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作家小川榮太郎が描いた反日ドラマの真相
22日に行われた総選挙は自民党の圧勝に終わった。 小池「希望の党」が失速したとは言え、国民の大多数が自民党に国政を任せた信任の証と言える。 今年2月、朝日新聞の虚報から始まった野党と反日マスメディアの安倍潰し作戦は凄まじかった。 森友学園と加計学園の問題を殊更に取り上げて安倍首相を追求し、その失脚を執拗に狙った。 しかし国会での質疑を見ても安倍首相有罪の証拠など何ひとつ無く、野党とマスメディアの妄想の域を出なかった。 問題はその事実をマスメディア、特に朝日新聞が隠蔽したことである。 小川榮太郎氏はこの問題を詳細に分析し、森友・加計「問題」ではなく森友・加計「事件」であり、犯人は朝日新聞だと断罪した。 「はじめに」の前の内扉の頁に大きく「無双の情報ギャング 朝日新聞に敬意を込めて捧ぐ」とある。 「はじめに」は次の言葉で始まる。 安倍晋三は「報道犯罪」の被害者である。 半年以上、まるで「安倍疑惑」であるかのような攻撃が執拗に続いた森友学園問題、加計学園問題は、いずれも安倍とは何ら関係のない事案だった。 しかもこの事案で半年間も国会を空転させ、北朝鮮に対する日本の有事体制の不足を論ずる機会を失った。 「これは右派の政治家・安倍晋三への、リベラル・左派による攻撃というイデオロギーレベルの政治闘争を越えている。国民の生命や国土の保全を踏みにじる、戦後最大の国民への背信行為ではあるまいか」 国会での関係者の証言やマスメディアでの発言、昭恵夫人と籠池氏の妻とのメールなど数多くのデータを読者に提供し納得させる。 それは、まるで作家小川榮太郎氏の書いた反日勢力のドラマを見ているようだ。 森友「事件」については渦中の人物である籠池前理事長を巡る反日勢力の暗躍を語る。 マスメディアは塚本幼稚園を最初は幼児に愛国心を植え付け、教育勅語を暗誦させ、「安倍首相がんばれ」と幼児に宣誓させる右翼幼稚園であると批判していたが、何時の間にか安倍首相や昭恵夫人への攻撃に転じた。 Ponkoも最初は騙されて、塚本幼稚園の愛国教育は少し度は過ぎてはいるものの、このような幼稚園があってもいいのではないかと左翼メディアの報道に反発を感じた。 しかし籠池氏が実は虚言癖のある天性のペテン師だということが次第に明らかになり、昭恵夫人から受けた寄付金の100万円を返しに来たといいながら、その100万円の札束の前と後ろの二枚だけが本物で、中身は白紙だったということがばれてしまったことを頂点として喜劇に転じた。 いまは司直の手に委ねられている。 安倍首相が「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された」と発言したことについてヤメ検の郷原信郎弁護士が「行政の長である総理大臣として、絶対に許せない発言だ」と批判しているが、今回の総選挙を「憲政史上最低・最悪の解散」としていることから朝日新聞のお仲間であると言えよう。 民進党(当時)の福山哲郎議員の国会での質問 「昭恵夫人に恥をかかせたのか、安倍総理に恥をかかせたのか、近畿財務局だって財務省だって忖度するでしょう」 を取り上げ「無茶な質問である」と著者は断じている。 それ以来、忖度という言葉が流行語になったが、著者は・・・ 「物証がないまま、いや物証がないからこそ、そうした忖度を根拠に人を社会的に糾弾するというのは、内心の自由の侵害そのものだ」 と断じている。 「福山自身は、質疑の流れの中でふと発言したに過ぎなかろう。だが、マスコミはこの『忖度』疑惑を大々的に報じ、安倍政権を攻撃し始めたその後の有り様を見ると、この質疑は放置できない。 これは人権侵害であると同時に、デモクラシーの根本的な否定でもあるからだ」 「民進党やマスコミは、昭恵という『家族』への『人民裁判』に続き、この段階で『忖度』という『内心の自由』を問うに至った。この事の危険性を、政府与党や日本社会が強く指弾しなかったために、この後、加計問題でも、『友人関係による忖度の有無』で三ヶ月、安倍を攻撃し続けるロジックを、彼らに許してしまうことになる。 