|
……ここは……どこだ?
彼がふと周りを見ると唯々白い世界が広がっていた。辺りには何も見当たらない。
すると突然、声が響いた。
――救いなさい……貴方の世界を。――
――救いなさい……貴方の大切なものを。――
……救う?自分が?何をどうやって救えというんだ?
別に、この世界は、自分が何かして解決するような問題は一つもない……
――そんなことはありません。――
口に出していない言葉に、何故か返答があった。
――貴方には、特別な力が備わっています。そしてそれは、もうすぐ目を醒ます――
彼には全く意味が分からなかった。
次の声は、何故か目の前から聞こえた。
――貴方は、この世界を救う運命を背負っています――
目の前には、一人の女性がいた。見知らぬ顔だったが、とてつもなく美しい女性だった。
――救いなさい……貴方の世界を。救いなさい……貴方の大切なものを――
突然眩い光が彼を照らし、その方向を見ると、そこには一人の………
|
全体表示
[ リスト ]


