卒業式 桜の散る頃に
もう10年くらい前でしょうか、私が膠原病に倒れるなど、いや膠原病自体知らなかった頃の写真です。
昔から駅に植えられている緋寒桜
曇天ながら撮影に出かけた日
偶然近くの高校の卒業式で、列車を待っておられた卒業生のお嬢さんを撮影させて頂いた時の想い出の写真です。
卒業証書と卒業アルバムを大事そうに抱きしめて緋寒桜と一緒に
とても小柄で素朴な愛らしさを持った表情のお嬢さんでした。
卒業証書を持ち制服姿も最後の日に緋寒桜と
緋寒桜の花びらが敷き詰められたところで
少しアップで
緋寒桜を支えている古い枕木にちょっと腰掛けて
最後に通学していた列車の走る線路も入れてラストショット
この後すぐに列車が来ましたのでほんの数分の撮影でした。
たった36コマのストーリーでした、この時代は。
一期一会の写真は20世紀から撮っていました。父が亡くなったのをきっかけに撮り始めたのでした。
たぶん自分に娘がいたら、こうやって緋寒桜の下で卒業の姿を撮影していたでしょう。
撮影させて頂いたお嬢さんももうお母さんになっておられるかも知れません。
この駅の緋寒桜も地元ニュースで取り上げられるようになり、毎年撮影者も増え根元を踏み荒らし、また列車が近づいてもホームから降りて撮影するなど、マナーの悪さに駅もロープを張って立ち入り禁止にしていますので、もうこのような緋寒桜の下で卒業生の姿を撮影させて頂くことは不可能になりました。
また人物撮影させて頂く際に離れたところから望遠レンズで便乗して撮影する輩が最近は多いので自分も注意をはらって撮影させて頂いています。
このように本人の許可も無く特定の人物を望遠レンズで撮っても日本ではスナップ写真として評価されるのだそうです。自然な表情だからと、、、
明らかな肖像権侵害だと思うのですが、日本はそう言う面では先進国に比べレベルが低いです。
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