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台湾政権交代 国民党「必然の敗北」 党内対立、核心理念なく 中国国民党は総統選で敗北しただけでなく、立法委員選でも大幅に議席を減らした。敗北宣言で朱立倫主席は「徹底的に反省する」と述べたものの、「百年老党」を誇る国民党は、存在意義が問われかねない状態に追い込まれた。 国民党の「鉄票区」とされる台北市の第1選挙区。民主化で立法院が全面改選される1992年以前からのベテラン立法委員(61)は民進党の新人女性(41)に敗れた。昨年3月に国民党から分裂した民国党も候補者を立て、組織票は流出。選対幹部は「馬英九政権への不満に党内抗争への反感もあり、民進党政権下で戦ったときより厳しい」と話した。 国民党は有力者が出馬を見送った結果、泡沫(ほうまつ)視されていた洪秀柱立法院副院長が候補者となった。だが、洪氏が中国との統一を目指すかのような発言で支持率を落とすと、党内からの反発を受け投票の3カ月前に朱立倫主席に差し替えた。 政治大学選挙研究センターの兪振華准教授は、党内対立の背景に、洪氏ら戦後中国から来た外省人系と、台湾出身の本省人系との対立があると指摘する。本省人系の政党である民進党は有権者の「台湾人意識」の高まりを受けて優勢だが、国民党は「現在では利益でつながっただけの政党で核心となる理念がなく、長期的にみて不利になるのは必然だ」と話す。 このため「中国人意識」を持つ外省人系は洪氏や国民党から派生し統一色の強い「新党」などを支持。経済的利益を期待して馬英九政権を支持した人々も離れた。兪氏は「国民党は新たな理念を探さなければ分裂するだろう」と指摘している。 大きく議席を減らした国民党 花蓮県、台東県という伝統的に強い場所を落としたのは象徴的でしたが 同じく国民党の基盤 南投県で1/1 苗栗県2/2 新竹県1/1と客家票を取り 福建省の占領地のほぼ特別区扱いの 連江県1/1 金門県1/1は当然国民党でした ここは歴史的に台湾に台湾ではなく中国から国民党が遷台した時の中国から奪った土地 住む住民は中国人ほっておいても国民党に投票する場所 日本でいえば以前あった返還特別に配慮して設けられた奄美群島区みたいな感じのものだけど それぞれ今回の得票数 2927、16350とわずの票で2議席 国民党の為の区割りによるもの あと少数民族である原住民配慮で6議席あり 平地原住民2/3 山地原住民2/3 と国民党は6議席中4議席 蘭色陣営では5議席 客家を別にして 国民党は全議席114中 7議席ほど下駄を履いた選挙をしているわけです。 圧倒的多数の余裕で抱え込んでいた少数派の比率が国民党の議席の中での比率が増え 地方土着系の有力者を含み国民党たる本来利権の議席の多くを失い 支持基盤の外省系の受け皿として 親民党の存在が2000年当時の割れた頃に戻り 多数派でなくなった国民党 2000年の下野した頃と比較しても比べられない状況でかなりの重症。立法院議員でもない党の外省系の世襲の重職が党資産をもとに党を支配する構造は変わらず 武力による大陸反攻をソフトに現状維持で交流を媚び安全保障と経済的おこぼれを中国から台湾へ持ってきたところで それは只の中共の衛星党 国民党支持の予備軍であった 若い層が完全に反転したことに ひまわり運動でも気が付かず 中国に進出している台商だけぐらいだろう 馬習会談を喜んだのは。 場当たりでありながら 独善と詭弁で政治をマスコミの応援のみで行った 日本の民主党と同じになるまで落ちぶれてしまった国民党 選挙に敗北した朱立倫が 「与党であることと、議会で過半数を同時に失うことは国民党にとって前例のない大きな変化だ。過去のここ何年間、国民党がなぜ、人々の望むものとこんなにもかけ離れてしまったのか、徹底的に反省しなければならない」と敗北宣言をした。 直ちに反省できるところが日本の民主党よりははるかに復活の可能性がある もともと政治力と経験のある政党どこに向かうのだろうか。 中国の選挙後の反応は予定通りの定型文
「台湾問題は中国の内政問題。世界には一つの中国しかない。台湾独立に反対し、いかなる活動も決して容認しない」ということの虎の威を借る狐となり 国民党に戻れば台中関係がよくなりますよ的なことだけで政権奪還は4年後にはないだろう。 |
21民進党と中国国民党
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コメント(8)
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国民党時代の李登輝さん 民進党の陳水篇さんも台湾人だったではないか 何をおっしゃるうさぎさんって声が出てきそうです。 国民党党首であった李登輝さんは民主化へ大きくかじ取りした政治家でしたが 国民党籍であり かつ立法院は国民党が過半数 日本の知事に当たる地方首長も国民党がほとんどでありましたので 国民党の政治や国家運営を改革いたしましたが限界があまりにも多く 台湾人政党といえる民進党の陳水篇は 現在の民進党の方針よりははるかに 台湾化政策を採用していましたが 議会は国民党が過半数 台湾の総統は権限が大きくできることも多かったですが 妥協や否定を迫られる場面ばかりで 政治ができないことも多く 政策面の数値が政権期間中好転させたということが奇跡的でしたが 失政を国民党メディアから総攻撃を受け 台湾人の為の政治は思い半ばだったわけです。 それがゆえに政権党と議会の多数派のねじれ現象を解消すべき総統選と立法院改選を同時に行うということに 国民党が有利な選挙制度を受け入れるかけを行い 同時選挙に道を開いたわけですが 結果8年政権を奪われることになりました。 そして今回 2年前に行われた首長選で 過半数以上の首長を取り 今回立法院選挙でも過半数を獲得し ようやく国民党過半数の議会による政治から 台湾人政党が過半数を占める政治が出来ることになるわけです。 この意味の方が 女性初の総統誕生よりもはるかに歴史的意義があり 歴史上はじめて台湾人による台湾人の為の台湾の政治が可能になったということで 「台湾人による初めての政権」と言えるのです。 |
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蔡英文さんは58歳 この世代、だいたい70歳から57,8歳のひとは 日本では左巻きが多いのと同じで 台湾では反日世代と言えます。ただし 62歳の安倍首相が左巻きでないように 蔡英文さんは反日的要素はありません。尖閣問題や所謂「従軍慰安婦」問題に関しては 政権の継続性という意味で陳水篇〜馬英九ととってきた姿勢と同じでしょうが これも安倍首相が所謂「従軍慰安婦」を完全否定できないのと同じで ヒステリックな某国女性大統領の様な個人的事情や感情、性別で動くことのない そのような政治的態度もできるひとだと考えています。 それに加えて蔡英文さんと安倍首相の関係は 選挙前 日本に蔡英文さんが来日した時点で 最大級の配慮を安倍政権は行い それを蔡英文さんは受け配慮に勝る謝意を示しているわけで まず 「民進党政権であっても蔡英文さんが反日にぶれる可能性がある」という心配は可能性として論じる必要もないわけです。 添付写真は蔡英文さんのオフィシャルのフェースブックの帯ですが 選挙前から使われている台湾の典型的田舎の風景です。選挙キャンペーンで採用されたもので この写真は濱田英明さんという日本の写真家が提供しています。 蔡英文さんと日本との関わりというのはそういう次元。 岸田外相が祝意「大切な友人」と総統当選後日本も声明を出し それは
「基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人」というもので 日本国が出す声明の中で最大の歓迎であって そのような関係に基づいて政権がスタートできる状況にあるといえるでしょう。 |


