禹煥美術館」へ. 李禹煥(リー・ウーファン)は韓国生まれで,日本を拠点に世界的に活動している美術家だそう. 建物は安藤忠雄の設計. 安藤忠雄建築だけあって,美術館の看板もコンクリートの打ちっ放しであった. 美術館の建物に向かう途中,左手を見ると大きなオブジェがある. 緑色の芝生の上の岩と壁,左右に広がる森,そして海とその向こうに見える島,さらに真っ青な空が1つとなり,とてもスケールの大きな作品になっている. 両側をコンクリートの高い壁で挟まれた通路を歩いて,美術館の中に入る. 無機質なコンクリートの壁で切り取られた,青い空と緑の木々の風景がとても新鮮. 真上を見上げると,真っ青な空が広がっていた. 美術館は李禹煥の作品と安藤忠雄の建築とが調和し合い,感性を刺激する空間になっていた. (内部は撮影不可だったので,写真が無くてすみません...) 李禹煥美術館を見た後は,再びバスに乗って地中美術館へ. 美術館へ行く途中には,地中の庭という庭園がある. 約200種類の草花や樹木が植えられているそうで,睡蓮が綺麗に咲いていた. 庭を通り過ぎると,美術館に到着. 直島の美しい景観を損なわない様に,建物の大半が地下に埋設されているのが特徴. クロード・モネの睡蓮の絵は,絵を飾るために作られた真っ白な空間で,自然光のみで鑑賞することが出来る. ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」という作品は,階段の中央部に背丈よりも大きな球状の石が置かれており,周りを金色の棒が取り囲み,まるで祭壇の様な雰囲気. 歩を進めると,磨き上げられた石の表面に移る景色が刻々と代わり,見ていて飽きることが無い. その日の天気や時間によっても,様々な表情を楽しめるそう. ジェームズ・タレルの作品は,中に入って鑑賞することが出来る. 淡い光に満ちた空間は,とても幻想的であった. (ここも撮影不可でしたので,興味のある方はHPを見てみて下さい) 作品を見終わった後は,地中カフェで昼ご飯. 目の前には瀬戸内海と島々が見える. サンドイッチプレートを頂いた. ツナサンドを挟んだ,ピタパンサンドがなかなか. 現代アートとモネの作品,そして直島の自然に触れ,心と体が開放されて行くのを感じた. |
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