|
文在寅大統領の愚かな外交
産経新聞のネット版「産経ニュース」は15日からデザインを一新して読み易くなったと自負しているが、かえってコンパクト感が無なくなり散漫になった上に、広告ばかり目立って読み難くなった。 その産経ニュースに竹島問題研究の第一人者とされる下条正男センセイが「改憲より竹島・尖閣問題解決が先」という主張を読んで違和感を覚えた。 産経ニュース(2018/10/19) 【竹島を考える】ブイ、旭日旗…中韓の挑発に日本は 改憲するなら領土問題解決の手順を踏んで 島根県による「竹島の日」条例の制定以後、韓国をはじめ近隣諸国が蠢動(しゅんどう)し始めた。中国は尖閣諸島周辺に公船を出没させて日本を挑発し、ロシアは北方領土を第二次世界大戦の結果として、中国と共同戦線を張っている。 この事態に対し、安倍内閣では憲法改正を急ぐようだが、尖閣諸島に対する事案や竹島の問題は、憲法を改正しても解決しない。「改憲をするな」とは言わないが、改憲にはおのずから手順がある。やみくもに改憲を唱えれば、近隣諸国は過剰に反応し、軍国主義の復活として日本批判の口実を与えてしまうからだ。 沖縄の基地問題も、尖閣諸島に対する中国側の挑発行為を止めさせることができなければ、基地を縮小するどころか、逆に沖縄基地に対する依存度を高めてしまう。それでは沖縄の人々の負担を軽減することはできない。 憲法改正を先行させ、尖閣諸島や竹島問題を後回しにする限り、近隣諸国をいたずらに刺激するだけだ。 尖閣諸島は歴史的に中国の領土であった事実はなく、竹島は隣国によって略取された日本の領土である。憲法改正の旗印を掲げるなら、その前に竹島を返還させ、尖閣諸島周辺に中国の公船を立ち入らせないことだ。残念ながら、日本外交はその手順が分かっていない。日本外交の生産性が低いのは、司令塔となるべき「適所」が存在しないからである。 下條正男(しもじょう・まさお) 竹島問題研究の第一人者。拓殖大国際学部教授。平成17年に島根県が設立した「竹島問題研究会」の座長。著書に「竹島は日韓どちらのものか」(文春新書)など。 憲法改正は「近隣諸国をいたずらに刺激するだけ」と言うが、尖閣・竹島の解決を中国と韓国に迫ることの方が余程刺激するだけである。 仮想敵国と戦えない欠陥憲法を改正せずして仮想敵国と領土問題の解決を図ることは出来ない。 外交の背後には軍事力があるのは常識だ。 安倍首相は今迄のどの首相よりも多く諸外国を訪問し外交力を発揮しているのは事実だ。 しかし、「平和を愛する諸国を信頼して軍隊を廃止した」とする平和憲法を改正しない限り、その外交力には限界がある。 櫻井よしこ氏も安倍政権のうちに憲法改正を急げと18日の講演会で訴えた。 産経ニュース(2018/10/18) 「日本は今こそ自立を、憲法改正を」 櫻井よしこ氏が講演 米国が守ってくれる時代が終わる中、「日本は今こそ、自らの手で国民と国土と経済を守る必要がある。そのためにも戦後、1文字も修正されてこなかった憲法を改正し、新しい一歩を踏み出すべきだ」と訴えた。
櫻井氏の講演は今回で15回目だが、現状への危機感からか予定を30分もオーバー。関係者も「珍しい」というほどの熱弁で、「安倍政権のうちに改正できなければ一体、いつ改正するというのか」と腰を上げない与党の一部勢力を強く批判した。 「与党の一部勢力」とは石破茂、村上誠一郎、船田元、野田聖子・・・の面々だろう。 韓国ネタについては、このところ、文在寅大統領が訪欧中でとんでもない外交を展開している。 ローマ法王に謁見して金正恩からの訪朝要請を伝えたと言う。 腹違いの兄をマレーシア空港で暗殺し、国内では飢えた国民を見殺しにし、叔父を処刑し、見せしめの公開処刑が当たり前という狂気の独裁者を、平和の使徒ローマ法王に訪問せよと?
