ペンシルベニア鉄道(PRR)の電気機関車 GG-1
安価なMEHANOのOEMのIHC発売のGG-1型電気機関車のHO鉄道模型(1/87)です。
VR18-55にて撮影
GG-1 初期構想塗装(プレ・ローゥイ)
工業デザイナーのレイモンド・ローゥイがボディシェルデザインを手がけたものでペンシルベニア鉄道への提案として最初にデザインされた塗装案で実際にはこの塗装は採用されませんでした。
ブランズウィックグリーンと呼ばれるブロンズの深緑に5本のピンストライプの入った塗装の原形となり次に紹介するタスカンレッドをベースカラーにしたもとバージョンも増えました。
日本のタバコのピースの図柄デザインもレイモンド・ローウィの手によるものでGG-1とは深い関係にあり共通性を見いだせると思います。
ペンシルベニア鉄道向けに1934〜1943年にかけて合計139両が ゼネラルエレクトリック社とウエスティングハウス社で作られました。
総括制御と言う1台の機関車で複数連結した機関車の運転が行えるので重量貨物列車等では4両連結で牽引する姿も見られたそうです。
旅客でも2両で牽引する特急列車もあったそうです。
初期の標準的塗装(ブランズウィックグリーン・5ストライプ)
この塗装がプレ・ローウィ案を検討し最終的に採用された塗装で、タスカンレッドと呼ばれる赤茶色に5本のピンストライプの入った塗装と共にアメリカでは人気のある塗装です。
初期の標準的塗装(タスカンレッド・5ストライプ)
この塗装が世界的にも知られている塗装で、タスカンレッドと呼ばれる赤茶色に5本のピンストライプの入った塗装で、アメリカでは一番人気のある塗装です。
自分も番号違いで2両持っています。模型の製造時期によって番号を変更していた為に多くの番号がある為に気に入った番号のみ収集しているアメリカ型模型コレクターも多いようです。
鉄道会社や型式別専用デカールも古くから発売されていますので変更は簡単でしょう。
他にブランズウィックグリーンと呼ばれるブロンズの深緑に5本のピンストライプの入った塗装も有名です。
年代により1本の太いストライプへの変更や車体色の変更等もありました。
後期の標準的塗装(タスカンレッド・1ストライプ)
この塗装がタスカンレッド1ストライプと呼ばれる赤茶色に1本の太いトライプの入った塗装で、アメリカではこちらも人気のある塗装です。
1本の大胆に車体を貫くストライプにペンシルベニア鉄道のPRRのマークも大きく見栄えの良さではこちらかとも思います。
初期のアムトラック標準的塗装(ブラッディーノーズ)
全米の鉄道会社斜陽化にともない旅客を統合した公社アムトラックが1971年に引き継ぎ1973年には多くが900のシリーズ番号に改番されました。 1983年までに全ての車輌が引退しました。
塗装は大きく変更になりましたがストライプはPRR時代と同じ位置に入っていますがブラッディーノーズ(鼻血)とまで皮肉られたあだ名を持つこの塗装も今では懐かしの、と呼べるかも知れません。
日本国鉄EF58型
ちょうど同じ時代に前後とも流線型の前面を持つ国鉄EF55型の後継機(EF55型は片面だけ流線型)としてGG-1と同じように電化区間で旅客列車から貨物列車まで幅広く使用できる機関車として登場したそうです。通称をゴハチまたはイゴマルとマニアに呼ばれる有名な電気機関車だそうです。別名を「茶釜」と呼ばれ色が茶色で蒸気暖房スチーム発生用ボイラーを搭載しているそうです。この点もGG-1と同じですね。
戦後はお召し列車選任の機関車も居たそうで国鉄時代には各地でその勇姿が見られたそうです。
GG-1の模型は2008年末押し入れの中を少し身辺整理で出して来たので撮影して掲載してみました。
以前だと手軽に色々な塗装のGG-1の模型が安価に楽しめたのですが
リバロッシ/AHMの設備を買い取ったMEHANOから多くのバリエイションがラインナップされていましたが
聞く所によれば、MEHANOと言うスロベニアに工場のあるメーカーが廃業したとのことで
今後その金型や製品製造設備等がどこかへ譲渡されればまた入手できるかも知れませんが現在のところ
不明だそうで、GG-1の関してはブロードウェイリミテッドと言うメーカーからもこれより格段に品質の良い価格も相応して手が出にくいものがリリースされていましたが折からの世界不況の為に再生産中止となり入手困難になっているようです。
但し、日本のKATOがHOでも製品化するのではないかとの噂もあり、現時点でオークション等で高額落札は無いものが欲しくなる人には向いていますが、しばらくすればまたどこかのメーカーから発売されると思います。GG-1はアメリカ型鉄道模型では定番ですので。
Nゲージでは日本のKATOが非常に良い出来映えのGG-1とブロードウェイ号客車セットを発売しており世界的にも好調な売れ行きです。
|