虚報と忖度に基づいた、物証なき責任追及・・・こんな暗黒社会の原理を、我々は二度までも許容したことになるのである。 事後的にでもよい、日本社会は、この二件の扇動者に責任を取らせなければならない。さもなければ、今後、世論を扇動する力のある少数の全体主義者が人民裁判的にふるまっても、許される先例になりかねないからだ」(62頁) 著者は昭恵夫人から相談を受け、籠池氏と連絡を取り助言した。しかし突然、豹変した籠池夫人から電話で怒鳴られる。その原因は何と菅野 完だった。 「それにしても、菅野 完ー朝日新聞ー四野党、そんな胡散臭いリンクに乗ってどうしようというのだろう。彼らがいずれも、売名や安倍叩きに籠池を利用しているに過ぎないのは、誰が見ても明らかではないか」 著者がこの事件に少し関係していたとは知らなかった。 この辺りは本書をお読み頂きたい。 「虚報、物証なし、ワイドショー的虚言、そんなゴミ屑だけで、政権を揺さぶる政治スキャンダルが作れるような国に日本がなってしまっている」 続いて加計学園問題と前川喜平、朝日新聞とNHKとの共闘など核心に触れている。 反日メディアが加戸守行元愛媛県知事の発言を無視もまたは極小化した事実もデータを示して証明している。 著者は次のように結語している。 「主犯は朝日新聞であり、強力な共犯者がNHKと文芸春秋だった。 朝日新聞が使った駒は前文科次官の前川喜平であり、民進党などの反安倍野党である。 彼らは、それぞれの思惑やイデオロギー的な理由から、安倍晋三を叩いたつもりかもしれない。 だがそれは違う。 本当に破壊されたのは、デモクラシーそのものであり、その基盤となるべき主力言論機関の信頼性であり、不当な規制打破への関係者の努力であり、獣医学部新設によって広がる日本の安全やバイオ技術の飛躍の可能性そのものだった。 言論への信頼を担保に、主権者たる国民が判断を下し、政治家に権力を委託する。そうしたデモクラシーにあって、日本最高の情報源と国民がまだ信じ込んでいる朝日新聞とNHKとー後半では文芸春秋もーが、組織戦を想定せざるを得ないような虚報の山によって国民を洗脳し続けた。 反史観の彼らの量産した虚報が、本当にコケにし、否定したのは安倍晋三でも安倍政治でもない。 日本の主権者たる国民であり、日本の民主主義そのものだったのである」 22日の総選挙の直前に発売された本書はたちまち売り切れとなり、入手困難となった。 もっと早くに刊行され流布されていれば、総選挙でまだモリカケ事件で安倍自民党を批判していた野党の失墜は更に大きかっただろう。 本書はこの二つの事件の詳細なドキュメンタリーであり、後世がこの事件を検証する貴重な資料となるに違いない。 是非ともご一読されるようお勧めする。 【目次】 はじめに 第1章 報道犯罪としての森友学園騒動 蠢 動 発 端 火をつけた質疑は何か 寵池劇場第一幕 昭恵夫人叩き 国有地売却 知らぬ総理、答えぬ財務省 塚本幼稚園、虚像と実像 龍池劇場番外ー鴻池浪速劇場 口利きと陳情と贈収賄、どう違うのか 龍池、補助金不正受給疑惑が発覚・忖度の追及 第2章 龍池劇ー喜劇と悲劇 稲田朋美バッシング 寝返った籠池 籠池淳子ー安倍昭恵の往復メール 籠池泰典、証人喚問さる 辻元疑惑 谷査恵子のファックス騒動 一部始終 破 滅 第3章 森友問題の核心 9億6千万はなぜ1億3千万になったのか 土地売却の経緯 私学審の認可適当、そして土地契約の成立 神 風 「朝日スキャンダル」 第4章 加計学園ー朝日新聞はいかなる謀略を展開したか 朝日とNHK社会部の共闘 すべては朝日の隠蔽に始まった 仕掛け、次々と作裂 政府の対応後手に――ほくそ笑む朝日 前川喜平登場 前川喜平という男 出会い系バー通いという「闇」 朝日は火をつけ、火は燃え広がる 朝日、見出しだけで勝負し続ける 第5章 加計問題の真相に迫る 隠蔽された問題の全体像 新設ヘ――獣医師会との長い闘い 「文科省文書」はこう読むのが正しい なぜ30年開学に決まったのか さて、前川は何をしていたのか? おわりに *************************************
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