文在寅はまさしく金正恩のパシリである。 中央日報(同上)
ローマ法王の歴訪、遅くとも6カ月前に決定…訪朝は早くとも来年4月 フランシスコ法王が18日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会った席で訪朝意思を明らかにした。これで法王の訪朝時期が国際的関心事になった。「法王訪朝時期」を決定づける条件は何だろうか。 ◆法王訪朝時期はいつごろ? 法王の海外歴訪日程は少なくとも6カ月から1年前に決まる。フランシスコ法王は訪朝意思を明らかにしたが、訪問に対する具体的な時期を直ちに決めるのは現実的に難しい。法王庁内部の日程調整はもちろん、北朝鮮と訪問関連の実務協議と実態調査団派遣などをまず通さなければならないためだ。 (以下略) 中央日報は法王がいつ訪朝するかとはしゃいでいる。 一方で法王は台湾からの招待を中国に配慮して断った。 法王が政治利用されるのは情けない。 産経新聞(同上) 台湾の訪問要請断る ローマ法王 【パリ=三井美奈】バチカン(ローマ法王庁)は18日、台湾による法王フランシスコの招待を断ると発表した。 バチカン放送が伝えた。 台湾訪問の招請は今月14日、バチカンを訪問した陳建仁副総統が法王に直接伝えた。これを受けてバチカン報道官は18日、「法王の訪問は検討されていない」と述べた。 バチカンは9月、中国と司教任命権をめぐって暫定合意を発表しており、台湾訪問を公式に否定したのは中国への配慮とみられる。 台湾にとってバチカンは、欧州で外交関係がある唯一の国。陳副総統による法王の招待は、バチカンの中国接近の動きを警戒し、外交関係の維持を確認する狙いがあった。 法王が国際政治に利用されるとは世も末だ。 文在寅はメルケル首相とも会談した。 聯合ニュース(同上) 文大統領がメルケル首相と首脳会談 朝鮮半島平和への支持確認 【ブリュッセル聯合ニュース】欧州を歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は19日(現地時間)、アジア欧州会議(ASEM)首脳会合のため訪れたベルギー・ブリュッセルでドイツのメルケル首相と首脳会談を行い、両国の協力促進や朝鮮半島の平和定着を巡り意見を交わした。 韓国青瓦台(大統領府)によると、文大統領は先月に北朝鮮・平壌で開いた南北首脳会談などで進展した南北関係や、朝鮮半島の非核化と恒久的な平和定着に向けた韓国政府の努力を説明した。 メルケル氏は、朝鮮半島情勢に前向きな変化をもたらした韓国政府の努力を高く評価するとともに、朝鮮半島で平和と繁栄の新時代を開こうとする韓国政府を変わらず支持すると強調した。(以下略) 文在寅はドイツまで出掛けて朝鮮半島の平和に韓国は貢献していると宣伝した。 南北統一は新しいアジアの緊張を招くということも知らずに。 メルケル首相も韓国政府を支持するとオベンチャラ。 ドイツにとっては遠い東アジアの危機など知ったこっちゃないということか。 文在寅が稚拙な外交を展開しているなか、韓国の議会では韓国パッシングの心配が議会で論じられている。 中央日報(同上) 「ポンペオ−河野の協議内容、把握できない」 韓国パッシング? 18日、国会外交統一委員会の駐日大使館関連の国政監査では、日本との情報共有の限界や韓日関係悪化に対する懸念の声が相次いであがった。 韓国野党「正しい未来党」の朴柱宣(パク・ジュソン)議員は、10月6日にマイク・ポンペオ米国務長官が4回目の訪朝に先立ち河野太郎外相と行った事前協議について質問した。 「2人が交わした協議内容を日本大使館は把握しているのか」という朴議員の質問に、李洙勲(イ・スフン)駐日大使は「詳しい内容は把握できずにいる」と答えた。 朴議員が「世界の目には韓米間ですれ違いが起こっているように見えていて、日米は歴代のどの政権よりも密着しているが、協議内容を把握するための努力をしなければならないのではないか。日本側からの知らせはないのか」と尋ねると、李大使は「現在としてはそのような状況だ」と答えた。 (以下略) 同盟国のアメリカを無視して勝手に北朝鮮への経済制裁を止めて金正恩に擦り寄っていく文在寅には日米ともに腹立たしい思いをしている。 金正恩は絶対に核兵器を放棄しない。 南北統一は朝鮮半島が核兵器を持つことになる。 米軍は韓国から撤退し、日本は核保有国の朝鮮半島と直接向かい合うことになる。 憲法改正と軍事力の強化は必至だ。 景気を悪化させることは必定の消費増税などしている場合だろうか。 *****************************************
日本は朝鮮半島統一の危機に備えよと |
全体表示
[ リスト ]