34【御製 御歌】
風寒く師走の月はさえわたり 海を照らしてひかりかがやく
「須崎の冬」
昭和天皇御製
國民の 上ことなくて あらたまの 年のをはりに なるぞうれしき
明治天皇御製
| 9月に師走のうたもまんですが 内閣が替わり首相が福田になるこの日本の空気 月の光が四方の海を涼しく照らさない 漂流物で海岸にごみが打ちあがるのを覚悟せねばならぬということか。よろこびはない。 |
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武士と 心あはして 巌をも つらぬきてまし 世々のおもひて
孝明天皇御製
1866
今日よりはかへりみなくて大君のしこの御楯(みたて)と出て立つわれは
万葉の防人の歌
| 時代はかなり隔たりがあるが 脅威が海のかなたにあっても それを天皇から一防人まで感じることの出来る感性があったということ 荒波の立たぬ世を想像したところで 波は打ち寄せる。 |
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氷る広場 すべる子どもらの とばしたる 風船はゆく そらのはるかに
昭和天皇御製
| こどもたちの未来は そらのはるかのどこに飛べばあるのだろうか |
613
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| オリエンテーリング経験者ならなんとなく気持ちがわかるでしょうか・・? |
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人知れず 思ふこころの よしあしも 照し分くらむ 天地のかみ
昭憲皇太后御歌
| 明治天皇の「めにみえぬ かみにむかいて はじざるは ひとのこころの まことなりけり」とセットで味わいたい御歌である。 |
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